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カテゴリ:発達障害
数日前から、県内小学校の支援学級へ在籍を希望する子どもたちの保護者から、悲痛な叫びと言える声が上がってきました。
県が支援学級通っている子どもたちの保護者に対し、この時期に急に『診断書の添付』を通達したきたのです。 診断書なんて急には取れません。自分の通院している医療にお願いしても数日あるいは数週間かかります。医療機関での対応が困難なので、次にでた策は、ひとつの医療機関にお願いして、集団で診断書を取ってもらうということです。 この診断書の請求は、情緒支援クラス・通級を利用する子どもにが対象のようで、診断書に「知的障害」がなければ、場合によって普通級に在籍を変更するということです。 確かに、現在支援級の対象者が増え、学校現場は大変な苦労をされています。支援級とれば教師の人員を増やさなければならず、予算の問題がでてくることは明らかです。しかし、予算で子どもの教育に対して制限がかかってしまうと言うのは、どうなのかと考えてしまいました。 特別支援を診断ありきで考えてしまうと、かなり危険であることは支援者の方は理解できると思います。いろいろな学校を見学させていただきますが、現在の低学年の普通級も心配要素がたくさんあるのに、今後このような形でクラス分けをされた場合、どうなるかは目に見えています。 支援級の子どもばかりか、普通級の子ども達への関わりがどうなるかも心配要素のひとつだと感じます。 今まで、支援級で自分のペースで何とか学習ができていた子どもたちが、普通級の中で集団指導で学習を学ぶ環境が等しくできるとは考えにくい状況です。 とにかく、親御さんの悲痛な訴えに対し、支援が必要なこどもたちが困らないよう、4月から協力して取り組んでいかなくてはならないようです。教育委員会、はどんな理由でこのような動きになっているのか、一保護者としても速く知りたいことも事実です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.03.14 21:22:14
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