★藤田田一族が外資に株を売却★
日本マクドナルドの創業者一族で現在まで大株主だった故藤田田氏の家族が日本やアジアに拠点を置く独立系投資会社、ロングリーチグループに27日、日本マクドナルドホールディングス(HD)の発行済み株式総数の24.98%を売却して、同社は第2位株主になったと発表しました。これにって創業者一族と日本マクドナルドHDとの資本関係はなくなったとみられています。 ロングリーチグループによると、藤田氏の死後、一族は経営に積極的にかかわっていなかったことから売却を希望していたという話で取得金額は非公表ではありますが、日本マクドナルドHDの27日の終値(2255円)で計算すると約750億円にのぼるそうです。以前から創業者色を払拭すべく、藤田商会とのコンサルタント契約などの結びつきを見直してきた背景から日本マクドナルドでは今回の買収を歓迎すべき動きであると発表しているようですね。日本マクドナルドは1971年に「勝てば官軍」で有名な藤田田氏が創業し同年7月にマクドナルド日本第1号店を銀座三越1階にオープン(銀座店)しました。当時はハンバーガー80円、ビッグマック200円という価格でした。1971年にはたった5店舗、売上高2億円だったのが・・・1972年 19店舗 15億円1973年 39店舗 37億円1974年 59店舗 67億円1975年 79店舗 103億円1976年 105店舗 151億円と出店を加速し、70年代には年間およそ20店舗程度の出店スピードだったものが80年代に入ると年間50店舗ペースに加速して、90年代に入ると年間100店舗ペースの出店になってきます。そして95年以降の出店ピーク時には年間400から600店舗ペースになってきて、昨年実績では店舗数3774店舗、売上高3959億円という巨艦になりました。数年前の低価格路線失敗から現在も価格迷走の迷路から抜け出せず、試行錯誤を繰り返している状態であることは昨今のマスコミ報道でも広く知られるところだと思います。しかしながら藤田氏が健在だった頃は、マクドナルドの売上の5%が自動的にコンサル料と称して支払われたり、現在のコーポレートガバナンスから考えると非常に微妙な企業統治をされてきた企業と考えられると思います。株式を上場したあたりから近世代的なコーポレートガバナンスに配慮した形に変わり始めてきました。そして今回実質上創業者一族とは全く切り離した経営になっていくと言うことです。マクドナルドの販売記録もすごいものがあります。一日売り上げ記録(一店舗)1,592万円1991(平成3)年11月3日幕張テクノガーデン店 一日売り上げ記録(全店舗)20億8,700万円2000(平成12)年11月19日 月間売り上げ記録(全店舗)419億3,000万円2001(平成13)年3月 これが個人商店のような企業の実力だったと言うのはすごいものですね。逆にこれだけの巨艦を藤田田氏がコントロールしていたこと自体が並外れた経営者としての器を実感しますね。今後は市場の一企業として企業情報公開なども含めて新たなコーポレートガバナンスをしていくことになるこの飲食店の巨艦の行く末を見守りたいと思います。でも創業からのマクドナルドの数字を見ていると、やはりベンチャースピリッツの血が騒ぎますね(爆)私は企業規模だけにこだわる性質ではないのですが、藤田田氏の功績には憧れと尊敬の念を持って生きて生きたいと思います。皆さんはどう思われますか?PS 実は前述の「藤田商店」の様な会社の存在を東証一部上場のフランチャイズの飲食店チェーンで私は知っています・・・むふふその名も「バード○ェザー」皆さんどこの会社かお分かりですか???