カテゴリ:本・映画
5編の短編連作。
眠れない夜は体を脱いで (文芸書) [ 彩瀬まる ] 2話目の「あざが薄れるころ」を読んで、彩瀬さんの年齢でこれが書けるってすごいなぁ~と。 別の彩瀬さんの作品で強く感じたことをまた思った。 そして3話目「マリアを愛する」日頃、幽霊が出てくる話ってどうなの?って思っているんだけど、これは出てきていいです(笑)違和感なく読了。涙しました。 2、3話に衝撃を受け過ぎて、次の「鮮やかな熱病」で気持ちがダウンしたものの図鑑が出てくるあたりからの本藤家の様子の描き方が良かった。 最終話「真夜中のストーリー」は途中まで興味がなかったものの、これ連作の落とし方はさすがだと感心した。うまいなぁ~。 これからの作品にも大いに期待したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.13 12:09:13
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