箒星

「野球は投手」と改めて感じさせられる試合でした。


U-26NPB選抜vs大学日本代表　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　開始14時06分　東京ドーム　観衆41025人
大学日本代表　 000 001 000　 1
U-26NPB選抜　100 000 000　 1


【球審：深谷 篤(法大)　一塁：桑原 和彦(立大)　二塁：秋村 謙宏(法大)　三塁：林 清一(早大)】



【大学日本代表】
１中　伊志嶺 翔大　東海大学
２遊　多木 裕史　法政大学
３左　土生 翔平　早稲田大学
４指　若松 政宏　近畿大学
５右　越前 一樹　立正大学
６三　荒木 郁也　明治大学
７一　萩原 圭悟　関西学院大学
８捕　小池 翔大　青山学院大学
９二　林崎 遼　　東洋大学

Ｐ　斎藤 佑樹　　早稲田大学

【U-26NPB選抜】
１遊　坂本 勇人　　光星学院高校
２中　松本 哲也　　専修大学
３左　天谷 宗一郎　福井商業高校
４三　ｱﾗｲ　ﾀｶﾋﾛ　　駒澤大学
５右　亀井 義行　　中央大学
６二　田中 浩康　　早稲田大学
７一　岡田 貴弘　　履正社高校
８指　中田 翔　　　大阪桐蔭高校
９捕　炭谷 銀仁朗　平安高校　　

Ｐ　前田 健太　　　ＰＬ学園高校




引き分けに終わりました。
１人１イニングで継投したのですが、大学側は初めて見る投手で、プロということもありタイミングを合わせるのに精一杯な感じでした。


とはいえ、大学側は追いつきましたし、プロの選手を相手に自慢の投手陣で一点しか取らせなかったですからね。

大学の投手は全員が今すぐプロでもやっていけそうな選手でしたので、レベルが高かったですし、上に書いたように「野球は投手」というのがわかりました。


まず試合前からなのですが、10時過ぎの時点でかなりの長蛇列があり、圧倒されました。
とはいえ、開門したら席にばらけるので意外と二階席は少ない印象を受けるも、いつもと比べれば倍以上です。


入ってすぐにこの方の姿を見つけました。





JAPANユニを着たどんでんです。

大学野球の打撃練習を見るより、話のほうに重点が置かれていた感じですが、笑顔が見られるなど楽しんでいる様子でした。

また選手発表のとき、監督・コーチの中では二，三番目ぐらいに声援がありましたね。

試合に入ると姿を見ていないので、どうだったかはわかりません。



またこちらの新監督も。





来季から応援するチームの二人の新監督の姿を一度に見ることができたのですが、ノムケンはノックをしていました。

また試合中は三塁コーチャーとして立っています。一塁コーチャーは原監督でノムケン同様、ノックもしていました。


ノムケンのところには阿波野と水野が来ていて話していました。



また試合前には内閣総理大臣が始球式を務めました。




この方より、奥さんのほうのインパクトが強い形となっていますけども、試合観戦もしていました。

手を振るなどして、観客の声援に応える形をしていました。
紹介される前に、国家独唱の時に後ろに写っていましたのでね。


しっかりノーバウンドでキャッチャーのミットに届きました。
そういえば首相官邸かどこかで桑田とキャッチボールをしていましたよね。


さて試合ですが、先発はマエケンと斎藤でした。
この対決ではそりゃ「マエケン頑張れ！」というものでしたが、そこはプロの意地。

初回をきっちり三人で抑えました。素晴らしい立ち上がりでしたよ。


ですけども斎藤佑樹は本来の調子ではないもので、絶対に打たれてはいけない選手にタイムリーを献上するというお粗末さ。

タイムリーなら天谷にしてもらいところが、天谷はゲッツーでしたからね。。。

上から見ていると変化球のキレとかはわかりませんが、球の感じはわかるのですけども、春とかに見たよりかはいいですが、まだまだな感じでした。


というよりコントロールの乱れが変わっていなく、過大評価するのも酷な感じです。



マエケンの後を引き継いだ大嶺も素晴らしかったですね。

大学側も澤村や菅野と非常にいい投手がいまして、特に菅野は見事に火消しをしました。
まだまだ伸びる要素がある投手が多くいるので、スカウト陣からすれば収穫も多いものだと思います。


野手陣はなかなか合わせたりするのに大変でしたが、法大からは唯一多木が出場しました。





二番ショートでスタメン出場しましたが、守備機会もそれなりに合わせて無難にこなしていました。
打撃はいいとしても、守備で上手くいくかどうかという心配もありましたが、ノーミスでよかったです。


打撃では６回に相手のミスぽいところもありましたが、ポテンと落とすタイムリーを放ちました。
外野フライが望ましい場面でありましたが、タイミングも中々合わなかったのですけども、１本が出てよかったです。


ＮＰＢでも野手としてでは３名出ました。
天谷はフル出場で内野安打とセンターへのヒットへの２安打でした、





小窪は途中出場でした。ライト方向へのセンター安打と、センターフライでした。
守備ではサードでの出場でしたが、無難にこなしていました。




２打数０安打で途中で守備に下がりました。
どちらも相手が左投手で力不足に感じるところはあるかもしれませんが、どんでんもどのようなものか見れたのではないかと思います。

中田よりは絶対力は上ですので、知名度も上になってほしいです。


その中田は“迷走塁”がありました。

５回の打席でいい当たりを外野に放ち、全員が２ベースと思ったのが中田は一塁でストップ。
ここでは客席から、「えー」みたいな声が結構出ていましたね。

そして銀仁朗のライトへのヒットのとき、中田は一瞬二塁でためらいましたが、三塁へいくもタッチアウト。


かなりの“迷走塁”でしたが、監督とかが見ていなくてよかったですね。


お客さんも多く入り、企画的には大成功だったのではないかと思います。


では審判になりますが、前に予想した通りとなり、法大２名の出場でした。


関東所属で中堅辺りとなると、この２名しかいないですよね。
深谷が球審でしたが、見逃し三振のアクションも何度かありました。


秋村も盗塁判定で仕事をし、桑原和や林も仕事がありました。
メンバー交換のときはアマが３名でしたが、この形はプロと同じで控えは１名いました。


だいたい報告はこんな感じです。これで今年の野球観戦も終わりとなりました。


いい試合を最後に見れてよかったと思います。