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カテゴリ:美ボディ育成日記・総合<234981>
『何か…期待してる?』 ヒロくんにそっとそう聞かれて、ドキッとした。 『…なっ…なんでよぉ…』 さりげなく、答えた。 でも… ヒロくんは、何もしなかった。 ふわふわ、柔らかい距離感だけが側にあって、 なんだか…せつない。 ヒロくん、は。 会話がふっと途切れて、気がつくと、 私のコトを、すごく優しい瞳で見つめてた。 触れられるよりも… いきなりキスされるよりも… 恥ずかしくてたまらなかった… ………恥ずかしいよぉ……… ただすごく、そう思った。 でも…思った。 この人……最近逢ったどの男の人よりも、 『男性』かもしれない…… そんなふうに、思った。 まるで、20歳前後みたいな、幼い顔立ちしてるのに。 視線は……ちゃんと『男性』だった… ヒロくんも、話しながら、 この距離感に、照れ笑いしてた。 …たまらない…って、思った。 好きだった人は、『男性』じゃなかった。 ただの、ヤリたい盛りの『男の子』だった。 良い人ではあるし、今だって嫌いじゃないけど、 『男性』…では、なかったんだね…。 好きとか、そういうのはわかんない……… 今じゃ、まともに判断出来ないよ。 でも…………… 好きだった人との夜は、 『男性』の振る舞いを目の当たりにしてしまったら… ただの『おままごと』と同じだって…知ってしまった。 恥ずかしい……… なのに、私、 照れても構わないから、 あの視線にさらされてたい。 なのに、せつない……… どうしよう……… 眠れそうにないみたい……… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
December 9, 2007 12:20:00 AM
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