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テーマ:史跡巡り(775)
カテゴリ:・・府本・樺
賀庭寺住僧墓所に来ました。
⑤ 賀庭寺住僧墓 樺字円城(付図2-89) 硯川を距てた「ちょうじん山」という所に4基の住僧墓がある。最古の夫婦の石塔には、 覚了院道察禅定門 貞享五戊/辰(1688)七月十六日 涼峯妙察禅定尼 延宝八庚/辰(1680)十一月廿八日 孝子 敬白 の銘が刻まれている。 2基目は 当寺中興開山贈権大僧都法印慶玄大和尚位 寛保三発/亥(1743)天九月十二日 3基目は無縫塔むほうとうである。 権律師円観院豪源 寛保三発/亥年(1743)六月初日 この石塔は筑後三池今山吉田甚六という生縁者が之を建てたとしてある。 4基目は 権律師快良大徳 賀庭寺中興三世 宝暦十一辛/巳(1761)天七月十日 以上4基は、賀庭寺再興の住僧墓であり「数年退転セシヲ、貞享3年(1686)再興シ乞、元 禄13年(1701)造立シ、延暦寺ノ末寺トナレリ」の『玉名郡村誌』の記述を裏付ける資料である。 高い木が刈られたら、賀庭寺が見渡せるロケーションである。 今は、個人の梨園の中にあるので、許可を受けること。 梨園の方がきれいに保存して頂いている。 以上、府本巡り終了。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.12.16 00:00:22
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