一般的に、ギターアンプを大別すると、
真空管を使用した「チューブ」タイプ
トランジスタ等使用した「ソリッドステート」タイプの2種類。
中には、プリアンプ部に「チューブ」を使用し、パワーアンプ部に
「ソリッドステート」を使用したものもあります。
「チューブ」タイプは、温かみ、音抜けの良さ、艶が良く、21世紀になった
現在でも多くのプロミュージシャンが使用しています。
音にこだわるなら、是非「チューブ」を使いたいとこです。
(真空管自体、色々な種類が多く、それだけでも音が違うそうです)
ただ「ソリッドステート」と比較すると、高価です。
定期的なメンテナンスも必要ですし(例 真空管交換等)、
移動やコンディショニングにも気を使う必要があります。
「ソリッドステート」は、「チューブ」ほど頻繁にメンテナンスは
必要ではありません。維持するにも楽です。
最近では、1台で何種類ものメーカーのアンプをシミュレートした
「モデリングアンプ」と呼ばれるものや
真空管をシミュレートしたタイプのものもあります。
これらのものはメーカー技術の向上により、決して真空管には
ひけをとらないものになっています。
いつでも安定したサウンドを出せるという点では「ソリッドステート」が
やや有利かと。プロの方でも好んで使用される方も多くいます。
また自宅練習がメインという方は、~30Wクラスまでで充分でしょう。
ライブを頻繁にされる方は、100W近くは欲しいとこです。
50~70Wクラスなら、自宅からライブまで幅広く使用できると思います。
あくまで、私の独断ではありますが、
音にこだわるなら断然「チューブ」アンプ!
維持費をかけずに安定したサウンドを求めるなら「ソリッドステート」!
そして、50~70W前後のものなら、一番使い勝手もいいので、
そのあたりをお奨めします!
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