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念願の週末。
「やったー。ゆっくり寝られる~!!」 …と今までなら思ってたんですが。 これからはそうも行きません。 遊んでいる訳には行かないのが今日このごろの私の生活。 セメスターの最後一ヶ月なので、 論文にテストにプレゼンテーションにと、毎授業、おおわらわなのです。 せっかくの金曜日…折角のお休みだというのに。 今日も朝から、パソコンに向かってカタカタカタカタカタ…。 (友人に借りたパソコンが役立っております^^) 肩が凝るの何のって…(><) 何でこんな必死にパソコンに向かっているかといいますと。 月曜日の授業に提出することになっている、カタログを作成中なのです。 私の専門分野であるアマルナ時代についての論文を書いているのですが、 その論文を信憑性のあるものに仕上げる為に必要なカタログ。 ※アマルナ時代 古代エジプト新王国時代、18王朝の アメンホテプ4世(アクエンアテン)の時代から、 ツタンカーメンの時代のことをこう呼びます。 神殿や墓の壁画、石碑、パピルスを自分の目で確認して作成します。 とは言え、自分で現場へ出向く時間がありませんから、 今までの訪れた時に撮った写真や描いた図面、 それで足りない場合には、発掘隊の資料を参考にします。 簡単に聞こえるかもしれませんが、これが結構難しい。 時間も異常なくらいにかかります。 勿論、写真や資料には、ヒエログリフの文章が山ほどあるわけで、 既に解読されている資料を片手に、自らの新たに解読を進め、 自分ならではの解釈を加えなくてはいけません。 また、壁画は、必ずしも美しい状態で保存されているわけではありませんから (アマルナ時代の壁画は崩れ落ちているものが非常に多い) 足りない部分の絵や文字は、推測しなくてはいけません。 既に学者の誰かが推測してくれているものは、楽なのですが、 そうでないものもあるわけで…(--;) 作られた&描かれた年順に並べなくては、カタログの意味が無いわけで、 年号を調べるのも一苦労。 剥がれ落ちているものが多く、泣きそうになります。 登場している人物の名前から、 「この人が生きてるってことは、ここよりも前…かな?」 なんて、そんな地道な努力をしながらの作業です。 やっているうちに、だぁぁぁぁぁとか思って、 イライライライライライライライラ…としてくるわけですよ。 やっと今日仕上がったので、一息つけたところですが。 このカタログ作成に、一体、何日…というか何週間費やしたのだろう? 正解は7週間半。 ま、思ったよりは早く出来たかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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