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近年の日本は少子化となりペットを飼う方が増えてきています。
それに伴い、過度にペットと接しすぎることによって「ペットから移る病気」が増えてきています。 正しい知識さえあれば未然に防げる事もあります。 今回はペットと共に暮らして行けるよう、移る病気について知っていただきたいと思います。 まず、細菌は様々な場所に生息しているが、主にペットの肛門周辺、口周辺に存在していることが多いため、糞尿の始末の徹底や口移しやお箸で食べ物を与えないなどして病気が移る原因となる事は控えて頂くべきです。 ≪ペットから移る主な病気≫ 1 狂犬病 2 Q熱 3 オウム病 4 猫ひっかき病 5 パスツレラ症 6 エボラ出血熱 7 エキノコックス症 8 トキソプラズマ症 など、様々な病気があります。 今回は 1「狂犬病について」 人獣共通感染症であり、ヒトを含めたすべての哺乳類が感染する。 主に感染した動物の咬み傷などから唾液と共にウイルスが伝染する場合が多く、傷口や目・唇など粘膜部を舐められた場合も危険性が高い。 日本では近年発生していないが、アジア、アメリカ、ヨーロッパなどに旅行し現地で感染し帰国し発症したケースがある。 ヒトからヒトへ感染することはないが、角膜移植や臓器移植による感染例がある。 特徴として初期はかぜに似た症状で、不安感、恐水症(きょうすいしょう)、興奮、麻痺などの神経症状、呼吸麻痺が見られる。人は平均1~3ヶ月の潜伏期間の後発症し、ほぼ100%死亡する。確立した治療法はない。 予防としては飼い犬に必ず年1回、ワクチンの予防接種を受けさせる。(飼い犬は各市町村窓口で登録する) 知らない犬猫にむやみに近づかない。 狂犬病が発生している地域(流行地域はアジア・南米・アフリカ、少数だが確認されている地域が多数国ある)へ渡航する際、狂犬病ワクチンの事前接種を行う。但し任意接種で自己負担。 哺乳類に咬まれたらまず石鹸水でよく洗い、消毒液やエタノールで消毒する。そしてすぐに医療機関へかかりワクチン接種を開始しましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月19日 17時02分48秒
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