雲の上はいつも蒼空

本場の長崎ちゃんぽんには憧れがあった。
物産展などで購入して自分で作ったことはあったし、
どっかで食べたこともあって、
（北海道の伊達で、似ても似つかない中華ソバを
　長崎ちゃんぽんと称して出していた店もあって、
　それは、今でも我が家では語り草になっている）
　
大体こんなものというのは解っていたが、
本場モノはめちゃくちゃウマイぞ、と夫が言うので、
夢は膨らむ一方だった。

1日目、昼に着いたので、まず、宝来軒別館へ、
ちゃんぽんには、上と並があるそうで、
両方味わいたい私たちは、上（そぼろ）と、並を注文。
息子はチャーシュー麺を希望。

さすがにおいしい本場モノ。スープの味がなんともいえない。
キャベツと、もやしを中心にいろいろな野菜、
イカと豚肉とかまぼこからのだしの出た、コクのある白濁スープ。
上は、ジューシーな肉団子（これがそぼろと言うらしい）が一つと、
海老が数匹入っていた。
並はそれ以外殆んど同じで、おいしさにはかわりなし。

↑上です。夫が主に食べました。

↑並です。私が主に食べました。


夜は江山楼中華街本店へ、
長崎が4度目くらいの夫は、
初めてここのちゃんぽんや、春巻きや酢豚を食べた時、
(独身時代）
あまりのおいしさに仰天したのだそうだ。

ちゃんぽん、皿うどん、春巻き、酢豚を注文する。



↑江山楼のちゃんぽんです。あちらの皿は酢豚
一口食べかけて、しまった、写真！といって撮ったもの。

ちゃんぽんは、やっぱり強力においしい。
具は昼間と大体同じ。
しっかりしただしが、深いコクを引き出してる感じ。
どちらかというと、宝来軒よりこってりしてるかな？

そして、皿うどんもなかなか。
細いぱりぱり麺は食べたことあるので、
太い方の柔らか麺を頼んだ。


↑皿うどん...貴重な肉団子(やはり一個だけ）見えますか？
こちらも具は同じ感じだが、オイスター風味なのかな？
だしが利いていて、おいしかったです！好みだわ♪

春巻きは、割と普通においしい。
「...」こんな感じだっけ？と記憶を探る夫に、
「ウチの春巻きがおいしいから、かすんじゃった？」と言うと、
「そうかも...」と夫。
意図的に、刷り込んじゃったかな？

酢豚は甘酢あんかけって感じの味だった。かなり甘い。
ケチャップを入れる我が家の酢豚とは、
まるっきり違った味。参考になるな～。
やっぱり主婦は外の味も研究しなくっちゃね！

いやいや大満足でした。
沖縄そば同様、癖になる味です。毎日でも食べられそう。
野菜がたくさん摂れて栄養たっぷりって所もニクイ。
この2つは有名店ですが、もう一度食べたごくフツーの店でも、
かなりおいしかったです。ああ、また、食べたいなぁ...。