まさかのピグミーグラミー産卵
先日立ち上げたばかりの新60cm水槽。そろそろのびてきた水草の状態でもアップするかと思っていたのですが。ハスの可愛さに気をとられていたけど、気づくと水槽の左奥、スプライトの茂みに陣取るピグミーグラミー一匹。時々ケケケっという声がしてたの、ただのけんかだと思っていたら、どうやら繁殖行動がらみだったらしく、そのピグミーの上の方にはすでに泡巣ができてました。(泡巣の写真はどうしても取れなかった)ピグミーグラミーはバブルネストビルダーで、止水域の浮草などに泡巣を作ります。今回、ピグミーを飼おうと思ったときから「繁殖したらいいな」と、わざわざ狙ってベトナムスプライトを植えておいたところ、みるみるうちに茂ってすでに水面に達して見事な状態になっていたのですが、この混泳水槽でまさかほんとに、しかもこんなに早く繁殖するとは驚きです。以前飼ってたハニードワーフグラミーは2年飼って繁殖行動は1回だけだったのに。むかーし、アクアテラでピグミー飼ってたときに知らないうちに繁殖したらしい稚魚を一匹だけ見かけたことがありましたが、もちろんすぐに見かけなくなり、幻の稚魚となっていました。陣取っているピグはオスなのか、メスなのかもよくわかんないので、他のサイトを拝見したところ、下にいるのはオス。卵が孵ってしばらくの間、番をしているそうです。しかも、卵は1~2日で孵るそうじゃないですか。メダカの卵は1週間くらいかかるから、まだまだだろうと思っていたのに、そんなにあっという間なのかー。んで、今日帰宅してみると、水槽の奥の水草の陰でよく見えないものの、上から見ると、昨日まで白かった泡巣が黒い。んで下から見るとたくさんの「ぶら下がってる状態のしっぽ」を確認できました。つまり、既に孵化している状態だ、早い…。↑手前の水草の陰でちょうど体部分は見えないのですが、しっぽだけが見える…そもそも、今回ピグミー10匹いれちゃってちょっと多すぎたと思っているわけなので、繁殖したからといってこれ以上増えるのはヤブヘビだ、自然に任せてこのまま放っておこう・・・と何度も自分に言い聞かせたものの、いやー、稚魚をみると保護してしまうのがアクアリストの性?なのか、気づくとプラケに掬っていました。あははは。インフゾリアとか、用意してないぞ。あははは、どうすんだ私。笑うしかないな。しかも、もう数日待って泳ぎだしてから掬えばよかったのに、まだぶら下がり状態なのをあわてて掬ってしまった。とりあえずたくさんフロッグピッドを入れて、えさを食べだす頃に何か微生物が沸いてくれるのを期待します。保護された稚魚は、30~40匹ぐらい。プラケの壁面やフロッグピッドの根っこにぶら下がってじっとしています。泳ぎだすまでは、吸盤でもついているようにどこかにくっついてぶらさがりやすい仕組みになってるらしいです。育つかどうかはわかりませんがまた後日報告します。グッピーやプラティなど卵胎生魚の産卵に、仔魚や弱い魚の隔離に!! スドー外掛式産卵飼育ボックス サテライト インフゾリアの素 10g無農薬!■ベトナム産スプライト(3株)