A Day In My Life

2016/02/13(土)16:46

ヤル気スイッチが急速に減る

某スーパーで食品の買い物をして(サービス業務) Aさん宅での訪問介護 エレベーターに乗り〇階を押して扉を閉じようとしたその時 すごい勢いで飛び込んできたのは ケアマネ(うちの会社には常勤ケアマネいず、Aさん担当の人) どこのおばはん!? ここのマンションは週2回通っているけれど こんな人いままでいなかったわーと驚いて 内心、あんぐりでしたわ。 ケアマネ「あー、リハパンの薄いのもってきたのよねー」 会社からは Aさんが前日から、どうも調子が悪く寝室床に排便、ベッドに排尿 便の上で寝ていたという よく食べる方なのに食欲もない・・・という状況だったらしい。 そんな話を聞いていたので 今日も大変かと 心して向ったのです 扉を開けると(鍵をマンション某所に預かってもらいそこから借りて入室する) リビングで倒れていたAさん 意識はある けれどどうみても普通ではない ここで驚いたのがケアマネの言動 「Aさーん、どうしたのぉ? 大丈夫?便はどうかな~?」とリハパンを覗いて 「あー(便)してるねー、起きれる~~~~?」と無理に引っ張る は? へ? マジ? 私「〇(ケアマネ)さん!頭などは安易に動かさないほうがいいかと!大丈夫とは思いますが   脳でしたら・・・   あと、お下はあとで出来ますから   いまは私の見解ですが独居ですし   救急車を呼ぶ範囲かと思います!」 窓側に向いてAさんが倒れているので、のぞきこめば顔はみることができる ケアマネ ほぼ見てない 顔は右目が開いていない、顔色は普通、嘔吐なし、反応あり。 安心材料はあるけれど やはり医師に診てもらわないとわからない範囲だと思う。 私は額、手、足を触り体温を簡易で測る あっても微熱 食べ物(お弁当が)床にまきちらかっていたので 人が通るところだけは さっさと片づけて拭き掃除をした(救急隊がきたら邪魔なので) Aさんの靴下に食べ物がいっぱい付着しているので 靴下だけは履き替えをしてあげた そして救急車がきたら 着替えが必要かもしれないので ディのバッグを隠し場所から出す(Aさんはなんでも片づけてしまうので) その間 ケアマネは自分の所属事業所に電話→娘さんに電話(連絡つかず)→Aさんのかかりつけ医の先生に電話→医師からは認知症もあるので救急車を呼び救急救命士の指示に従うよう言われる Aさんが見えない場所でずっと話している 私への的確な指示がないのでケアマネに尋ねると (かけてくれる様子もないし。あーとかえーとか言ってるので) 私の会社へは自分から 救急搬送になるであろうことを連絡する 倒れたときにはずれた入れ歯を ケアマネ ティッシュペーパーに包み 薄い小さなビニール袋に入れ リハパンが何枚か入ってるスーパーの袋に入れこむ 「これでいいわよね?」と私に聞いてくる 私「ER(救急救命室)に運ばれたなら   ゴミかと思って処分される可能性高いから   袋に入れるなら剥き出しのままのほうが現場でもわかると思いますよ」 ガサゴソ ケアマネ「これでいいかしら?」 って子供じゃないんだから いちいち聞いてこんでも・・・ お願いだから自分でやっていただきたい 救急車がきてもちんぷんかんぷんな対応 どーでもいいこと話し出す ケアマネ「今日はヘルパーさんと一緒にくることになっていましてー」 って そんな約束してないよ! 一時が万事こんな感じなので 救急隊の方も 私にあれこれ聞いてくるが 個人情報(家族の連絡先等)は私の口から言えないので 住所だけは 郵便物をしまってあるところから 1通出して これでいいですか?と教えてあげたよ 救急隊「どちらか救急車に乗ってもらいたいのですが?」 私「そうしたいのですが、会社の規定で同乗できないことになっています」 ケアマネ「わたしも禁止されていて・・・・」(マジか?ほんとか?) 早く搬送してほしいからー。 雑巾使うときもバスタオル探す時も 洗面所で 各所、電話したり 書類広げて ほんとケアマネ邪魔なんだよー 他にたくさん スペースあるのにー。 戸締り ガス 電気ほか安全確認して 買い物立替分のお金をもらいレシートをはりつけて 鍵をかけて 指定場所に置く 外にでると まだ 救急車が停まっている 救急車の同行者もいない 家族に連絡がつかない 本人に認知症があり、適宜、応対ができない 搬送先が決まらないようで Aさんが部屋から救急車に運ばれて10分以上 時間が経つ・・・ 会社に状況を話すと 会社「救急車をノックしてケアマネに先に帰るといって、早急に帰って!    (今日のお給料)でないかもしれないから、もう帰っていいから」 ケアマネにもびっくりだけれど これが訪問介護なの? 救急車が出るところまでが仕事じゃないの? 1人の救急隊の方が 中から出てきて 「今、(ケアマネ)出てきますからねー」と。 ケアマネ「〇〇病院にいくことが決まりました」 それから帰路に向いましたが いろんな憤りとか 納得いかない感とか 不信感とか こみ上げてきた。 泣きたい気持。 訪問介護のクオリティの低さが取り上げられたりする 講習会のケーススタディとか よいことばかりいうけど 現場はどう? 介護保険法・介護保険制度の中身はどう? ちゃんとしている会社(事業所)もたくさんあると思う でも、私が登録している会社 ケアマネ ケアマネがいる管轄(〇〇法人) 命をどう思っているの? 介護保険が始まったころのケアマネは 医療関係従事者 看護師が多くをしめていたの 医療知識、医療行為ができるような前提または それに等しい 臨機応変な行動・支持が出来るイメージがあるから 実際は、わけのわからない 言動を目の当たりにして 健康でいれる人が 命が助かるであろう人が、 見逃しということで 最悪のケースにいたることもあるのだろうなとゾッとした。 医療的フォローができなくても(制約もあるし) いいんだけど Aさんがものすごい不安と戦って 倒れているのに・・・ 「起き上がれる?」と「便してるのね」 言葉かけ それだけ・・・。 悲しくて仕方ない 時間がないから(救急車が出るまでやること、たくさんだから) あまり傍にいてあげれなかったけど 意識して少し声かけした Aさん「病院いかない」と怯えた目してたから 腕に手をあてて 「大丈夫、こわくないから大丈夫。検査して悪いところないか診てもらおう!」 利用者さんには敬語を使うべきなのですが Aさん 私のことを学生時代の上級生と時々思うみたいで(笑)敬語より お友達言葉が心地よいらしい。 笑顔も増えて、たくさんお話をしてくれるので フレンドリーにお話をしていました。 後日 会社からの連絡で インフルエンザがまずみつかって 検査は順次だそう 体に触った感覚では 高熱ではなかったけど 微熱なだけに? ジワジワと具合が悪かったのかな?と思っています かわいそうに。辛かっただろうに。 コップにお水をいれないと飲まないから 脱水症状かな・・・ そして 入院してから 先月の認定が下り 要介護度が上がったらしい 独居は無理ということで娘さんが 施設で暮らすことを選択されたようです ディのバッグ、かわいいの欲しいとずっと言っていた 私と食べ物の好みがものすごく似ていて 作っても 買って言っても 本当に美味しいと笑顔になって また食べたいとリクエストしてくれる 入れ歯を最近は外してどこかへ しまってしまい 食事時に困るので ひとつ約束をした 「Aさんの大好きな、おしるこ・・・今日は時間がなくて作れなかったけど  (ここ3~4月ほど、洗濯物が増えてしまい、更衣介助にも時間がかかるため)  来週はなんとか作りますねー  入れ歯がないと、食べれないよー」というと その時から 入れ歯外さなくなった(笑) この仕事をしていると お別れが言えないこと そういうところは流れ作業なんだと思う 要介護が上がった これからなら 本当はもう少し 会話もできたはず そんなこんなで やる気スイッチがガックリ落ちています 賃金は本来90分のお仕事ですが 50分いただけるそうです たぶん会社的にはゼロにしたいんだろうけど (本来のサービス業務と違う内容だと払えない規定らしい) サービス責任者が かけあってくれたのだろうな。 Aさんが倒れた日 臨機応変にできてるようだけど反省点もある。 帰路は心臓がドキドキして 私が救命したわけでもないのに 大事件が起きたかのように 疲れてしまった。 後味の悪さも今も残しながら。 キレイごとで出来る仕事じゃないのは わかっているけれど 許された範囲で 細やかに丁寧にできるのは 訪問介護が一番近しいのかなと 思ってて。 この仕事やってます。 ここ最近、利用者さんの 入院等続き お仕事ない=収入ぜんぜんない 家計に足しているので 困る・・・。 そろそろ ディやグループホームでの介護も視野に入れないといかんか・・・ 正直、腰が重いがそうもいってられない状況 介護とは・・・病人や高齢者を介抱し世話をすることと国語辞典には出ていますが 介護の護は「まもる」ということで 私個人は、お世話をしてると言うより できないところ、不便なところを 護るお手伝いをすると思ってる

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