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カテゴリ:きのこ
台風前は乾燥列島で雨もさっぱりでしたが、 台風が来ると聴いて非常識ながらも ワクワク この直に台風来てくれるし、雨降ってくれるしで 喜ぶおかしな人って キノコ好きぐらいなものでしょうね・・。 10月の神戸キノコ観察会は 9月はさっぱりでしたが、 なかなかどうしておもしろいものが見れたので 内容は濃かったですよぉ。 きのこの秘密展の菌類生態学講座で聴いた 地下生菌の生態と進化について 日本にももっとよく探せばトリュフらしきものはいっぱいある 肉眼で見えるところにあるしぃ とか聴いて よし!絶ぇっ対!トリュフを探すぞぉ!と 意気込み探していたら 意気ごまなくてもスコップなしでも 足元にコロコロ ここ掘れワンワン♪ 日本的トリュフというか ホンショウロ(松露)Rhizopogon rubescensやチチショウロが 松の木の周りやイノシシが食事したと思われる跡のようなところに ごろごろと出るわ、出るわ、で たくさん採れました。 こんなに採れたのは珍しいです。 手をつけていなかった分野だったから やはり探せばあるんですねぇぇぇ。 まだまだありそうでした。 == 追記 INAXの 『 考えるきのこ 』の諸本の中にある 吹春さんの「 きのこの研究古今東西 」の記述で ≪ローマ時代の大プリニウスは博物誌の中でトリフを 「根を持たないのに生育する驚嘆すべき植物 」と記述している 謎の多いトリフは同時代から注目を集めていた。 秋の雨と雷がトリフの収穫をもたらすと信じられ 雷鳴の強さと大きさガ、トリフの大きさと量に関係があると 考えられていたという。≫ というくだりを読むとあっと思った。 まさにこの日は大型台風が去った跡すぐの ショウロの収穫。 これは興味深いですね。== 意外と公園や雑木林や高速のS・Aの植え込み周辺で見つかると聴いてたけど 台風の跡でなのかどうか イノシシも食材を求めて掘り返した跡がいっぱい。。 (イノシシぃ超!危険) 落ち葉のないやや湿り気のあるところ イグチ系が進化してトリュフなどの地下生菌 腹菌類に 変わっていったという進化の過程などいろいろ 講座を聴いたあとだったのですぐに実践で役立つとは あの講座はほんととってもいい勉強になりました。 チチ松露はチチタケみたいに乳液が淵から出ます。 チチタケ属の近縁種だということは すでにDNA鑑定でているので やはりこれは子実体が進化して腹菌類に変わっていたという 過程がうかがわれます。 きのこのヒミツを探りに行こう!きのこと動物と地下生菌 これがまた食べてうまいかどうかとなると 幼菌の白いうちはホコリタケやノウタケと同じく お吸い物や何かに使えるらしいですが 食べてうまいとおもうのは イノシシだけでしょうねぇぇ。 ほんとにイノシシはトリュフみたいなものたべてるんでしょうかぁ。。 いわゆる日本のトリュフというもの 黒や白の西洋トリュフとちがって おいしいとはいえそうにないようですね。。。。。 つづく。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.07.03 18:30:56
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