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母親が在宅介護となり
約半年がたった。 たくさんの方々に助けていただき まだ人の手は借りなくてはならないが それでも、おかげさまで歩行補助具を使えるようにまでADLが改善できたことは喜ばしいことだった。 介護保険を使ってリースもできるが 軽さ、使い勝手など鑑みると 買って揃えてもいいかなと思い、車椅子と歩行補助具を購入した ところが歩行補助具のバネが弱って、簡単にブレーキがかかるようになってしまったらしく 送迎してくれたショートステイ先で 安全確保のため スプリングで上下するところ固定しましたと それを返却してきた事で不具合が分かった その補助具は 4つの足の下にそれぞれ車輪がつき 後方の2つの車輪が体重をかけるとスプリングによってブレーキがかかる仕組みだったのだが 肝心のこのスプリングが悪くなってしまったと言う訳だ 色々と検討して買ったもので 製品としては 車輪のついていないものもあり 使用者が持ち上げては一歩づつ歩く いわゆる杖の延長線上のようなものもあったが 母の場合は まだそこまで回復しているとは思えない事で わざわざそういった機能のついたものを選んだのだ まさか 数ヶ月にも満たない使用期間で 肝心部分が調子悪くなってしまったのには いささかがっかりだった メーカーに問い合わせてもよかったが 部品で出してくれるか、わからないし 取れたとして 時間がかかっても困るので 行きつけの金物屋さんに相談してみた 結果、スプリングだけ発注できた もちろん弱くなってしまっているので これより強いものを希望したところ 全て計測してくれた上 専門のところに外注してくれた 何でも揃うホームセンターなども便利かもしれないが ネジや釘一本からでも、親切に説明して売ってくれる、こんなお店が近所にあってとても助かった 思えば 趣味でオートバイを持っていた時も アメリカ製だったためインチボルトだったか 急いでいるときは 純正品を待っていられず この店に通って相談したものだった ミリのボルト インチのボルト ナットもものすごい量の在庫となるはずだけど 親切に探してくれた 我が商店街は そういったお店が軒を連ねていたものだが 今はシャッター閉ざしているところもあって とても残念だ 我が家も 以前はふすまの引き手や和紙を売ってほしいと わざわざ来店してくれるお客様もいたものだが ここ数年は そういった需要もなくなった こういった 相談のできるお店が1つでも多く残っていける社会になったら もっともっと 便利になると思うのでけど なぜか逆の方向に向かっているのが現状となる 洋服屋さんやアパレルメーカーはしのぎを削るほどたくさんあっても 手芸屋さんは廃らない オリジナルを求める需要がまだまだ存在するからだと感じる 幸い 我が家は表装やインテリアに関して そういったご相談を受け 仕事をさせてもらう機会が多いから やり甲斐があるが 以前に比べたら驚くほど少なくなっているのも事実だ 活気のある商店街のある地域は きっと人の感性も豊かなじゃないかなって ふと思った お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年04月06日 17時59分18秒
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