マジェスティック・ジャパン・ツアー
ガンマ・レイのライブがあった。 今回はチケット購入がギリギリになってしまったので、整理番号はなんと893番。 6時開場、7時開演になっているが番号が番号だけにゆっくり出かけ、6時半頃着く。 既に列も無く、そのまま階段を上っていく。 ドリンク代500円を払い、チケットを貰い入場。 Tシャツを買わなければと見ると、3つ並んでいて絵が入っているのが2つ。 1つはMサイズがないようだ。 どうしようかと思いながら、何か変だとよく見ると、ガンマ・レイのではない。 そうだ、前座があったんだ、危ない危ない騙されるとこだったとガンマ・レイのを探す。 すると別のテーブルで予約受付をしていた。 日本が公演の最後で売り切れて無いという事だった。 種類は1つのみ。ちっ!送料まで払わされるはめになったと思いつつも申し込む。 最終的に製作されない場合もあるらしい。発送予定は来年1月下旬目安で遅れる場合もございますと、なんともハッキリしない状態で待たなければいけない。 チケットを渡しジンジャーエールを貰う。 Sサイズくらいのカップに大きな氷がいくつか入っていて、なみなみでなく幾分少なめに入っていた。(何個か入れた状態で置いてあるが、見た目にも量はまちまち。) 1番手前のものを渡されたが、色が少し薄い。注いで暫く経ったものかもしれない。 クレーム付けようかとも思ったがめんどくさいのでいいやと、そのまま持って行く。 そして直ぐ飲んで氷と容器を捨てる。 これで500円とは、かなりボッているな。 整理番号から考えて900人入っていたとして、2日で1800人。 強制的に買わされるので、90万の売り上げ。原価なんかしれたもんだろうからボロイ商売だな、たぶん。 そして場所探し。最近は柵の前位に行く事が多かったが、後から入ったのでどうかと思ったがその場所を確保。 何時も、早くから寒い中を並んでいたのが無駄に思えてきた。 7時をちょっと過ぎて暗くなると、ワーッ!といきなりヒートアップ。 前座なのに。 斜め前方の肩より少し長い髪、しゃくれた顎に大きい黒ブチ眼鏡の男、1曲目から凄い勢いでヘッドバンギングを始め出した。 前座の1曲目からそんなに飛ばして大丈夫なのか?という勢い。 2時間+アルファ(前座)位あるだろうに。 かつてのボクシング世界タイトルマッチが15ラウンド(今は12ラウンド)で、3分にインターバル1分、それで1時間。 その倍以上と思われる。途中で息があがり、棒立ちになってフ~ッ、フ~ッとボブ・サップ状態になるのではなどと思いながら見る。 前座のストームウォーリアー、1曲目からいきなり手拍子を要求してくる。 2曲目以降もラスト除いて毎回手拍子か拳を要求する。 そうまでしなくても破格の対応をしてるじゃないか、前座にもかかわらず。 何が不満なんだ。 まさか律儀にその度答えている観客を見て、ハッハッハッ!見ろ俺が拳を上げれば拳を上げ、手拍子をすれば手拍子をする。俺様の思い通りだ!実に愉快ではないか!ハーッハッハッハッ!なんてことは思っていないだろうが。 途中ちらりちらりと、しゃくれを見る。 む、このラウンドじゃなく、この曲は休みながらいくのか?少しおとなし目だ。 おおっ、今度はエアギターか?それともその動きはエアベース? 頭振りつつ演奏、そしてエアネックから左手を外しては眼鏡を上げるの繰り返し。 ヘッドバンギングに比べると運動量を抑えているようだ。 30分足らずで終わってしまった。 左隣の人との間に少し開いたところに、投げられたピンクのピックが飛んできた。 ガンマ・レイのじゃないし、ま、いいか。いやっ、と一瞬の躊躇の為隣の人に先を越されてしまった。 ステージでは何と、ストームウォーリアーのメンバーが、観客をバックに記念写真を撮っている。ビックリ。 ありがと~!しゃくれ~じゃなく、ありがと~!ストームウォーリアー! ステージのセッティング変更等で30分位、済んでも少し間が空き40分位経ってガンマ・レイのライブが始まった。 インターバル、ストームウォーリアーのライブより長いよ。 しかし、しゃくれにはいいインターバルになった事だろう。 8時を10分過ぎたくらいで会場が暗くなった。 ここで皆一斉に前に行き、3分の2か半分位に圧縮されるはずだが殆ど動かない。 何故? ブラインド・ガーディアン、ハロウィン、ガンマ・レイのどれだったかは忘れたが、以前ステージと柵の中間近くにいた時始まると同時にうわ~っと動き、足が浮いたまま横へ1m以上動いたり、右横から人が倒れてきて気づくと自分の下にも人がなんて事もあったもんだが。 前に行くつもりは無かったので、圧縮されると空間があくと思っていたのに計算違い。 マジェスティックはあまり聞いていなかったが、このアルバムからばかりではないのでなじみの曲の方が多い。 1時間半位で一度引っ込み再度出てくるとカイが煙草を咥えていた。 NO SMOKINGと書いてあるのに。 「NO SMOKING!」と叫び反応をみたくも思ったが止めた。 誰か出て来て、その人がボーカルをしカイはギターに専念。 スペース・イーターをやり、今回はハロウィン無しかなとも思っていたがここで出てきた。 盛り上るがガンマ・レイの曲より盛り上るとどんな気がするだろう? 再度引っ込んで出てきたら、今度は2人が煙草を咥えている。 そしてストーム・ウォーリアーのメンバーが典型的な外国人がやる勘違い日本スタイルで出てくる。 どうせ、ここまでは決まっているのでアンコールという気はしない。 この後でもう1回やれば本当のアンコールと感じるだろうが、そうさせず直ぐ帰らせる為に明かりを点けアナウンスを流す。 余韻も何もあったもんじゃない。 外へ出るとグッズコーナーの辺りは凄い人込み。と思ったらストーム・ウォーリアーのメンバーが出てきている。 ポーズをとったりしているのを囲む様にして携帯で撮影している。 おかしいのが、これで自分達のグッズを売っているところの邪魔になっていたというところだ。 グッズ売り場の人が何回も、通れる分だけ空けるように言っていた。 大抵デジカメを携帯しているが、カメラチェックで預けるのが面倒なので置いて来ていた。 残念。 特にファンという訳ではないが、とりあえず全員と握手してもらい帰った。 何も知らなかったが、後でチラシを見ていたらストーム・ウォーリアーの「ST」というアルバム、カイがプロデューサーで3曲参加しているという事。 会場で見ていればよかった。そうしたらこれを買ってサインしてもらえただろうに。(実際サインしてもらっている人もいたし。) チラシの中にハロウィン来日公演決定!!というのがあった。 来年の3月1日だ。是非行かねば。