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カテゴリ:きのこ
春はあけぼの。 やうやう白くなりゆく山際、 少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。 清少納言の枕草子のいち言が出てくるのが常であるが やはりここは 春はあみがさたけ。ようよう出てくる山際に 少し茶明けて、とんがり帽子が見えたるその姿。 なのです。 お天気も良くて 梅林畑から梅の香りがそよ風にのって、 心地よく鼻につきとてもスーパーファンキーな日曜日でした。 今年も始まりました。 神戸キノコ観察会in六甲山きのこ定点観察。 観察すべき季節限定の、 春のきのこを探すということで 目的の3種とも観察できました。 春のきのこ その1 トガリアミガサタケ アミガサタケ科 Morchella conica 春一番、最初に必ずお目にかかりたいのが アミガサタケです。 その愛くるしいとんがり帽子をかぶった姿を見るたび、 きのこが少ないこの時期の観察会を 盛りあげてくれるから 楽しい。 定点観察など後回しで ついついアミガサタケ採りに夢中になるから 楽しい。 人のにおいが恋しいのか 排気ガスのにおうところ トイレのそばとか くさい場所が好みで、 イチョウの木のそばで見られるといわれるが 銀杏のそばでは見たことないです。 肉質はもろいが、ゆでると弾力が出てゴムみたいな食感がおもしろい。 バター炒めやシチューなど煮込み料理に合う。 フランスではモリーユ、人気のきのこ。 日本産のものはフランス産のものと比べると香りが弱いと言うが 日本産のものに限らずアミガサタケは、 香りが強くて調理のときに酔うことがあるので、 必ず換気をよくしながら行う。 アミガサタケの成分にはロケットのジェット燃料と同じ成分 4モノメチルヒドラジン(4MMH)という物質が 含まれているというからすごい。 トガってる形がロケットに見えなくもないですね。 春のきのこ その2 カバイロサカズキタケ Helvella leucomelaena (Pers.) Nannf 春にマツの樹下の裸地で見れる春のキノコ。 キュートな盃型のきのこで、これできゅっと一杯! という感じ。 春のきのこ その3 カラムラサキハツ Russula omiensis Hongo ベニタケ科 ベニタケ属 かじってみるとしばらくしてからわぁ~と辛さが来る。 小~中型の紫傘、赤紫色~帯紫ワイン色 中央がくぼむ 柄は白色のしわ縦線 脆い、辛い。 ↑のノウタケが↓のように 乾燥すると高級な野糞用トイレットペーパーになるという代物でございます。 ノウタケのトイレットペーパーといえば、 2009年10月19日 野糞用トイレットペーパーのノウタケ こうべ森の小学校自然教室in六甲山 小さいけど、またまたウン良く きれいに乾燥したノウタケの基部 (頭が取れて土台の根っこの部分) を採取することができました。 新聞紙なんかよりずっと柔らかくて上質とされ 和紙っぽい感じ?すごい野外用トイレットペーパーです。 すき焼きの具にしたいくらい うまそうな立派な椎茸も見れました。 で今日は六甲山へ。 国道43号線を走りながら、帰り。。 ガソリンが無くなってきたので セルフスタンドで給油したら 偶然なのか珍しい粗品をもらいました。 なんでかな、ブラウンマッシュルーム! きのこをもらいました。 神戸の扇港興産といえば マッシュルーム栽培で有名な会社です。 アミガサタケにマッシュルーム、しいたけ とお土産がそろったので、 意気揚々と帰ってたら ここは魔の国道43号線、 ちょっと油断するとネズミ捕りにあうから いつも安全運転で走るがモットー。 が今日は浮かれてすっかり注意散漫。 スーパーファンキーな気分で走っていたら。 ウゥゥぅーーと鳴る いやな音。 「 前の左に寄ってください 」 えっ、 わたし? もしかして、もしかすると、 もしかしなくてもわたし。 あっらあぁぁーーーー・・・・ やられたわぁ! 「40キロ制限」のところを20キロオーバーのスピード違反で 捕まっちゃいました せっかくゴールドカードになったばかりやったのにぃ。 初のスピード違反だぜ、 スーパーファンキーな気分でちゃんちゃん。 ポチっ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.07.03 18:01:53
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