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ボトルを用意します。あんまり小さすぎないほうがレイアウトも管理もラク。
今回使用したのはこれくらいの大きさ。100円ショップで購入した保存びんです。 |
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砂を用意します。
大磯砂でもなんでもいいのですが、水草を育てるのには園芸用の赤玉土や通気性とバクテリアを考えて溶岩や軽石もいいそうです。 また、ナチュロックなどの溶岩粒もいいと思います。 でも今回使用したのは「さゆスペシャルブレンド砂」(笑) サラワクサンドとアフリカーナ、ナチュラルバクターを混合してみました。 |
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ボトルに砂を2cmくらいいれます。
あまり少なくても水草が植えにくいですが多すぎても横からみたとき可愛くないので・・・ |
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砂を洗います。
大磯砂などならあらかじめ洗っておいたものを入れればいいのですが、土やソイルを使う場合は乾いたままボトルに入れて蛇口の下にもっていき水道の流水を静かに注いで水が澄んでくるまで流しっぱなしにします。あまり神経質にならなくても泥水がおさまればOK。
一旦水を全部こぼして捨てます。 |
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水草を用意します。
水槽ではCO2添加が必要と言われているような種類でもそれなりに育ちます。
ただボトルが小さいのであんまり成長が早いものや大きくなるものは向きません。
量も少しでいいので、わざわざ買ってくるのはとてももったいないです。
友達の水槽の水草(あまって捨てるようなもので十分)を分けてもらうとか、自分の水槽のをちょこっと切ってくるとかしましょう。どうしても買う場合は安いのをほんの少し買いましょう。 |
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水草を植えます。
あらかじめ下準備として長い水草は5~6cm程度に切り、植える部分の葉を取っておきます。
背の低い水草も小さめに株分けし、長い根は切っておきます。
ピンセットで、後ろになる水草(背が高いもの、高くなるもの)から植えていきます。 |
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こんな作業になります。ビンの口が狭かったりピンセットが短かったりするとうまくいかなくてイラつきます(あはは)
ピンセットがなければ箸で植えるしかないでしょう。また、水を半分くらい入れたまま植えたほうがうまくいく人もいると思います。
ちゃんと植えないと後で浮いてきて「やりなお~し!」になって悲しいので、しっかり底まで挿してくださいね。 |
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植え終わりました。左奥から時計回りにロタラインジカ、グリーンロタラ、ニューパールグラスと
名前忘れた小型のクリプト、エキノドルステネルス、グロッソスティグマ。
アクセントに溶岩を入れました。
細い流木にウィローモスを巻いて挿したりしてもステキかと思います。
また、1種類のロゼット型水槽を中央に一つだけボーンとおくだけでもいいんじゃないかな。 |
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最後に水を入れます。
コップなどから静かに注ぎます。乱暴に入れるとすぐに砂が動いてせっかく植えた水草が浮いてきてしまうので要注意!
で、これが私の秘密兵器、プチプチです。
適当な大きさに切ります。 |
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凸凹のある面を上にしてボトルの中に入れます。 |
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その上から水を注ぎます。
ほーら、ぜーんぜん大丈夫。 |
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この方法は大きな水槽にもつかえるんですよ。(もちろんある程度大きなプチプチでね)
凸凹の部分で水の勢いが消えて、分かれて流れるのでバッチリきれいに注ぐことができます。 |
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水が入りました。
浮いてきた水草を植えなおしたり、水草のレイアウトを整えて完成です!
カルキ抜きをしてある水を使えばすぐに生体も入れられますが、水草が落ち着くまでこのまま数日置いたほうがいいと思います。(すぐにエビや貝を入れると結構水草が浮いてきてしまいます)
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生体を入れずに水草だけで育ててもいいですが、魚のフンが水草の肥料になったり枯れた水草をエビが掃除してくれたりして安定しますから是非入れてみてください。
オススメの生体:ミナミヌマエビとレッドラムズホーンとアカヒレ。 ボトルの大きさにあわせて1~2匹づつ。入れすぎないようにしてくださいね。
魚は他にメダカやランプアイみたいな小さくて丈夫な種類、エビはピノキオやビーシュリンプ。巻貝も1匹は入れたほうがいいです。小さいスネールならなんでもOK。
◇日常の管理◇
■カーテン越しに日が当たるうようなところや明るい電気の下におきます。
■冬はなるべく日にあててあげて下さい。室内だったら冬場保温なしでも結構いけますが、寒さに弱い魚の場合はシートヒーターを敷いて下さい。
■また逆に夏場は水温が上がりやすいので注意!直射日光を避け、日に当てるのはせいぜい30分くらいにして涼しいところに置いてあげてください。
■エサは、エビと貝1匹ずつくらいなら別にあげなくても水中に発生した藻や微生物を食べるので大丈夫。
逆にあげすぎると食べ残しやフンで水が汚れてバランスが崩れてしまいます。
魚を入れたらたまにはエサをあげたほうがいいですが、ほんとに控えめに耳かき1杯程度を週に1度とか・・・そんなもんです。とにかくあげ過ぎは厳禁です。
■水は基本的に「蒸発したら汲み置きを足す」でOKですが、時々(または水が汚れてきたと感じたら)3分の1~半分くらいを取り替えます。 生体サイクルがうまく行っていると水替えしなくてもいつでも水が澄んでいる気がするのですが、成長の遅い水草ばかり入っていたりエサをあげ続けたりすると、にごってきたり、水が黄色く(茶色く)なってきたりします。
■水がこぼれてもいいところへ持っていって、上から汲み置きの水を静かに注ぎ、中の水があふれて流れるようにして取り替えれはOK。カンタンでしょ? ■また丁寧にやりたいのでしたら、エアポンプ用のビニールチューブをつかって水を吸い出したり、足したりして下さい。
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