父
5月26日土曜日(晴れ)PM13:55父がなくなった。いつもと同じ時間をすごしているはずなのにいつもと変わらぬ自分の部屋なのに一人はよくある事なのになぜだか必要以上に寂しさがこみ上げるあって当たり前のもの(命)居て当たり前の人(愛すべき人)なくなるはずのないと思っていたものが突然消えてしまった時間ひどい後悔ものすごい強さで自分を責めるどうしてあの時自分はもっとやさしくなれなかったのだろう?どうしてもっと沢山そばに居てあげなかったのだろう?どうしてもっと沢山お話をしなかったのだろう?「今日は面倒だから行きたくないな」って思ったことが今は自分をひどく責めるでも今はもう戻せない取り戻せない過去あの日病院で一緒にコーヒーを飲みながら相撲を見て他愛のない会話をした「じゃ帰るね、またね」「うん」「ばいばい」って手を振ったらいつもどおり振り替えしてくれなかった。何か言いたげで・・・でも私は帰った。数日後様態が急変そして父は風となった。最後の夜一緒に過ごした。会話はできないけど、じっと目で見つめる父の顔今でも焼きついてる何か言いたげで もどかしさだけが時間を刻み翌朝晴天28度「パパ今日は晴れで28度になるんだって」私「うん」父「まぶしくない?」看護師さん「大丈夫」父これが最後の父の声。あの時もっとあの時もっと後悔ばかりこみ上げて悔しさと悲しみが入り混じって今ほど時間を戻したいと強く思ったことはなかった。でも今を生きよう母もいる兄もいる姉もいるそして父も心の中で、記憶の中でいつも一緒なのかな