カテゴリ:ガンダム
クロスボーンの長谷川裕一が贈るZG外伝
この作品は半公式アンソロジーを許せる人には絶対お勧め! 宇宙世紀0087年、オリジナルパーツの含有率52%、限りなくRX-78に近いMS…その名も1/2ガンダム。刻の鼓動は悲しい対決を機に動き出す。ZGエースに掲載された3本と 描き下ろしエピソード1本を収録。 流石は長谷川裕一。良い仕事しています 「スカルハート」はちょっと新鮮さが無くて、良いんだけどまたいつもの長谷川節って感じでしたが、今回は完全新規の話なので、非常に面白く読めた。 トンデモっぽい設定とか、この絵はどうも。。。って拒絶しちゃう人も多いのだろうけど、ドラマなりテーマは秀逸。 こういうものを認めないで何を認めるのかとw カン・ウーなりの戦争との向き合い方、(どうしても、以前書いたジョニーライデンの話に出てきた「白狼」にしか見えない)そしてそれを受け継ぐエドガーの意思。 勿論、パターンとしてはいつもの路線なのだが、キャラクターなりに好感が持てた。死者の魂を否定するのは「逆襲のギガンティス」の昔からのお約束事項。 だからと言って完全に否定している訳じゃなくて認めている所は認めている、というのが良い この手の版権物やる時は「ロープ際の魔術師」でいたいって言っているけど、どんどんやってw設定で固められた、ありきたりなものなんてマンガとして面白くない少々の無茶には設定マニアが勝手にそういうのに無理矢理な解釈を考えて大いに頭を悩ませてくれてますからw 描き下ろしの方は「バカがボオルで」に続きZ時代のウモンじいさんの話。 で、それがハーフ本編では謎だったエドガーの彼女。フルネームはシシリア・マディン。 って事はハリソンのおばあさんなのか(母親じゃないよな?) この辺の設定は上手いですな。中途半端な設定遊びの作品よりも、ずっと面白い。 「鋼鉄の7人」終わった後もたまに「長谷川節ガンダム」はやってほしいとこです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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