あずみの遊印~リンゴの小枝のはんこ屋2代目の悪戦苦闘

2007/02/28(水)23:50

わが青春の大阪

ぎりぎりまで会社で仕事をし、松本駅で14時46分の特急しなのに乗る。18時前に新大阪に着く。相澤企画の仲野さんから電話があり、あなたが最後ですと言われる。18時40分には守口京阪につき20時ぎりぎりでセッティングが終わる。帰る時に催事の担当者の方からいくらぐらい売るつもりですかと聞かれ、何も考えていなかったので困る。本当は、売ることを考えるのはあなたたち商人でしょう、そう言いたい。私の印影に力があれば売れるだろうし、そうでなければ売れないであろう。それが職人の考え方だ。良い印を彫るだけ。日本一の遊印が彫りたい。  宿泊場所の梅田に来て東通りを歩く、1月に来たばかりの大阪なのでもうすっかり馴染んでいる気がする。33歳と34歳のとき2年間だけ大阪で、堂島で、働いていた。合唱団に入り歌もうたっていた。あの2年間がなければ今の自分は無い。私は大阪が大好きだ。赤裸々で正直な大阪人が大好きだ。

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