雲の上はいつも蒼空

しばらく韓国へ行って留守にしてました。

…というのはウソウソ。
ビデオで気持ちだけ、20時間だけ行って来ました。

母が12月の放送ですっかり「冬ソナ」にハマってしまい、
頼まれてヤフオクでDVDを探したり、
関連本を落札したりしていたんですが、
私自身はビデオもなかなか借りられず、
見ることが出来ませんでした。

そうした品々を受け取って喜ぶ母の潤んだ声を聞きつつ、
「そんなにハマれる恋愛ドラマ、私も観たい～～」
…と思っていた時期が長かった。

それが先週、ビデオやさんの半額デーに、
いつも借りられていた、vol.１～４が在ったのです。
早速借りて来て、子供が寝静まった夜中に観て、
返しに行った今週の火曜日(もちろん半額デー！)、
今度はvol.７～10が在って、カウンターに持って行くと、
「vol.５も帰って来ていますよ」とのこと。

思わず赤面しちゃいましたが、結局は、
計５本を借りて来て、ようやく今晩観終わりました！

面白かったです。
映像がものすごくきめ細かく表情を追っているので、
感情移入がしやすいんですね。

感情移入するために作られたドラマと言った方がいいかな？
逆にそれが出来なければつまらないかも知れない。

観始めると、終わりまでついつい目が離せなくなります。
一話がびっちり一時間あって長いんですが、
画面を見つめたまんま、二話きっちりと見てしまいます。

こんなに長い間ビデオを見るなんて初めてじゃないかしら？

コテコテのラブストーリーだし、
矛盾点やツッコミどころ満載なんだけど、
それを脇に置いといて見せちゃう力があります。

まっすぐに人を思う気持ちや、気遣う優しい気持ちが、
心の中に入って来て、観終わると子供や夫がいとおしくなります。
(ウチの息子サンヒョク似です）

前に冬ソナ関連で日記を書いた時、
「是非ご主人と一緒に観て下さい、優しくなりますよ」
…とアドバイスを下さった方がいたのですが、
きっとそうだと思う。今回は一人で観ちゃったけど、
次は夫と観たいな。

ご夫婦でハマったという友人がいるんですが、
ご主人しばらくマフラーをミニョン巻きにしていたそうな。

19話のどんでん返し（血縁関係の話）の時には、
「しげみ！良かった！良かったね！」
「たかひろさん！ホントに良かった！」
と涙ながらに抱き合ったそうな。（ともに仮名です）

お二人の顔を知ってる私はこうして思い出しながら、
思わず笑いをかみ殺してるんですが、素敵なご夫婦ですよね。

さてさて、見終わった後はとてもさっぱりした感じです。

グッズを集めたり、冬ソナツアーに行きたいと思うほど、
ハマりませんでしたが、
エネルギッシュな韓国の魅力に惹かれました。

ビデオで観られないとあきらめていたころに落札した、
海外版ノーカットのDVDがそろそろ来るはずなので、
それで韓国語のお勉強でもしてみようかな。

そういえば、萩原聖人の吹き替えは、
私好きじゃありませんでした。

モトの声がすごくいいと聞いているので、
それも楽しみです。
いくらか声フェチの私はそれでハマるかも？

4月にはNHK総合で再放送があるらしいので、
それでまた、ブレイクするかも知れません。

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/sonata/index.html
↑NHKの海外ドラマサイト。けっこう詳しくなってます。
ジュンサンとチュンサンの呼び方の違いの謎も解けました。

まだの方は是非、一見の価値はありますよ！