2005/02/03(木)05:21
『家政婦は見た!』を観た
土曜ワイド劇場の人気シリーズ『家政婦は見た!』の23作目を観た。
1作目が83年7月2日放送で21年も続いている。
以前昼の再放送で1回目を観たら、『松本清張の熱い空気 家政婦は見た!夫婦の秘密“焦げる”』となっていた。
『家政婦は見た!』はサブタイトルで原作は松本清張だった。
当たり前だが、市原悦子が凄く若い。
内容は今のものより重い感じで、秋子が結構いじわるだ。(この頃に比べると、今のは丸くなった気がする。)
今回は、社会派弁護士として知られている小松崎の所へ行く。
おしどり夫婦の小松崎とその妻は、弁護士をめざす学生のために「志法塾」を私財で運営している。
その二人に秋子は好感を持つ。
この小松崎を演じているのが蟹江敬三で、これはどす黒い裏があるんだろうと思わせる。
そしてここで何時ものように、秋子が覗いてスキャンダルを暴いていくのだろうと。
これだけ続いているシリーズなので当然のようにマンネリ化している。それを、打破しようと思ったのかもしれない。
観終わった後に、『ドーバー海峡殺人事件』(アガサ・クリスティー原作『無実はさいなむ』)を観た時のような虚しさを感じてしまった。
録画しておいた『セブン・イヤーズ・チベット』も観た。