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2012.11.13
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地球上には19世紀後半のへディンの時代のような
未開の地への探検、冒険旅行は残っていないのかもしれません。

さらにITの普及で、すでにどんな奥地へも行った気がするほど
バーチャル体験ができます。

以前スズキの副代理店大会会場でライヴで聴く
石川さゆりさんの天城越えを聴いた時に
後ろにひっくりかえりそうなほど驚きました。

2010年ラリーモンゴリアでのゴビ砂漠の
広さや夜空の天の河にもその大きさに驚きました。
どんなにテレビが大きくなってもこの大迫力はありえません。
何億インチの画面でしょうか?

とはいえ、そもそもその世界の辺境の地へ憧れたのは
NHKのシルクロードだったり
オハヨーセブンオーオーあるいは、
なるほどザ・ワールドだったりしたわけです。

最近ではそんな時間とお金のかかったテレビ番組も姿を消し、
番組製作も内容も手軽なコンビニエンスな作りになり
やがてテレビはあまりみなくなりました。

オートバイや車雑誌も1980年代は空前のブームとも重なり
バイク雑誌も北海道だけでなく海外の取材も多く
その一枚一枚は憧れの地平線でした。

1990年代も前半は空前の四駆ブームで
時にはアラスカの大地。アウトバックの夕景など
誌面作りも気合いが入っていました。

パリダカールラリーを疾走する砂漠のレーシングカーとしての
四駆の魅力もたまりませんが、一方で初期のパリダカに
あったような冒険旅行の延長のような雰囲気。

あるいは、奥地へ探検隊として進む
テレビクルーの信頼できる相棒としての四輪駆動車の魅力も
また当時の私を四駆に惹きつけた魅力のひとつです。

いまだにカイエンよりはランドローバーやゲレンデバーゲンの
方が個人的にはカッコイイよな。
と思うのはそんな道具感あふれるクルマだからです。

ジムニーはそんな時代からの流れを残す日本の四輪駆動車。
そのジムニーでタクラマカンの旅へ出かけてきます。

一緒にいくメンバーはパリダカはじめ世界の辺境地が大好きな
人ばかり。弊社の尾上はチョモランマにひきつづきプライベート参加で
ウラルサイドカー。

私はジムニーのステアリングを握ります。
そして上記憧れたブラウン管(←そろそろ死語?)を通じて知った
パリダカをはじめなるほどザ・ワールド号のドライバーをはじめ
それらの憧れたテレビ番組のディレクターでもあった石原さんも参加します。

当時のテレビほどの影響力あるマスメディアはもうすでに存在しませんが
映像や画像をみて、じゃあ次は実際にジムニーで行ってみよう!とか
思う人が出てくると楽しいですね。

ということでしばらくの間タクラマカンに行ってきます。

ムッホの軌跡



↑画像は2010年ゴビ砂漠のオアシスゾーモットの深夜。
エントラント捜索に走り出したスーホの白い馬ならぬムッホの白いクルマ。







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Last updated  2012.11.13 11:07:08
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