亀戸のホームに降り立つと大蒙古の看板が見えていた。何回も同じ場所に立っていたのに、気付いてもいなかった。

　店に入るとレジはあるが、直ぐに階段で２階へ上がるようになっていた。
　そこはゲル風の内装になっていた。周りにはモンゴルの衣装が飾られている。





　とりあえずいくつか注文。







　どれもこれも羊なので、クセがある。あまり羊は好きではないのでう～んという感じ。モンゴル料理だから仕方無いんだけど。

　注文をとりに来た人はモンゴル人で、経営者はそのおじさんらしい。
　姉が～をモンゴル語で何というかと聞くと、う～んと考え込んでいる。
　普段は日本語になっていて直ぐに出てこないと言う。来てほんの数年らしいが。
　もっとも、対応する言葉がなくどう言ったらいいのか考えていたというのもあるようだが。
　一所懸命考え込んでいるので、もういいですよと言っていた。

　暫くして又やって来て、下にいる何人かで検討しましたがこれが一番近いのではないかと。物凄く誠実な感じの人だった。

　そして一番のお奨めといっていたもの。



　切りましょうかと言ったので頼んだ。時間をかけて丁寧に小さく切ってくれた。
　これも勿論羊。スパイシーで美味しかった。

　追加でもう一品。

　

　途中店の人が、歓迎の歌を唄います、その時帽子を回しますので被った人はお酒を飲んで下さい。～の部分はよかったら一緒に唄って下さいと言う。
　椅子取りのようなのかと思ったら、グループに関係無く全部の客を端から順番に飲んでいき、その間繰り返し唄っているのだった。
　一部アルコールがダメな人を除いて全員が終わるまで続いた。
　後で聞いたら、回していたお酒は馬乳酒だった。

　隣にいたグループが帰る前に壁にかけてあるモンゴルの服を着出した。
　店の人が仕上げの着付けをしたりして、服に合わせて帽子も被らせていた。
　そして記念撮影したりしていた。
　飾りだけでなく、こんな事もしていたのかと。

　最初飲み物はと聞かれた時、アイラグを頼もうとしたら、お腹がいっぱいになるから後で頼んだ方がいいと言ったので最後に頼んだ。

　味はどうするかというので、念のため飲み易いという方でお願いした。
　ところが、一向に来る気配が無い。料理でもないのになんでこんなにかかるんだろう？忘れているのでは？味はとかいろいろ聞いたのに忘れてはいないだろうとか言い合ったが、催促してみた。
　すると、「今、牛乳を買いに行ってますのでもう少し。」と。
　えええ！？

　牛乳無しではと聞いたら、入れたほうが飲み易いからと。
　時間が無いわけではないので待つことにした。

　

　飲み易いのではなければちょっときつかったかも。