はじめての体験
皆さん、いつまでも暑さが続きますが、どのようにおすごでしょうか?アクアは、昨日、はじめて裁判を傍聴しました。お父さんのひき逃げ事件についての裁判が始まり、アクアは警察の方に加害者の20歳の男の子がまったく反省の色がないと言っていた事を思い出し、絶対裁判には行ってこようと思っていたのでした。今回の第一審は、加害者側の話がほとんどで、事件当日に彼が行った行動などを問うようなところがありました。何よりアクアが腹が立ったのは、お父さんをはねた後にそのまま逃げておいて、先輩と遊んでいたという行動でした。ありえない行動だなと思いました。最近の若い子は、ひきにげしておいて、平気で遊びに行けるんだ…信じられないと思いました。アクアが感情的になっても仕方がないのですが、自分のやったことで人が一人体を傷つけられて、平然としてるなんて考えられないと思います。現在、毎日彼はお父さんの入院する病院へお見舞いに行っていますが、本当に本心で来ているのだろうか?疑問に思えて仕方がない気がしています。何でアクアがこんなに腹正しい気持ちになるか?解りますか?実は、アクアには、足が不自由な姉がいるからなんです。アクアが4つのときに、目の前でミキサー車に跳ねられて、片足が完全にタイヤに巻き込まれ、左足を切断しているのです。姉は、6つでその時上の姉が8つでした。事故になって、アクア達姉妹は、完全に生活が一変しました。姉が入院して、まもなくアクアには母親という存在が、姉のものになってしまい、そこから家族に対してわがままを言わない子供の生活が待っていました。上の姉は、完全に事故は自分のせいだと、常に自分を責め続け、トラウマになってしまっています。事故は、被害者だけでなく被害者の家族も被害者にしてしまうのです。決してその人の人生だけでなく、被害者家族の人生も変えてしまうのです。彼は、そんなことぜんぜん解っていないって思いました。自分の家族には迷惑をかけたと法廷で言っていましたが、被害者の家族だって、迷惑はかかっている…そんなことも解らない20歳の彼に対して、これから刑を軽くするなんて…アクア自身には考えられないと思いました。これから、第2審があり、判決が下るまでの間、しばし、アクアは彼を厳しく見つめていようと思いました。今日は、こんなシビアなお話ですが、ちょっと自分の思ったことを皆さんに聞いてもらいたくてブログをアップしました。個人的なお話でごめんなさいです。