2004/11/18(木)23:13
『ドッペルゲンガー』/銀歯がとれた
黒沢清監督作『ドッペルゲンガー』を観た。
大ヒット商品を開発して、次の商品にも多大の期待が寄せられてノイローゼ気味の科学者早崎。
その前に突然もう1人の自分が現れる。それは幻ではなく実体として存在し、早崎の仕事の手伝いもするが思いのまま行動をとりイライラしてくる。
会社を辞めて独自に開発を続ける早崎、その分身、助手の君島、弟の分身を見た直後に弟を失った永井、元同僚の村上らが開発している商品を中心に絡み合っていく。
どう展開していくのか先が見えない。
ラストはう~んとも思ったが、そっくりな別人がいるように見える役所広司一人二役の早崎と分身など、なかなかに楽しめる作品だった。
まあ、後味すっきり、気分爽快を求める時に観る物ではないが。
食事をしている時に、硬い感触がしたので噛むのを止め、恐る恐る見る。
思った通り銀歯がとれていた。
ガリッと噛む前に止めたので、欠けてはいない様だが、とれる時は虫歯になっていてとれる事が多いと聞いていて、そのまま付けるのではなく治療と言う事が度々だったので暗い気分になってしまう。
もう歯根の部分しか残っていない歯だったので、最悪抜く事になるのでは等と思うと更に落ち込む。
注意してはいるのに、歯医者に通う事が多く、ろくに歯もみがかないのに歯医者に縁のない人がいたりして、なんとも羨ましい。
煙草は吸わないが、紅茶をよく飲むのでどうしても茶渋が付いてしまう。
そろそろ取ってもらわないとなーと思う頃に、通うはめになる事が多いような気もする。