【正しい判決】光市母子殺害事件
山口県光市の母子殺害事件で、殺人や強,姦致死などの罪に問われ、最高裁が無期懲役の2審・広島高裁判決を破棄した元会社員の男性被告(27)=事件当時(18)=の差し戻し控訴審判決公判で、広島高裁の楢崎康英裁判長は無期懲役(求刑・死刑)とした1審・山口地裁判決を破棄、被告に死刑を言い渡した。4月22日12時3分配信 産経新聞9年の歳月…正しい判決=本村さん、高裁判断に「心から感謝」-光市母子殺害 「正しい判決に心から感謝している」。山口県光市の母子殺害事件で、元少年(27)に死刑を言い渡した差し戻し控訴審判決後、遺族の会社員本村洋さん(32)が22日午後、広島市内で記者会見し、「これまで9年の歳月がかかったが、遺族の求めた判決が下った」と語った。 本村さんは、報道陣から一斉にフラッシュがたかれる中、無言で会見場に着席した。目をつぶり、じっと約10秒うつむいた後、まっすぐに前を見据えた。 傍聴席で聞いた判決文について「高裁の見解はまっとうで、正しい判決と思う」と評価。「一つのけじめが付いたのは間違いない」とし、できるだけ早く妻子の墓前に報告すると話した。弥生さんの母親には裁判所の控室で「長くかかりご苦労を掛けました」と言葉を掛けたという。 元少年に対しては「胸を張って死刑を受け入れて。罪を認め、残りの人生を送ってほしい」。今まで、開封しなかった元少年の手紙は、判決確定後に「読む準備はある」と語った。4月22日13時10分配信 時事通信ようやく、判決が言い渡されました。遺族の方にとって、どれだけ苦痛で長い日々だったのだろうと思います。この判決に文句なしです。ただ、本村さんや遺族のかたがこれで傷が癒えるということはなくこれが節目であって、これからも長い人生、この少年を忘れることなく生きていくのではないかと思います。それでも、この判決が出たことによって殺人がどれだけ罪深いものかということを認識させたと思ってます。「正義」は勝つのだ!