2005/03/31(木)23:53
『コーマ』
大好きな作家の1人、ロビン・クック原作の『コーマ』、昨年買ったままのDVDを観た。
1度、高田馬場の中古ショップでLDを見ていた時に、隣で見ていた人が『コーマ』のLDを手に取っていた。戻してくれないかなと思ったが戻してくれなかった。ただ大量に持っていたので、取り敢えず確保しておいて後で選ぶのではと期待していたが、全部持ったままレジへ向かって行った。
残念に思うと同時に、中古とはいえけっして安くはないLDをあんなに沢山買うなんてと驚いてしまった。
その後も気にかけていた作品だったが、手に入れる機会がないままになっていた。
そんなわけで、随分前にテレビで放映された時に観て以来だ。ノーカットのものを観るのは初めてになるが、どこがカットされていたのかなど分からない位に覚えていなかった。
ボストン記念病院で働く女医スーザンは、親友ナンシーが中絶手術の後に昏睡状態になった事に不審を抱く。
独自に調べ始めると、これまでに何件も原因不明の昏睡症例がある事に気付き、核心に迫っていくとともに自らにも危機が迫って来る。
監督・脚本、マイケル・クライトン。音楽、ジェリー・ゴールドスミス。
マイケル・ダグラス主演で放つサイエンス・スリラー!と書いてあるが、スーザン役のジュヌビエーブ・ビジョルドが主役なのではと思うが。
77年の作品で、スーザンとマークの関係の描き方に時代を感じてしまう。(古臭くて観られないという意味ではなく。)
結末が分かっていても、ドキドキしながら観られる作品だ。
1番記憶に残っていたのは、やはり宙吊りになった昏睡状態の患者達の映像だ。