10月は黄昏の国

2007/04/10(火)11:57

わかりやすいルノーとトヨタの反応

F1・モータースポーツ(29)

先日、いつも拝見させていただいているF1通信さんを始め、各媒体に「トヨタとルノー、スパイカーを支持」という記事が載りましたね。さらに続報として「冨田務トヨタF1代表、トヨタのスーパーアグリ反対を表明」という記事が掲載され、内容が事実であると確認されました。なんでルノーとトヨタが?と一瞬戸惑いましたが、ちょっと考えれば当然ですよね。なにしろ国内・海外でライバル関係にある、ルノー・日産とトヨタ。少しでもホンダの評価を低めるネタがあれば、追求もするでしょう(苦笑)。しかも両チームとも、SAF1と似たような予選順位、成績になりそうでお尻に火が付いてるわけです。ルノーはゴーン社長が一応F1支持を続けると表明しているものの、彼自身の神話に陰りが見え、来年の事もわからないのが実際でしょう。今年総合成績で3位以下(もしかしてBMWにも抜かれる可能性あり)にでも落ちようものなら…。トヨタも当分F1から撤退しないと表明はしているものの、巨額の投資に対して望ましい結果が得られていないし、今年も難しい。F1効果で欧州市場でのシェア拡大を狙っているのに、ホンダの旧型と同様の成績しか上げられないとなれば、大恥です。SAF1と赤牛組が違反しているなんて、誰でも知っている事。昨年のトロロッソはスルーで、同じ事を今年になって問題にするのは、実は当然の事なのですね(笑)。

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