『ガルギール』という名前の草を知っていますか？

これ、エジプト庶民に好まれている菜っ葉なんですが。
日本でも、モロヘイヤと並んで健康に良いとして紹介されたとか…
（モロヘイヤに関してはこちらの日記を→『ファラオを救ったスープ』）
そんな話を聞いたのですが、どれくらいの知名度があるのかは解りません。

歯ごたえはクレソンに似ていますが、葉の形はギザギザしています。
味は、微妙に苦め。

苦い葉が嫌いな人には、ちょっと抵抗があるかもしれません。
最も、大抵、最初は誰もが苦手意識を持つもののようです。
けれど、繰り返し食べていると、美味しさを見出して、
どうも食べずには居られないようなハマリ具合になるのが通常。

私も最初食べた時には、
「なんじゃ、この苦い草は！」
と、顔をしかめて、水をガブ飲みしたものですが（苦笑）。
今ではかなり気にいって、サラダ代わりに食べています。


ガルギールの効能はというと、メインなのがこの３つ。
目覚まし効力、体力補強、長寿、バイアグラ。
………夜のお楽しみの前に、いかがですか？(>_<)


砂漠で発掘をしている教授の多くは、ガルギールサラダを食べて、
砂漠での体力消耗を激減させているらしいですよ。



日本で売り出しているかどうかは解りませんが、
一応、一般的な食べ方をご紹介。
（そろそろ売り出していてもおかしくないらしいのですが。
　探してみてくださいませ。）


＜ガルギールサラダ＞
１．ガルギールを水洗いし、よく水気を切ります。
２．塩をお好みで振り掛けます。
３．オリーブオイルに、摩り下ろしたニンニクを入れて、
　　それを２にかけます。
４. 出来上がり♪
カリカリに焼いたベーコンと一緒に食べると、いっそう美味しいですよ。