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カテゴリ:気づき
前にもお話しましたが、よく質問される項目に「何で怒らないんですか?」と言われます。
逆に、「何で怒るんですか?」と質問すると、「分かってもらうため」と言う答えがでます。 分かってもらう手段には、怒るという選択しかないのでしょうか? 私たちは、怒るの選択肢の順位は非常に低い位置にあります。 その前にできること、「伝える」、「話す」、「諭す」、「経験してもらう」、その後に、「自分で考える」「一緒に考える」があります。 「怒る」という選択肢がまったくないのではありません。ただ、怒るのではなく叱るという動作ですが、子ども達の状況をみて行います。 生命に危険を及ぼすときは静止の意味で叱ります。何度話しても聞いてもらえない時は、方法が違っていたと判断して、あえて声を荒げたり語気を強めたりして相手に伝える動作を行います。 感情で行わないように、職員には十分伝える機会もきちんととります。 でも、人間なのでどうしてもメンタルで感情をぶつけてしまう時があります。そんな時、ちゃんと自分を見つめられるような取組み(研修)を行います。 最初の数回は、子ども達も聞いてはくれません。同じことを何回も繰り返すときもあります。その時、大人が感情に支配されて、子どもを何とかしようと思うのではなく、この方法はこの子に合っているのかを考える必要があるのではないでしょうか? 怒るときは、たいてい大人のためではないでしょうか。自分の感情のはけ口を相手に求めて、すっきりする。相手を思い通りにコントロールして、安心する。相手のせいにして責任転嫁する。痛い話ですが、そんなことが多い気がします。 「その場面、怒る必要があるのでしょうか?」6秒間だけ、待ってみると状況も変わるようですよ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.07.02 10:28:01
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