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映画にもなった某ストーリーですね。
えー、味がかなり薄いです。 主人公自体、「戦争」を知らない世代であり、私ももちろんですけども、なんというか、「あきらめ世代」というか「しらけ世代」みたいな感じで、淡々と状況が進むにまかせていって、能動的になったのは香西さんのことくらい? 香西さんは全て知っていると思うけれど、物語の中では何も明らかになっていません。 ただ、主人公がある「任務」の中で、人の死ぬ場面にニアミスするくらいで。 戦争に関わっているらしい「主任」は任務を行っているみたいな雰囲気だったのに、普通に出勤してるし? いまの日本人による戦争感を痛烈に皮肉っているのか、上が決めたことであれば、お役所は人死にすらも「戦争」の建前で、書類さえあればどうにかしてしまえるということを、遠まわしに伝えているのか…。 どっちかかどっちも、かな? 香西さんは仕事に関してはとてもかっこいい女性でして、主人公がみとれるのもわけないなーと、そういうことも思っていました。 そもそも、「戦争」のイメージとかけ離れすぎているこの物語は、正直わけが分からずそのまま終わってしまったような印象でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.16 20:35:11
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