東京アパッチＷＡＶＥ！！

昨日バスケ馬鹿的大ニュースが流れバスケ馬鹿の人たちはてんやわんやです。

バスケ馬鹿以外の人はまったくてんやわんやではありませんのでご安心を。


田臥選手が所属してるＪＢＬの栃木ブレックスが、
リーグ戦１０戦目で加藤監督を更迭しました。


東京新聞の記事。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20081112/CK2008111202000115.html

理由は「加藤監督の体制ではこれ以上チームの成長が困難」「選手とのコミュニケーションがとれず信頼関係が作れない」からだそうです。

ｂｊリーグでは、大分ヒートデビルズの１年目に、元ＮＢＡ選手のジョワン・オールドハムＨＣをシーズン途中で更迭した例がありますが、それにしても早いですね。

ニュースでは「内紛」とか「大人の事情」とか、マイナスイメージをあおる言葉がチラホラと見えますが、普通に「ある」話でしょこれ。だってプロって大人の世界だもの。

高校バスケ界ではこれ以上ない実績を持つ加藤監督ですが、プロでの経験は皆無ですから、色々な壁にぶち当たるのは当然。選手とのコミュニケーションを含め結果が出るまでは時間がかかります。しかしやはりプロですから、フロントやスポンサーからの要求に応えられなければ更迭もありうるってワケです。

ただ、ブレックスはとにかくファンへの説明は十分にしなければダメですよね。
ファンあってのチームですからね。そこは絶対に間違っちゃならん。

ま、ちょっとムカつくのは球団代表が「現体制では～」という他人事チックなコメントをして謝罪の一つもないことで、加藤ＨＣの不足分をフォローすることもできない体制を作ったのはお前やんけ、ってことですが。


大分ＨＤの例では、オールドハムＨＣ更迭後、ＡＣだった桶谷さん(現琉球ＨＣ)がＨＣ代行として見事にチーム建て直し、２年目には正式にＨＣに就任してプレーオフに出場しています。桶谷さんは留学して指導者になるための勉強をずっとしていて、海外のチームでＡＣ(アシスタントコーチ)経験を積んでいました。そういう事もあるのです。

現状では有名ではないけど、よい「プロの」指導者になるべく努力している人は結構いるので、きっとブレックスにも良い監督が見つかるでしょう。

だから、ファンの皆さんは「こんなこと」でチームを見限るとか、そんな勿体無いことは言わないで欲しいです。運営も含めて最初から１００点のチームなんてありえません。
せっかく出来た地元のプロチームですから、皆で育てていきましょう。発足２年目でＪＢＬ１年目の赤ちゃんチームです。

だって地域密着チームってのは、地域で育てるものでしょう？



ところで、


東京に紫色のチームがあって、平均身長が低いけど運動能力と個人能力が高い選手が割合沢山いるところなんですが、現在ＡＣがいないのでマッチョのトレーナーが青息吐息でＡＣ的な役割までやっていて、すごく大変なんですけど。。


加藤さん、ＡＣからはじめてみませんか？


給料超安いけど。



≪追記≫


上の話をＵＰしたら、直後に栃木ブレックスのＨＰに丁寧な説明が出ているのを発見したので、リンクします。

http://www.tochigibrex.com/news/message_081111.html


チームとしてベストの姿を求めた結果。いい加減な姿勢でやってるワケではない、
という気持ちが伝わって来るよい説明だと思います。

某紫チームでは、考えられないほど丁寧な敬意説明です(汗

ブレックスファンの皆さん、初年度からのサポーターの方も、今期、田臥選手を見に行って、バスケの楽しさにやられた～！という皆さんも。

シーズンはまだまだこれからですから！！楽しんでいきまっしょい！！