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テーマ:愛しき人へ(903)
カテゴリ:にちじょー思うこと…<00aa99>
『…さむ』 雪は、うっすらと降り積もり始めていました。 まるで、パウダーシュガーをかけたみたいに。 また会社に傘を忘れた私も、 うっすらと雪にデコレーションされつつありました。 冷たい寒さは、容赦なく体温を奪うけれども、 なんとなく心地よささえ感じました。 振りかけられた雪は、私の髪や、グレンチェックのコートに落ちては、 すっと滴に変わりました。 ふと、お母さんを思い出しました。 10日前に、故郷から初雪便りメールをくれた母に、 同じように初雪便りを送りたくなったのです。 私は立ち止まって、ケータイカメラを回しました。 ねぇお母さん、 こっちも雪が…降り始めたよ。 ちょっとだけ…電車を1本遅らせて、 大好きな母に、粉砂糖みたいな雪の便りを送ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
January 23, 2008 09:25:14 AM
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