附小池田事件・講師松井氏《子どもの危険回避について》違和感を持ちました
奈良学園大学 松井典夫氏 《子供の危険回避について》講師が元附小池田小学校教員子どもが大教大附属平野小を卒業して1年後の事件でもあり出席しました。持ち時間2時間、前半の1時間は2005年に赴任された松井氏がまるで現場で見ていたように2001年に起きたあの悲惨な事件(1年生1人、2年生7人が殺害され児童13人、教員2名が傷害を負った)を、スクリーンで教室の図面を見せながら侵入経路、凶行に及んだ様子を詳細に説明されました。・侵入者が校内に入ってきたときは不審者だと思わなかった・逃げる児童・追う侵入者・馬乗りになる・児童を守ろうとする教師・状況を知らせるため教室を離れる教師・事件現場での卒業式、保護者と教師が抱き合った号泣する・事件前と事件後に赴任した教師間の溝・・・・ もっと具体的に話されていましたがここには書けません被害者家族や当時の教師の苦悩をドラマチックに誇張して語るのを見てリアルにその一瞬、その時間、その日を共有した人たち児童・保護者・教師・関係者のその後のトラウマを考えると違和感を持ち、怒りさえ覚えました。講演の度に子供たちが殺傷されているようでかわいそう…胸が痛みます講師はこの悲惨な事件を語りそれを生活の糧にしているのか?とさえ覚えました学校の安全対策に監視カメラ設置、監視員などに多額の費用を掛けることにも批判的に話されていた印象を受けました。当時の関係者だったらこんな冷めた言葉は出ない…悲しくなりました。後半の1時間は講演会ではいつもよく聴く内容でした学校、保護者、地域との連携と現状い・か・の・お・す・し震災時の逃げ方・・・どれも大切テーマ《子供の危険回避について》ネット記事を断面的に見ているようで結局どうすればよいのか?結論が見えなかった話されていたのかもしれませんが、講師の言葉が頭を素通りして記憶にありません…今回の講演を聴きながらどうすれば良いのか自分なりに考えていました。最も安全なはずの学校において無抵抗の6.7.8歳の子供たちを凶器を持った侵入者から守るには?多額の費用を掛けずにできることは?○多くの小学校は1階が低学年、2階は中学年、3階は高学年の教室となっています それを 1階は高学年、2階は低学年、3階は中学年にする 6.7.8歳の児童に比べて11.12歳になると経験値も高く体力もあり、危険に対応する能力は はるかにあります 教室を上下に移動するだけなので費用も掛からず、すぐにできます○学校の教室配置図(学年・組)をネット上にオープンしない今回の講演会を聴いて、学校の安全について再度考える機会を得たことに感謝です安らかににほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村