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カテゴリ:浮世見聞記
町田市立國際版画美術館で、「プレイバック!ミレニアム 1991→2001─版画が/版画で越えた境界─」展を觀る。
![]() 二十世紀最後の十年間、すなはち平成三年(1991年)から同十三年(2001年)に版画作家たちが自らの作品を通して訴へた浮世への悲憤慷慨の回顧展で、物事をひねくり倒して作品化した數々は、よく云へば時代を超越、はっきり云へばやってゐることが變はらないので、あれから二十年以上が經過した令和現在に見ても、やはりワケのわからぬ發想は鮮度を保ったままである。 ![]() (※ヒトの科学技術への過信が不安らしい 一部作品のみフラッシュ無しで撮影可) やうするにこのテの作家たちは浮世に對して不安がってゐたいわけで、それは浮世が存在する限り永續するものだから、その意味で彼らにネタ切れの心配はない。 ![]() (※橫濱大空襲で被災して廢止された京濱急行線の旧平沼橋驛遺構より“こすり出し”で取材した作品、らしい) もし浮世から彼らの不安がる要素が排除されたら、たちまち彼らは廢業となり、また違った意味で回顧展のネタになることだらう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.08.14 22:56:24
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