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カテゴリ:栄養•献立•レシピ•ダイエット•健康
「チョコレートとグミ、体重が気になるときはどっちを選べばいい?」 仕事や家事の合間に甘いものが欲しくなったとき、迷うことはありませんか?🍫🍬 結論からいうと、同じ100gならミルクチョコレートのほうが高エネルギーです。 ただし、グミならたくさん食べても大丈夫という意味ではありません。 体重管理では、食品の種類だけでなく、実際に食べる量、間食全体のエネルギー、普段の食事とのバランスまで考えることが大切です。 今回は管理栄養士の視点から、チョコレートとグミの違いと、忙しい毎日でも取り入れやすいおやつの楽しみ方をご紹介します。 🍫まず知りたい!チョコレートとグミのカロリーの違い 文部科学省の日本食品標準成分表(八訂)増補2023年によると、ミルクチョコレート100g当たりのエネルギーは550kcalです。 一方、グミと近い菓子として収載されている「ゼリーキャンデー」は、100g当たり334kcalです。 100g当たりで比べると、 ・ミルクチョコレート 550kcal ・ゼリーキャンデー 334kcal となります。 その差は216kcalです。 ミルクチョコレートのほうが高エネルギーなのは、炭水化物だけでなく脂質を多く含んでいることが大きな理由です。 とはいえ、おやつで毎回100g食べるとは限りません。 20gに換算すると、おおよそ ・ミルクチョコレート 110kcal ・ゼリーキャンデー 67kcal になります。 つまり、体重管理では100g当たりの数字だけでなく「自分は何g食べるのか」を見ることが大切なんです。 チョコレートは脂質が多め。グミは炭水化物が中心 栄養成分を比べると、2つのお菓子の特徴がさらにわかりやすくなります。 ミルクチョコレート100g当たり ・エネルギー 550kcal ・たんぱく質 6.9g ・脂質 34.1g ・炭水化物 55.8g ・食物繊維 3.9g ・食塩相当量 約0.2g ミルクチョコレートは脂質が34.1g含まれています。 脂質は1g当たり9kcalと、たんぱく質や炭水化物よりもエネルギー量が多い栄養素です。 そのため、脂質を多く含むチョコレートは重量当たりのエネルギーも高くなりやすくなります。 一方で、ミルクチョコレートには食物繊維のほか、カルシウムやマグネシウムなども含まれています。 「カロリーが高いから栄養がない」と単純に考える必要はありません。 ゼリーキャンデー100g当たり ・エネルギー 334kcal ・たんぱく質 微量 ・脂質 0g ・炭水化物 83.9g ・食物繊維 0.9g ・食塩相当量 ほぼ0g ゼリーキャンデーは脂質が0gで、炭水化物が83.9gと多くを占めています。 そのため、 「脂質がないから太りにくい」 とは言い切れません。 炭水化物にもエネルギーがありますので、食べる量が多くなれば摂取エネルギーも増えていきます。 なお、市販されているグミは、糖類やゼラチン、果汁などの配合が商品によって違います。 実際に購入するときは、パッケージの栄養成分表示を確認することが一番確実です。 結局、太りやすいのはどっち? ここが一番知りたいところですよね。 同じ100gを食べる条件なら、食品成分表上ではミルクチョコレートのほうが高エネルギーです。 ただし、 「チョコレートだから太る」 「グミなら太らない」 と考えるのはおすすめできません。 たとえば、 チョコレートを15gだけ食べる場合と、 グミを大袋でたくさん食べる場合では、 実際に摂取するエネルギーは商品や食べる量によって変わります。 体重管理で意識したいのは、 ・1回に食べる量 ・食べる頻度 ・食事を含めた1日全体のエネルギー ・日々の活動量 です。 特定のお菓子だけを「太る食品」と決めるのではなく、量と頻度を調整することが続けやすい方法です🌿 ☕お菓子は1日200kcal程度がひとつの目安 厚生労働省の健康情報サイトでは、「食事バランスガイド」におけるお菓子や嗜好飲料の目安として、1日200kcal程度が紹介されています。 もちろん、 「必ず200kcal食べなければならない」 という意味ではありません。 その人の食事量や活動量によって調整します。 厚生労働省では、お菓子を多く食べた日には翌日のお菓子を少なめにするなど、ある程度の期間の中で調節する考え方も紹介しています。 食べすぎたからといって、 「夕食を抜こう」 「翌日はほとんど食べないようにしよう」 と極端に調整する必要はありません。 普段の食事を大切にしながら、間食の量を少し整えるくらいから始めてみましょう😊 🛒チョコレートとグミの上手な選び方 野菜や魚のような「おいしい個体の見分け方」はありませんが、加工食品だからこそ、選ぶときにチェックしたいポイントがあります。 買うときは、パッケージの栄養成分表示を見てみましょう。 特に確認したいのは、 ・何g入りの商品なのか ・1袋当たりのエネルギー ・脂質 ・炭水化物 ・表示が100g当たりなのか、1袋当たりなのか です。 同じ「チョコレート」「グミ」という名前でも、商品によって栄養価や1袋の量は異なります。 体重管理を意識するときは、商品名より「実際に1回で何kcal食べることになるのか」を見るのがおすすめです。 また、大袋より個包装やチャック付きの商品を選ぶと、量を調節しやすくなります。 🌻チョコレートとグミに旬はある? チョコレートやグミは加工食品なので、野菜や果物、魚のような意味での「旬」はありません。 一年を通して楽しむことができます。 ただし、夏は保存方法に注意したい季節です。 特にチョコレートは暑い場所では溶けたり、品質が変化したりしやすくなります。 直射日光の当たる場所や高温になる車内などを避け、パッケージに記載されている保存方法に従いましょう。 グミも高温や湿気によって食感が変わることがあります。 夏は「旬を楽しむ」というより、適切に保存しながら冷たい飲み物などと一緒に少量を楽しむのがおすすめです。 🍓忙しい日に5分で作れる「チョコベリーヨーグルト」 チョコレートをそのままたくさん食べるのではなく、少量をトッピングとして楽しむレシピです。 材料 1人分 ・無糖ヨーグルト 100g ・ミルクチョコレート 10g ・冷凍いちご 50g 下準備 冷凍いちごは食べやすい程度に解凍します。 作り方 1.器にヨーグルトを入れます。 2.冷凍いちごをのせます。 3.チョコレートを細かく刻み、上から散らしたら完成です。 失敗しにくくするポイント 冷凍いちごを完全に解凍すると水分が出やすくなるので、少し冷たい状態で使うと食感を楽しめます。 おいしく仕上げるポイント チョコレートを細かく刻むと、10gでも全体に散らすことができ、少量で風味を楽しみやすくなります。 時短ポイント 冷凍フルーツを使えば、洗ったり切ったりする手間を減らせます。 栄養面のポイント チョコレートだけでなく、ヨーグルトと果物を一緒に取り入れられるのがポイントです。 1人分の栄養価の目安 ・エネルギー 約145kcal ・たんぱく質 約5g ・脂質 約7g ・炭水化物 約17g ・食物繊維 約1g ・食塩相当量 約0.1g ※日本食品標準成分表を参考に材料から算出した概算です。使用する商品によって変わります。 🍊食感を楽しむ「グミとみかんのヨーグルト」 グミを少量使い、果物とヨーグルトを一緒に楽しむ方法です。 材料 1人分 ・無糖ヨーグルト 100g ・グミ 15g ・みかん 50g 下準備 みかんは皮をむいて食べやすくしておきます。 作り方 1.ヨーグルトを器に入れます。 2.みかんをのせます。 3.グミを添えて完成です。 失敗しにくくするポイント 硬いグミや大きなグミは無理に細かく切らず、別添えで食べてもOKです。 おいしく仕上げるポイント ヨーグルトとみかんをしっかり冷やしておくと、夏のおやつにも取り入れやすくなります。 時短ポイント みかんの代わりに冷凍フルーツを使っても手軽です。 栄養面のポイント グミだけではなく、乳製品や果物も一緒に食べられる組み合わせです。 1人分の栄養価の目安 ・エネルギー 約130kcal ・たんぱく質 約4g ・脂質 約3g ・炭水化物 約23g ・食物繊維 約1g ・食塩相当量 約0.1g ※市販グミは商品による差が大きいため概算です。実際には使用する商品の栄養成分表示をご確認ください。 🍫調理時間ほぼゼロ「チョコとアーモンドの小分けおやつ」 忙しい日におすすめなのが、作るというより「取り分ける」だけのおやつです。 材料 1人分 ・ミルクチョコレート 15g ・素焼きアーモンド 10g 作り方 小皿や保存容器にチョコレートとアーモンドを取り分けるだけです。 失敗しにくくするポイント 大袋をテーブルに置いたままにせず、最初に食べる分だけ出しましょう。 おいしく仕上げるポイント チョコレートとアーモンドを交互に食べると、それぞれの香りと食感を楽しめます。 時短ポイント 前日の夜や朝に1回分ずつ保存容器へ入れておけば、仕事の休憩にもすぐ食べられます。 栄養面のポイント このレシピで大切なのは、食べる量を最初に決められること。 おやつの量を把握したいときに取り入れやすい方法です。 1人分の栄養価の目安 ・エネルギー 約140kcal ・たんぱく質 約3g ・脂質 約11g ・炭水化物 約10g ・食物繊維 約2g ・食塩相当量 約0.03g ※日本食品標準成分表を参考にした概算です。商品によって変わります。 📦保存するときに小分けしておくと便利 チョコレートとグミは、未開封の場合は商品の表示に記載されている保存方法と賞味期限を確認するのが基本です。 開封後は袋の口をしっかり閉じ、商品表示に従って保存しましょう。 特に夏場は、高温になる場所や直射日光が当たる場所を避けます。 そして体重管理の面でおすすめなのが、 大袋を買った日に、1回分ずつ小分けしておくこと。 小さな保存袋や容器に入れておけば、食べるたびに量を量る必要もありません。 「今日はこの1袋」と決めやすくなります。 忙しい女性ほど、毎回がんばって判断するよりも、あらかじめ食べやすい環境を作っておくほうが続けやすいですよ。 👩🍳管理栄養士として伝えたいこと 「太りにくいお菓子を選ばなくちゃ」 と考えすぎると、おやつの時間が少し苦しくなってしまうことがあります。 チョコレートとグミを100g当たりで比較すると、ミルクチョコレートのほうが高エネルギーです。 一方で、ゼリーキャンデーは脂質が少ないものの、炭水化物が多いという違いがあります。 つまり、それぞれ栄養面の特徴が違います。 大切なのは、 「どちらなら太らないか」ではなく、「今日は何をどのくらい楽しむか」 という考え方です。 チョコレートを少量楽しむ日があってもいいですし、グミを選ぶ日があっても大丈夫。 間食だけでなく、朝・昼・夕の食事を含めて全体のバランスを見ることを大切にしてくださいね。 🌿今日からできる3つのおやつ習慣 まずは難しいことを始めなくても大丈夫です。 今日からできるのは、この3つ。 1.栄養成分表示を見る 100g当たりだけでなく「1袋当たり」「1個当たり」も確認します。 2.大袋から直接食べない 最初に小皿や容器へ食べる分を取り分けます。 3.食品名だけで太りやすさを決めない チョコレートかグミかだけではなく、量と頻度、普段の食事とのバランスを考えます。 厚生労働省が示している1日200kcal程度というお菓子・嗜好飲料の目安も、間食量を考えるときの参考になります。 食べすぎた日があっても、必要以上に気にせず、次の日のおやつを少し控えるなど無理のない調整をしていきましょう。 チョコレートもグミも、上手に量を決めれば毎日の楽しみのひとつにできます😊 「チョコレートとグミなら、普段どちらを選ぶことが多いですか?」 よかったらコメントで教えてくださいね。 管理栄養士ゆきなべとして、これからも忙しい毎日に取り入れやすい食事、栄養、旬の食材、おやつ選びなどをお届けしていきます。 また食事に迷ったときに、気軽に読みに来ていただけたらうれしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.08.15 21:00:05
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