行政書士事務所日記「京都のど真ん中で」

2010/04/19(月)10:27

エリン・ブロコビッチを見る

雑感(88)

先週の日曜日に借りたDVD、見るのを忘れていて、延滞1日目でようやく気がつき、昨日見ました。 タイトルは「エリン・ブロコビッチ」 ジュリア・ロバーツ主演でアカデミー主演女優賞もとっている映画で10年前に日本公開されていたようですが、当時は全く興味がなかったせいか、全く記憶もありませんでした。ひょんなことから、弁護士を差し置いてパラリーガルが活躍するというストーリーを聞いて興味がわいて借りたような次第です。 ストーリーは、バツ2で三人の子持ちの無職の女性(エリン・ブロコビッチ=ジュリア・ロバーツ)が、交通事故被害を受けたことをきっかけに、弁護士事務所に無理やり就職して、大手電力会社PG&Eの六価クロム公害汚染集団調停で史上最高額の3億ドルの和解金を勝ち取るまでを描いたもので、実話に基づき、出てくる名前も実名(エリンやボス弁、相手方会社名など)というものでした。(日本じゃこれほど実名出してする映画はないですね) いかにコミュニケーション力や依頼者の信頼を勝ち取ることが大事かという感想を持ちつつ、日本ではまず考えられないストーリーでした。 アメリカでは懲罰的賠償金が課されることで非常に大きな賠償額となるんですが、現時点では日本法下では認められておらず、映画のようなことは日本では起こりえません。 そんなことより、この映画のポイントは、無学(実はエリンブロコビッチはカンザス州立大学卒ですが)、無職、バツ2の元ミスコン女王の女性が成功を収めるアメリカンドリームということでしょうね。 映画の内容より気になったのはDVDの延滞金です。 旧作なので1週間レンタル¥105だったのに、1日の延滞金は¥200。 利息で考えると、なんと年利69,523.8%!! 利息制限法の上限年利20%、出資法の上限年利109.5%をはるかに超えてます! もし、1ヶ月間うっかりしていると、¥6,000 半年だと¥36,000、1年で¥72,000・・・・ 貸金ではないので利息制限法などは適用ませんが、うっかりしていると大変ですね。

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