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親豚仔豚の宝箱

親豚仔豚の宝箱

著者名別-ア行

青井 夏海 あおい なつみ

スタジアム 虹の事件簿(創元推理文庫)

何がつらいって、オリジナルのプロ野球関係が舞台で、しかも自費出版からここまで登ってくるというのが・・・
負けた、というか、うらやましい、というか・・・。
自分が、そうなりたい、という気持ちを手に入れてしまった本だけに・・・。
つくづく、私には無理だなーという気分になっちゃった。

うらやましいづくしの気持ちで読んでいたせいか、解説を読むまで、レインボーズの選手の名前が、全て色を配していることにも気づかなかった・・・不覚・・・(汗)

敵わないな、とは思いつつ、私にまた、書く気を起こさせたというのが、すごいのね、この本。

2001.6.15. 読了



安能 勉 あのう つとむ

隋唐演義 全三冊(講談社文庫)

物語の前半(唐が興るまで)の、秦叔宝たちの話が面白いのに比べると、後半(唐初~玄宗まで)が、話がポンポン飛ぶし、人物の書き込みが甘くてつまらないような気がして・・・。
とりたてて、人を書き込む必要が無いのかな。でも、安能さん好みの人がいないだけのような気もする。

2001.5.17 読了



安西 篤子 あんざい あつこ

曹操と曹丕 (異色中国短篇傑作全集より)(講談社文庫)

話の内容としては、ややありがち、というか今更、というカンジ。突っ込み方は少ない。
文章は読みやすい。
他の作品、読んでみたい。

2001.4.5. 読了



井上 裕美子 いのうえ ゆみこ

潔癖 (異色中国短篇傑作大全より)(講談社文庫)

主人公(登場人物)の選択のセンスが、非常にらしい。井上さんのこういうところ、好き!
名も無い、主人公の青年(? 勝手にそう判断)が、いかにもなカンジ。
井上さんの作品は創作も良いけど、実在の人物をふくらませたものの方が面白いと思う。

2001.4.5. 読了



岩井 志麻子 いわい しまこ

岡山女 (角川書店)

図書館で借りてきた。
「ぼっけえ、きょうてえ」に比べて、話がかたまっていると思う。
どろどろしたカンジはそれほど無い。
こっちの方が面白い。

2001.4.3. 読了



インゲンハイム(マリールイーゼ・フォン・インゲンハイム)

皇妃エリザベート ハプスブルクの涙 (集英社文庫)(西川賢一・訳)

これ以前に、資料を元にした、すごく客観的なエリザベート本を読んでいるので、内容的には雑に感じられて、ちょっとガッカリ。訳が悪いのか、本文が元からいまいちなのか、会話部分が作りすぎっぽい。
他のエリザベート本をまた読んでみたい。
これはちょっと、つまらなかった。

2001.4.25. 読了



小野 不由美 おの ふゆみ

黄昏の岸 暁の空 [たそがれのきし あかつきのそら](講談社文庫)

やっと出たな『十二国記』!
続きがたのしみだなぁ。

2001.5.9. 読了


黒祠の島 [こくしのしま](祥伝社NON NOVEL)

「長編本格推理 書き下ろし」ということなんだけど、一種ホラーっぽうと思う。そこが小野不由美ってこと?
ストーリーの展開が「屍鬼」なんかとおんなじような気がするかなぁ---?(内容は全く違うけど)
個人的には『十二国記』とか『東京異聞』みたいのが、小野不由美らしいように思える。

20015.17.読了


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