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カテゴリ:本/読書
ある日、何気なく書店をブラついていたら、大沢在昌の「砂の狩人」と
いう文庫を見かけた。ウラの「あらすじ」を読むと面白そう。でも、 この主人公には「前作」があることもわかり、さっそくそちらの方を 買うことにした。 タイトルは「北の狩人」。幻冬舎文庫で上・下巻(各600円)。 彼の「新宿鮫」シリーズは大好きで、ほとんどを読んでいるけど、 この「北の狩人」も新宿を舞台にした作品。ただし、主人公は 秋田の・・・いや、ネタバレになるからやめておこう。 とにかく、この主人公・梶雪人も、やくざ/暴力団相手にまったく 怯むことなく立ち向かっていく。そしてそれ以上に魅力的とも言える 脇役たち。 新宿署の刑事・佐江、暴力団幹部の宮本。この二人は、下巻では むしろ梶雪人以上の魅力を感じさせながらクライマックスに進んで いく。 数日間で2冊を読み終わってしまった。次の「砂の狩人」を読むのも 楽しみだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.25 17:12:55
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