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2004/10/21(木)21:31

『ヴァンパイア 黒の十字架』と『狼よ落日を斬れ』

 これまた、だいぶ前に買ったまま観ていなかったDVD『ヴァンパイア 黒の十字架』を観る。  『ゴースト・オブ・マーズ』のDVDを買おうと思っていた。 しかし、同時に発売されたジョン・カーペンターDVDコレクターズボックスに、ボックスでのみ発売と書いてある『ヴァンパイア 黒の十字架』があった。  ボックスの6枚の内4作品はLDを持っているし、『ヴァンパイア 黒の十字架』はカーペンター監督作ではないので、値段を考えて迷った挙句、大好きな『ヴァンパイア 最期の聖戦』の続編だし、これでしか手に入らないならとボックスを買った。  さんざん迷って買ったわりには、随分寝かせておいたものだ。  カーペンターは製作で監督・脚本はトミー・リー・ウォーレス。主演はジョン・ボン・ジョヴィ。という事で、不安に思いつつ観た。  これが、見事不安的中。  前作のクロウは凄腕スレイヤーだったが、デレク(ボン・ジョヴィ)は頼りない感じのスレイヤー。状況もよく分からない16歳のサンチョに助けられている始末。  監督の音声解説で「任務に選ばれたのはいいが力不足で、目的を達するには仲間の助けが必要だ。形勢は断然に不利、失敗する可能性の方が高い。西部劇でも戦争ものでもそういう設定の映画が好きなんだ。」と言っている。  この映画でその設定が良かったのか疑問だ。  まあデレクのへたれ具合が、ボン・ジョヴィでピッタリだったかもしれない。  どうせ作るならカーペンター監督で、前作の生き残りも出した続編を撮って欲しかった。  勿論、今からでも、作ってくれるのならうれしいが。  BS2で放送された、池波正太郎原作の『狼よ落日を斬れ』を観た。  いきなり池田屋での斬り合いからはじまる。  杉虎之助(高橋英樹)、中村半次郎後の桐野利秋(緒形拳)、沖田総司(西郷輝彦)、伊庭八郎(近藤正臣)らを中心に、幕末から明治初期までの激動の時代を生きた姿を描いている。  虎之助が妻の仇の3人を斬るシーンで、2人目の首が飛ぶシーンはまだしも、最後の1人にいたっては縦に真っ二つである。スゴイというかなんというか…

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