2007/11/03(土)16:45
ひとつぶの真珠
Dear.Ko-suke
ねぇ、コースケくん…。
どんなに伝えても、伝えても、伝わりきらないの、止められないの…。
このままじゃ、あふれだしてしまいそう。
だから…いま…この想いを、ここに、こぼしてしまおうと思います…。
決して、あなたがこれを読むことは、ないけれど。
それでも、…いいの…。
書かせて、下さい。
とりとめのない、まるで散文のような、この想いを……。
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今思えば、私は、もしかすると、
出逢った瞬間から、あなたを好きになっていたのかもしれません。
それに気づいたのも、ごくごく最近でした。
逢った瞬間。初めて2人で出かけた日。離れてしまった2年間。再会。
この時間を経て、気がつくと、あなたは、
私の胸の真ん中に、そっとそっと、いました。
まるで、空気が色も音もなく、私たちの側にあるように。
まるで、雪が、音もなく静かに降りつもるように。
まるで、流れ落ちた一粒のみずたまが、水面にしずくの輪を拡げていくように…。
そっと、私の中にいたあなたに気づかずに、
私は、もしかしたらもう二度と逢えないかもしれない間も、
あなたの影を、探していました。
ときめくひと。いとしいひと。おきにいりのひと。
みんな、どこかに少し、あなたのシルエット。
『愛してるかも』と思った人は、気がつけば、あなたの『面影』でした。
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思うんです。
あなたが、はるか昔に、受けた傷。
きっといつか、溶ける日が来ると。思うんです…。
出来るならば、私が、あなたの、治せない傷、消すことが出来たらいいのに。
だって。
私の、閉じていた扉を開いて、暗闇から連れ出してくれたのは、あなたなんだもの…。
そんな優しいあなたの傷が、癒えないわけがないでしょう?
カミサマは、ちゃあんと、見てるから。
買い被りなんかじゃない。いいかげんなんかじゃない。
願うならば、まっすぐ、あなたの瞳を見て、この想いを告げられたらいいのに。
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真っ暗な、深い、海の底でした。
愛されたくて、大切にされたくて、なのに傷つく一方で…。
前の彼は、こう言い放ちました。
『Rかのおかげで、俺はなんとかなった』と。
ちがう、ちがうよ…。
そのひとじゃないよ…ちがう…。
私の叫びは、声になりませんでした。
その彼は、私のココロを、一生懸命泳ぐために必要なうろこを、
掻き毟って、バラバラにして、鋭い針を突き刺して、
自分が傷つけられそうになると、逃げました。
私の、想いは、そっと泡になって、はじけて、涙になって消えました。
暗い海の底を、ずっとずっと、泳ぎ続けていました。
剥がれてしまったうろこ。
傷がついて、血が流れる、ココロ。
明日も見えない、深い深い、涙色の、海。
泳ぎ疲れて、沈んでしまいそうになった、そのとき。
水面から、ひとすじの光が差しました。
『ひさしぶりやん!また飲みにいこー』
あったかい気持ちになって、あなたのもとへ、泳いでいきました。
ねぇ、泳いできて、よかった。
終わりのないと思っていた、その先に、
あなたが扉を開いて、待っていてくれました。
『もう二度と、誰も好きになることはないだろうと思う』
ぱちん、と。
かたくなに閉じていた、貝が、開きました。
貝の中に、しまわれていたのは、綺麗な綺麗な真珠でした。
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一生のうちに、出逢う人の数は、限られています。
いくつかの偶然を重ねて、
私は、あなたの側に、泳いでくることが出来ました。
ねぇ、コースケくん。
『偶然』は、いくつもいくつも重ねると、『奇跡』になるんだよ。
大好きです。
どんな答えが待っていても、もう、怖がらないことにします。
だって、私がコースケくんを好きになるまでの『軌跡』は、
誰にも変えられないものだもの。
願うならば。
側にいさせてください。
大好きな、あなたへ。
From.Anlie
ついに!!!ブログ開設150日突破・あーんど・74000アクセス突破
たくさんの方が来て下さって、うれしーな!!
がんばりがいもあるってもんですw
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鏡の向こうに、 ………。
これからも、どうぞよろしく
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