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テーマ:小学生の勉強(1315)
カテゴリ:日々の暮らし
ラジオ体操と聞くだけで、小学生だった頃の夏休みの記憶が
パァーーッと蘇ってくる。 会場となっていたお寺のお堂まで10分。 6時20分に家を出て小走りに急ぐ。 お堂に着く頃ラジオ体操の歌がノイズ混じりに聞こえてくる。 ラジオ体操に休みはない。 お盆も、日曜も いつも役員のおじちゃんやおばちゃんが判子をつきに来てくれる。 皆勤賞だったことは無い。 私はなんかしらで空らんの日が有った。 でも強者は旅行先でも参加したりして自分の所のとは違う判子で みんなを羨ましがらせたりした。 中継の所にたまたま親戚が居て行った子が クラスの英雄だったりした。 体操を終えて家に着く頃 今度はお味噌汁の匂いが私を迎える。 朝7時に朝ご飯。味噌汁はナスとインゲンが入っている。 キュウリの塩もみでご飯を食べると 長い長い夏休みの一日がスタートするんだ。 胸がキュンとなるようなあの頃のこと。 娘達はラジオ体操に郷愁を感じる大人になるのかな。 2日間だけ。 行くとご褒美で文具やお菓子がもらえる。 しかも7時から、録音のラジオ体操。 地域の行事の一つなのだ。 きっと、6時半までに毎日子どもを送り出すのが 嫌だというママが多いのだろう。 家庭の事情も多様化しライフスタイルも変化した。 だから7時スタートの二日間。 自分の母を、祖母を、当時の全ての母を思う。 淡々といつも6時に起きて送り出し 淡々と朝ご飯を作る。 ここに子育ての原点が有ると思う。 我が身はどうなのかな? ラジオ体操が我が身を振り返り、 自分の母世代のすごさを確認するきっかけとなった。 明日は中止かな。。。 昼食に入ったファミレスで夏休みの宿題について愚痴るママ達がいた。 「自由研究は親も面倒見てやって下さいって、先生が言うのよ! それって宿題じゃないよねーー。」 賛否両論有るだろうが 私は研究の方法論を教える良い機会だし 親子のコミュニケーションをとるチャンスだと思って活用させて貰っている。 もうすぐ、娘の小3の夏休みが終わる。 オバサンになってから 胸がキュンとなる思い出が出来たかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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