【旅の思い出】部屋が無い!ある旅の出来事(^_^;)
今日、ちょっとした飲み会で、何気にまたまた旅行話になった。この前、『モロッコ』に妄想していたら、なんと、先月モロッコに行ってきたという人が!!!こりゃ、話を聞くしかないじゃない!(*^^)vととと、、、ところが!なんと勿体無い。友達に誘われて~という理由で、あまりよく覚えてないって!?もうここはワタシが一問一答、根掘り葉掘り問いただすわ!と頑張っても、行ったのが「カサブランカ」「マラケシュ」「フェズ」ということ位で、なんとも感激が薄い!?いや、よかった~とは言うんだけどね。感情表現が下手なのかな~???ホント、勿体無いわ。航空会社はどこ?と聞きながらエミレーツ?と聞いてみたら、そうだという!ドバイ経由で、帰りはなんとオーバーブッキングでドバイ1泊になったというじゃない!!!個人旅行だったのね~。いいな~!そうよそうそう!そういう話を聞きたかったのよ~アンラッキーにも?ラッキーにも?ドバイ1泊も追加された話は、なんと、更に「昔モロッコ行ったことあるよ~」って人も参戦して、あーだこーだと続いたのでした~。 そんな、旅心に火がつくような話をしてて、私は過去の旅行を思い出していた。 旅の終わりに辿り着いた街での出来事。既に予約済みのそのホテルで、フロントにバウチャーを差し出した。ホテルに着いた安堵感で、ほっと一息ついた。少し時間が掛かっている。まだなのかな?と少し不安になったときにフロントの係りの人が「ここではなく、隣のアネックスです」というようなことを告げた。は~!?そうなの?アネックスのほうなの?バウチャーにはそんなこと何にも書かれていないけれど、まあいいや、だったら早く言ってよ。行くわよ。と、隣のアネックスの建物に移った。で、フロントにバウチャーを出す。係りの人は、バウチャーを手にして調べる。またしばらく待たされた。なによ。何なの?予約入ってないっつーの?すると、「ここではなく、隣の本館のほうです」と言うではないか!ちょっと待てよと。たった今、本館でアネックスと言われてこっちに来たのに今度は本館だと言う。どっちなんだーーー!!!ぶきーーーっ!!!といきり立つワタシたちを見てびびったのか、「とと、兎に角、本館へ戻ってください」と。うーん!!!そいで、本館に戻ったわよ。どーなってんの?とはボキャ貧なので聞けないけれど、ニュアンスはいきり立ったワタシの態度で見て取れたのか、フロントの鼻毛マンは静かにゆっくりと話し出した。つまりこうだ。端的に言うと、部屋が空いていないというのだ。オーバーブッキングだわね。もちろん、ワタシたちには何の落ち度もなく、代理店を通じて予約が完了していたので、その鼻毛マンは困惑しているのだ。さて、どうする鼻毛マン?するとすぐに鼻毛マンがこう切り出した。「本日は満室でお部屋が空いていません。今晩だけ、事務室として使用しているところにお泊りいただいて・・・。」なに~!?じ、事務所って~??? 「明日からは必ずツインのお部屋をご用意いたします。」と。あたりまえじゃん!「もちろん、ご予約していただお部屋より上のカテゴリーです。(と言っても、もともと安ホテルだから部屋の向きが違うくらいだけどね)それに、朝食もつけます。」あそう。 ま、こっちも疲れてるし、いんじゃな~い?思えば、この旅のスタートも予約していた「ツインルーム」がふさがってしまい、1泊ダブルルームだったのだ。そこではなんのアピールもできず、そのままホテルの言われるままに受け入れたけど、この旅行の間に少しは成長したか?ワタシたち!この旅行中には、色々なことがあった。どんなに用意周到に準備してても100%思い通りにいくなんてことはないもの。恐い目にはあいたくないけれど、多少のハプニングはしょうがない。そして、過ぎてしまえばちょっとトラブルっぽい出来事のほうが当然印象深く、いつまでも心に残っているものだ。もちろん、トラブルやハプニングに遭遇したそのときには必死だし、どうしよう!!!と焦りまくるわけだけどね。 翌日以降は、確かに、上階の眺めのいい?予定より料金の高い部屋(朝食もつけて)を用意してもらい、旅の最後を締めくくったのだった。いまだに、この『事務室にエキストラベッドを無理やり2台入れた部屋で過ごした一夜』は忘れられない出来事なのだ