アピログ(ジムニーから食べ物までアピオ社長のつれづれブログ)

2008/01/23(水)19:16

一本の音楽

アピオ河野社長のコラム(222)

昨日のパリダカCMももう生きている間に2度と観ることは ないだろうなあと思っていたのにまさかの思いでしたが 昔のCMで懐かしいのを見つけました。 私が16才。高校生1年生。昭和58年1983年頃のCM↓です。 一本の音楽 マクセルXL1というバイクのような名前のカセットテープの CMですが、このCMから受ける広大なイメージが大好きでした。 1983年といえば当時の500CC世界チャンプはスペンサーとケニーロバーツの 激闘の末、最終戦はケニーが優勝しながらも年間チャンプは スペンサーが勝ち取ったというバイクブーム真っ盛りの時代でした。 バイクではヤマハRZを追撃するカタチでVT250そしてスズキからはγなど 次々とセンセーショナルなモデルが登場していた記憶。 そんなバイク三昧な日々のある日このCMが流れてきたのを今でも覚えています。 さっそくレコードでこの曲・村田和人さんのアルバムを買ってその後 10年以上もこの村田さんの大ファンでした。 パイオニアカロッツェリアのCMソングなどでもこの村田さんが歌を歌っていましたが 最近ではこの名前を見かけることも少なくなり悲しい限りです。 村田さんは確か山下達郎にその歌声を絶賛されてバックコーラスなどをしていたようですが 今はどこでなにをしているのでしょうか? この頃創刊になったバイク雑誌のサイクルワールド誌は表紙のデザインが抜群で、 特に創刊号のファッション誌のようなモノクロ調で笑顔の片山敬済氏の 表紙は当時のバイク専門誌としては、大変衝撃的で今でも私は手元に大切に保管してあります。 当時そのサイクルワールド誌の記事によればこのCMでのモデルは都市探検家の 松山猛さん(グラフィックデザイナー、作家、作詞家、雑誌編集者「帰ってきたヨッパライ」などの作詞で有名。) 帰ってきたヨッパライというのは、おらは死んじまっただ~♪ですね。 バイク乗りとして気になる単車は、ベロセットと書いてあった記憶があります。 テレビCMというのは今も昔もメーカーが 大金をかけて作り込んでいるので中には実に印象的なものがありますね。 私はこの高校生以降、急激にますますバイク好きになり やがてオフロードバイクから4駆好きに移行したわけですが、 その過程においてこのCMはかなり影響があったような気がします。

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