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テーマ:最近観た映画。(40093)
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オトナの映画を久し振りに見た!って感じ。 やっぱり映画館のワイドスクリーンはいいなぁ。 それも旅先で見てしまって得した気分。 昨年のアカデミー賞関連作品なので、説明は要らないと思うけれど、 違う時と場所に生きる女性3人 (ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ) の一日の意識の流れが、 ある共通性と常に危うい緊張感をはらみながら、交互に映し出される。 さまざまな色合いの縦糸と横糸が織り成すタペストリーのような印象。 最初はちょっと難解かなと思ったが、ディテールで気持を解ることが出来たので、 心に染み入る内容で魅力的な映画だった。 レズっ気ありげなのが難しい・・・いやそうでもないか。 一緒に見ていた夫はどう解釈したのかな。 ニコール・キッドマン演ずるところのヴァージニア・ウルフの入水シーン、 子供達には衝撃的だった様子。 映画のチラシを見ていたら二人とも、この人川に頭まで入っていったよね、 そして水の中できれいな黒い靴が脱げたんだよね・・・と言っていた。 うわぁ、くっきり印象に残ってるなぁ。 終わり近くの転落シーンも・・・子供に見せたくないものだとは思うが。 帰りに札幌の丸善で「ダロウェイ夫人」を買ってしまった。 何か描いていない部分が見たくなるので、 原作(マイケル・カニンガム著)も読んでみたいものだ、と思った。 それにしてもジュリアン・ムーアの特殊メイク凄かったなぁ。 本当に同じ人の老けた顔になっていた。皺もたるみもとっても自然。 映像でも加工しているのかな?そして、ちゃんとあとでもとの顔に戻ったかな? なんて余計な心配をしてしまった。なんでも鼻はつけたそうですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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