あずみの遊印～リンゴの小枝のはんこ屋2代目の悪戦苦闘

安曇野の「日本で一番最初のりんごのはんこ」ブログ各種！

いつも「りんごの小枝のはんこや2代目の悪戦苦闘をご覧になっていただきありがとうございます」職人である落款屋は下記の2つのブログに掲載中「はんこブログ」「安曇野ライフ」ショップの店長のブログもどうぞ[あづみ野遊印　shop のＴＥＮＹＡＷＡＮＹＡ]あづみ野遊印ショップのサイトりんごの木のはんこ、りんごの木の手作り工芸品が購入できますまた是非！安曇野にお越しの際は「安曇野の大王わさび農場」内大王ゆめホール内のあづみ野遊印ショップにお越しください

体験

今日ストラップ体験に挑戦してくれた男の子です小学三年生　ストラップには自分の名前とお母さんとお父さんの名前を入れました体験の詳細は　あづみ野遊印のサイトへhttp://www.yuuin.com

ＧＷ　体験その4

小学３年生の女の子しっかりしてました！お父さん、お母さんもたじたじ自分の意見をもって自分の箸を作り上げましたよ

ＧＷ　体験その3

本当は毎日体験をしてくださった方をその日のうちにアップしようと思ってましたが帰ってくるとくたくたで・・・ＧＷシリーズでアップさせてもらってます名古屋から　２人で来てくださいました２人ともカンナにすぐ慣れてあざやかなカンナさばきに驚きました！！マイ箸体験は大王わさび農場　ゆめホール内あづみ野遊印でやってます詳細は　ＨＰへ　http://www.yuuin.com

今日は体験　日和

こんにちは　店長のすみえです落款屋の女房ですブログのタイトルが今日からはんこ屋の女房の悪戦苦闘に変わりました今日は体験日和でした愛犬JAMにストラップを作ってくれました仕事？で４人の方が長野から来てくださいました

焼きペンストラップ体験

八王子から安曇野大王わさび農場に来てくださった・・・さくらちゃんが焼きペンストラップ体験に挑戦してくれました星型に名前と音譜♪　裏には安曇野の文字と今日の日付を入れましたかわいく出来上がりましたね！ありがとうございました

銀行印

銀行印として作りました

けやき看板

東京都内にある高校から卒業制作を依頼されましたケヤキの一枚板に「人間の尊厳を大切にする」左端に卒業生一同と....デザインした文字をいれ手彫りしました文字を浮き彫りにするため文字の回りをすべて刃物で落として作ります。ものすごい時間のかかる仕事でした。校舎の正面玄関に飾ってあるそうです。

焼きペン・名入れ体験　ｂｙ大王わさび農場

先日より安曇野の大王わさび農場の「あづみ野遊印ショップ」にて焼きペン・名入れ体験やってます1.様々な形の生地を選びます（ヒノキ　リンゴ　サクラ　エンジュなど　形もハートや星型イロイロあります）2.紐を選びます3.ウッドビーズ、アクリルビーズなどのパーツ1個選びます4.素材を組み合わせストラップを作り木に名前や模様、好きな言葉入れます5.出来上がり大王わさび農場にて体験受付中

マイ箸作り体験　ｂｙ大王わさび農場

　安曇野の大王わさび農場の内　「あづみ野遊印ショップ」にてマイ箸作り体験をやっています今日はその作り方を少し紹介します1.自分の長さを決め2.カンナ台に角材をのせます3.角材をカンナで削ります4.紙やすりで仕上げます5.出来上がり大人も楽しめる体験！と好評で社員旅行で来ていただいています

一文字絵手紙印

絵手紙印2012/12/19 >

はんこ

大黒様の印材に彫りました 2012/12/18 >

年賀状に

2012/12/10 >:

落款印

篆書体で作りました 柘の木の落款印 「翠柳」 2012/12/9 >:

大王わさび農場

大王わさび農場内にある「あづみ野遊印のショップ」には「はんこ」ばかりでなく安曇野の素材で手作りのものをおいているなかなか手間がかかって大変なんですが・・・

白印

2012/11/27 >:

銀行印

篆書体で作りました。 2012/11/26 >:

銀行印

港町に住む・・けんさんのはんこです 銀行印としてご注文いただいたので画像を半分にしました 2012/11/25 >:

マイ箸作り体験ｂｙ大王わさび農場

マイ箸作り体験！本年7月20日の夏休みより大王わさび農場　ゆめホール内のあづみ野遊印ショップ内にて　マイ箸作り体験を行っています。夏休み中は毎日5～10人の体験におわれ職人も食事をする時間もないほど・・・でしたが。今は土日に予約が入ります。先日は芳川小学校5年生がマイ箸作り体験に挑戦してくれました！皆真剣に集中して頑張ってましたよぉ2012/11/24 >:

ヤマメファーム

2012/11/23 >:

芳川小学校5年生マイ箸作り体験に挑戦！！

芳川小学校5年生！マイ箸作り体験に挑戦！！ 本日芳川小学校の5年生がマイ箸作りの体験に来てくれました 職人に話を聞き・・ いざカンナで箸を削りだすことに・・ 初めてカンナを使う子供たちにとっては・・ どう持っていいのやら・・もわからず どうなることかと思いましたが 始まったら子供たちの集中力にびっくり！ 真剣そのもの・・・早い子で35分くらいで削って出来上がってしまいました 名前を入れるサービスをしてあげられなかったので 当日作ったお箸をもって、お店にきてくださった方には名前を お入れします。 2012/11/16 >:

22日の日記

途中一つでもミスできない。

8日の日記

2011/6/29

「飄生」様の印

11日の日記

5日の日記

9日の日記

7日の日記

17日の日記

12日の日記

3日の日記

29日の日記

12日の日記

11日の日記

1日の日記

14日の日記

15日の日記

10日の日記

9日の日記

翔桃庵

ニッポン放送ヤンピースを聞きながら彫る

イラスト印がなんとかできるのは、水口さんのおかげだなあ。２時間番組のヤンピースが始まったと同時に彫り始め、番組が終わったのにまだ彫り終わっていなかった。遅！

安曇野の春

　３月１日から大王わさび農場のお店がオープンしている。２月の末に所沢で調子を落として、１日に１本で出来るか出来ないかというような状態で、お客様にはご迷惑のかけ通しなのだが、ここ数日暖かくなってきたのこともあり、少し調子が良くなってきた。　「そば処大王」でお昼を食べる時に料理長が気を利かせて、この季節しか食べられないわさびの花の天ぷらをそえてくれる。これが実に美味しくて、そういったことも自分のエネルギーになっている気がする。　しかし、ハンコというものは、文字というものはなんと奥の深い難しいものだろうか。今のところ文字のことで精いっぱいというか夢中であり、イラスト印なんかにはあまり興味が湧かない。

苦闘

　毎日毎日、呼吸が苦しく感じられるようなプレッシャーの中での仕事だ。まあ、長野に来てこの仕事を始めた時からずっとそうだったのだが、そんな感じは年ごとに大きくなっている。　完璧な仕事をしようと思ったら一日に彫れるのはほんとに数本なのだ。そんなに簡単にハンコができるなら、印章業の機械化だっって今のように進んでいなかっただろう。手彫りが大変だから機械化したんじゃないか。なのにすぐ出来上がることを期待する人が多すぎるのだ。　　大王わさび農場から北アルプスを眺めては、動じない山のようでありたいと願う。

下書きが半日でおわればいいほうだ

昨日の話。夕方からたった２文字の印の下書きを始めてなかなか納得いく字が書けず、何かヒントになるものはないかと思い近所の書店に行ったら、石飛博光先生の「ステップアップ現代書道」というのがあったので、買ってしばらく眺めて目を洗わせていただいた。その後夜中まで何度も書いて、完璧とは言えないが、これならばなんとかというレベルまできた。ここで午前１時。今日の朝から彫り始めて昼までに完成。　字形についてお客様の希望があるので、例えば篆書ならうまくまとまる場合でも、そっちに行くわけにもいかず、いろいろ苦労する。　そういえば今日から林久雄先生の「木のあかり」展が富山大和で開催されるんだったなあ。

月末

　２月の後半、所沢の手作り展で、３日目くらいから体調が悪くなり何も彫れなくなってしまった。冬場の出張の疲れが一気に出てきたようなのだ。少しぐらい体調が悪くても無理してでもやるべきと思うのだが、私の場合、明らかにハンコの出来が悪くなってしまうので、仕事を進めることができない。本来ならここで一気に２月納期となっている仕事を片づけなくてはいけなかったのだが、いろいろと遅れることとなってしまった。　お客様の中には、職人のことを何でも簡単にできると思っていらっしゃる方もおられるのだが、実際は、体力、気力が万全で、その上で全力を尽くさなければ良いものはできないので必死なのだ。　所沢でも、隣に座った手作り時計の職人さん（私より１０歳以上若い女の子）から住所印をお願いされたのだが、真横で私が苦しんでいるのをもろに見ているので、すっかり同情され、「こんなの頼んだらまた川口さん苦しんじゃうかな？」と言われてしまった。

久しぶりのブログ

　今年初めての書き込みである。もう２月なのに。まえまえからそうなのだが、ブログなど書いている余裕というものが現実的に全くなくなり、ご注文していただいているお客様にしても、あまりにも長く待たされるので、いらいらが募っているだろうと思い必死に仕事をしてきた。　ただ、こうなってしまっている事情というものも少し書いておかなければと思う。　リンゴの木の遊印の業界の現状ということから話は始まるのだが、はっきりいってこの世界はめちゃくちゃいい加減なはんこを彫っている人が多い。（と私は思う！）私が父のあとを継いでこの仕事を始め、周囲の人の仕事ぶりを見て、正直言って「こんないいかげんなものを売ってお金をもらっていいのか？」という疑問を強く持ったものだ。こう言っている私自身にしても、いまだに勉強不足、経験不足であり、人の批判をしている場合ではないことは自分自身よくわかっているつもりだ。しかし、「五分で出来ますから」、と言ってお客様をキャッチして二目と見られないようなひどいはんこを「可愛いのが（良いのが）できました」とか言って、お客様に押し付けるようなことは言語道断だと思う。はんこの良し悪しが本当にわかる人は非常に少ないのでこんなことが横行する。　私の父の晩年の仕事に関して言えば、その内容は天才的な才能と、４０年にわたる木彫りの経験を存分に生かしたもので、おそらくこんな職人は２度と現れないだろうと思うほど素晴らしいものであった。しかし、そんな父の仕事にしても、使うお客様の好みというものがあって、彫ってもらったけど気に入らないということは事実としてあった。まあ、父は自信満々だったから「おれのはんこが気に入らないやつのほうがどうかしている」くらいの勢いだったけど。　私の出発点は「お金を１円でももらう以上は、誠意を尽くしたい」「作ったけど、気に入らないから使わないでおこう、とお客様が思うようなことは無くしたい」ということだ。　そこでインターネットでは（それ以外の場所でも希望する方には）前もって印稿（版下）を見てもらって、確認を取ってから彫るということを実行してきた。このことによって、イメージと違うハンコが出来たということは無くなったと思う。　しかし、一方でお客様が自分の希望通りのはんこが作ってもらえると勘違いすることも多くなってきた。私はなるべくお客様の意向を尊重して書き直しを繰り返しながらやってきたが、そうすることによって、線の勢いが無くなったり、不自然な字にになったりということもあるし、なにより、私は小さなはんこの中にバランス良く文字を配置するために、最初の段階からものすごい努力をして印稿を書いているのだから、それはそう簡単にささっと変更できるものではないのだ。（中には独りよがりな私に、実に的確に欠点を指摘して下さる具眼の士もいるが、そういう人はわずかだ。）だから、書き直しててくれと言われた時は、ものすごく時間がかかる。　結論として、彫るのは私であり、私の作品なのだから、いかにお客様の要望とはいえその範囲を超えた変更はできないということだ。　だから、申し訳ないが何でも希望が叶うというわけにはいかない。印稿を見ていただくのはお客様にとって不必要なものを作らないためのリスクヘッジという程度に考えていただきたい。（なんか大げさに書いたけどあたりまえのことだなあ。今まで何を苦しんで来たのやら）　神経質な自分が腹立たしくなってきた。　今、富山の大和で仕事をしている。朝の１０時から１９時の閉店まで、ほとんど休憩もとらない中で、実際に完成までいったのはたったの２本。あとはすべて印稿書きの仕事である。もうかるわけがない。　しかし大好きな大好きな富山だし、大好きな大和だ。なんだかんだいっても好きな場所があるということは幸福である。

広島な日々

13日の朝、結局かぜをひいて最悪のコンディションで初日を迎えたが、宿泊場所から天満屋へ行く30分くらいのあいだに雲間からもれる太陽の光がとてもきれいだったので元気がでた。人間が作ったものは自然には絶対適わないよなあ、と思う。でも、ものを作ることで人間は生きてきたのだろう。今日は「ルル」を買ったので早く飲んで寝よう。

再び広島

広島のウィークリーマンションでこれを書いている。米子の職人展が10日に終わり、 昨日は移動日で島根県を車で走った。松江の島根県立美術館に立ち寄り、「第54回日 本の伝統工芸展」を鑑賞。超一流の染織・漆器・陶芸等の作品に触れる。どれも一部 の隙も無い素晴らしいものだ。私のはんこもこういう世界を目指していくぞ！と決意 を新たにする。夕方出雲市のホテルに着いてから、お待たせしているお客様のはんこ の下書きをしようと準備するが、机に座ったとたん気絶するようにそのまま眠りこけ てしまった。1時間ほどで目が覚めたが、このコンディションで仕事は出来ないと切 り替えて、食事にでかける。疲れた体に良い宍道湖のしじみをいただいた。 　今日は昼過ぎに広島に着いて、夕方から天満屋さんで搬入作業。なんだか広島が多 いのである。縁があるのかな。亡くなった私の父は広島三越で仕事をしているとき に、具合が悪くなって病院に行ったら、レントゲンを撮られてすぐに仕事をやめて帰 りなさいと言われたのだ。結局それが最後の仕事となった。 　ウィークリーマンションの床はフローリングで冷える。明日から風邪をひかないよ うに頑張ろう。 　写真は島根の海岸線を走っているときに車を止めて撮ったものです。まるでこの世 の楽園のよう。曇り空でもこれだけ青いのだから晴れたらどれだけ綺麗なんだろう か。

恩師

　今日、はんこをお送りしたお客様からのメールに、 「とっても とっても‥言葉にあらわせないくらい温かくて 素敵なもので‥手にした 瞬間、涙がポロポロと流れてしまいました。」 と書いてあり、遊印の仕事で今まで、いろいろお褒めの言葉や、反対に罵詈雑言をい ただいたこともあったが、ここまで感激の言葉をいただいたことは無かったので、自 分の仕事を改めて見直させていただいた。もっともっとがんばらなくちゃ。手作りの はんこの良さをもっといろいろな人に知ってもらおう。 　夜、携帯電話に大学時代の合唱団の恩師・中村順一先生からお電話をいただいた。 私のような音楽のど素人で、歌もそこそこまでしかうまくならなかった人間が、中村 先生を恩師だなんて言えたものでは無いのだが、大学の講義にはさっぱりいかず、合 唱と声楽ばかりにうつつを抜かしてきた人間にとって、偉大な合唱指揮者で声楽家で あった中村先生こそが師であり、兄であり、父であった。先生に今、仕事で鳥取の米 子にいることをお伝えした。先生は「元気でやってるの？」と私を気遣って下さる。 いつかもう一度、先生の指揮で「行こうふたたび」を歌いたいと思うが、どうしたら そんな機会が訪れるというのだろうか。しかし、人生どんな時でも「行こうふたた び」だ。

冬の日本海

大津から米子に行く途中、天橋立から京都・兵庫・鳥取の海外線を走る。長野県には 海が無いから、この数少ないチャンスにどうしても見ておきたかった。少し荒れてい て迫力満点。体の中から何かが膨らんで声に出して叫びたいような気持ちになる。