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顕正会員は日蓮正宗に帰伏するべし

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現役顕正会員のブログ発見！

驚くべきことにこの楽天ブログにおいて、現役顕正会員のブログを発見しました。「日蓮によりて日本国の有無はあるべし」http://plaza.rakuten.co.jp/fukuchandai/　少し内容を読んでみて、失礼ながら笑いがこみあげてきました。なぜなら、このブログの内容はどうやら浅井会長の諫暁書を抜粋してコピペしただけであるからです。　しかも！5回連続で同じ記事を書いてます（大爆笑）内容は諫暁書の抜粋コピペです（苦笑）　顕正会員ならば諫暁書の内容を基軸として、ブログを書くのは悪くないでしょう。しかし、単に丸写しするのではなく、諫暁書を読んだことのない読者にも分かりやすいように、内容に差し障りない範囲で文章を省略したり、自分の言葉に置き換えたりして、読みやすいように工夫をこらすべきでしょう。　さらに付け加えるなら、私はこの顕正会員の功徳の体験を聞いてみたいです。ブログ上で、ぜひとも「体験発表」して頂きたいですね。　どんな美辞麗句を並べるよりも、自身の体験に基づいた話のほうが相手にとって分かりやすく、インパクトもある場合も多々あるはずです。実際の折伏においても、道理だけで話すよりも、自身の体験を織り交ぜたほうが効果的だと思いますが、いかがでしょうか？　では、気になるこのブログの筆者のプロフィールを紹介しましょう。　【ハンドルネーム】ふくちゃん35　【住所】広島県　【自己紹介】日蓮大聖人の弟子冨士大石寺顕正会　【年表】平成9年9月9日:冨士大石寺顕正会尾道事務所にて入信男子部員となる　とのことです。　ふくちゃん35さんには、もうちょっと頑張ってもらいたいものですね。

2009年10月26日

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顕正会の「仏法史観」を破す-2

この前の9月23日の記事では、顕正会の「仏法史観」を歴史学の観点から考察してみましたが、今回は「仏法史観」を日蓮大聖人の仏法の観点から批判したいと思います。8月23日の男子3万結集（男子部大会）の浅井会長の仏法史観による発言をここに引用します。「大聖人ご入滅より幕末までの五百数十年は自界叛逆すなわち内戦の時代であった。それ以後は他国侵逼の時代になり、しかもその戦争は歳を逐って大規模になりつつあるのです。」（『顕正新聞』平成21年9月5日号）まず、「大聖人ご入滅より幕末までの五百数十年は自界叛逆すなわち内戦の時代であった。」との発言ですが、本当に鎌倉時代から幕末までは内戦（自界叛逆）の時代ですか？江戸時代は内戦などほとんどありませんでしたよ。これでも、鎌倉時代から幕末までは内戦（自界叛逆）の時代と言えますか？次に、「それ（幕末）以後は他国侵逼の時代になり、しかもその戦争は歳を逐って大規模になりつつあるのです。」との浅井会長の発言ですが、幕末以後は本当に他国侵逼の時代ですか？太平洋戦争が終わってから60年が過ぎましたが、日本は一度たりとも他国から侵略されていませんよね？これでも、幕末以後は本当に他国侵逼の時代と言えるでしょうか？このように、鎌倉時代から幕末までが内戦（自界叛逆）の時代とは言えないし、また幕末以降から現在に至るまでが他国侵逼の時代とは言えないのです。また、浅井会長は次のような発言もしています。「二祖・日興上人は、幕府を諌めた申し状に次のごとく示されております。『所詮末法に入っては、法華本門を建てられざるの間は、国土の災難日に随って増長し、自他の叛逆歳を逐うて蜂起せん』」（『顕正新聞』平成21年9月5日号）浅井会長が引用した日興上人の申し状の意味は、「末法の時代において、広宣流布が達成されない間は、国土の災難は日が経つにつれて増大し、自界叛逆と他国侵逼は年数が経つにつれ多く起こるようになる」というものです。この御文を基に浅井会長は、「鎌倉時代より幕末までは内戦（自界叛逆）の時代、幕末以後は他国侵逼の時代」と主張しています。しかし、日興上人は、「末法の時代において、広宣流布が達成されない間は、自界叛逆と他国侵逼は次第に多発するようになる」と仰せられただけであり、浅井会長の主張するように、「鎌倉時代より幕末までは内戦（自界叛逆）の時代」「幕末以後は他国侵逼の時代」と区別して仰せられてはいないのです。つまり、「鎌倉時代より幕末までは内戦（自界叛逆）の時代、それ以後は他国侵逼の時代」という浅井会長の主張は、何の根拠もない自分勝手な我見なのです。これまで述べてきたように、顕正会の「仏法史観」は歴史学の観点から見ると、自由主義史観の歴史観を「素人丸出し」で「丸写し」し、顕正会流にアレンジした「エセ自由主義史観」であり、また仏法の観点から言えば、何の根拠もない浅井会長の自分勝手な我見なのです。

2009年10月15日

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口舌の徒・浅井会長

浅井会長は8月23日の男子3万結集（男子部大会）で、　「私は、あと十二年のちの平成三十三年、二○二一年までに、断じてこれを成し遂げたい。（中略）この時までに、何としても、顕正会三百万、男子十万を成しとげ、大聖人様に応え奉りたい。」（『顕正新聞』平成21年9月5日号）　と発言し、「平成33年までに顕正会300万を達成する」と誓願を立てました。　しかし、そもそも「顕正会300万」の誓願の期限は、平成26年までだったはずです。　浅井会長は平成16年8月22日の幹部大会で次のように発言しています。　「私は、この三百万を、なんとしても十年以内に成し遂げ、重大な御奉公に備えたいと決意しておりますが、全顕正会員のみなさん、どうでしょうか。」（『顕正新聞』平成16年9月5日号）　平成16年に「三百万を、なんとしても十年以内に成し遂げる」と誓いながら、今回の男子3万結集では300万達成の期限が、何の説明もなく「平成33年まで」と7年も延長されました。　平成26年までに300万達成は無理だから、「平成33年まで」と延長するのですか？もはや浅井会長には恥もプライドもないのでしょうか？　そもそも、浅井会長は最近までは300万ではなく、1000万を目指していたことは、顕正会員もよく知っているでしょう。このことは、次の浅井会長の発言に明らかです。　「そして席上、誓願を立てさせて頂いた。『顕正会の会長として、謹んで大聖人様に誓い奉る。一千万は、あと十五年、平成二十五年までに必ず成し遂げること、堅く誓い奉る。どうか全顕正会員はこの誓願に同心し、同じ決意に立ってほしい』と。」（『日蓮大聖人の仏法　改訂版』283ページ）　そして、さらに浅井会長の発言を過去にさかのぼって調べると、とんでもないことがわかります。　現在の顕正会員の皆さんは、浅井会長が人類滅亡を予言して見事に外れたことを知っていますか？　「そして翌年五十七年十月九日、日本武道館において大総会を開き、名を『顕正会』と改め、いよいよ『あと二十五年』を期して一国広布へ出陣した。席上、私は『妙信講は日蓮正宗を代表して、一国に国立戒壇の正義を顕わす唯一の団体であれば、『日蓮正宗顕正会』と名乗ることが最もふさわしい。この改称こそ背水の陣の決意の表明、私はこの戦いに命を捨てる決意である。あと二十五年で広宣流布ができなければ、核戦争によって人類は絶滅する』と宣言した。」（『御遺命守護の戦い』252ページ）　昭和57年から数えて25年後にあたるのが、一昨年の平成19年だったのです。当然、広宣流布など達成できていません。しかし、人類は絶滅などしてはいないのは明白です。　その後、昭和61年4月に武道館で行われた大総会での浅井会長は次のように発言しました。「10年で100万・7年で1000万・7年で1億で広宣流布（計24年）」↓昭和57年の大総会で、「あと二十五年で広宣流布」と断言した4年後の昭和61年に「あと24年」と浅井会長は発言してます。　その後の浅井会長はまさに口舌の徒となりました。　『顕正新聞』昭和61年4月25日・5月5日合併号「平成8年までに100万達成」↓失敗（平成15年11月にやっと達成）　『顕正新聞』昭和61年4月25日・5月5日合併号「平成15年までに1000万達成」↓未達成（なぜか平成16年8月22日の幹部大会で300万に下方修正される）　『顕正新聞』昭和61年4月25日・5月5日合併号「平成22年までに1億達成」↓平成19年までに広宣流布しなければ、人類は絶滅するのではなかったのですか！？（なぜか広宣流布は第二の50年の前半に達成となりました）　このように浅井会長は、自分で立てた誓願の期限がまだ来ていないのにもかかわらず、以前に誓願など立てていなかったかのように振る舞い、勝手に誓願の期限を延長したりしているのです。　このように、もはや浅井会長は口舌の徒と化しているのです。今回の「平成33年までに顕正会300万を達成する」との誓願も、浅井会長が例のごとく、いとも簡単に踏みにじることは間違いないでしょう。

2009年10月06日

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顕正会の「仏法史観」を破す-1

最近ようやく、『顕正新聞』（平成21年9月5日号）で男子3万結集（男子部大会）の浅井会長の講演を読んでみました。感想は、「笑止千万！」の一言に尽きます。他にも触れたい内容はありますが、今回は顕正会の「仏法史観」なる歴史認識について述べてみたいと思います。男子3万結集の浅井会長の講演は「仏法史観」が一つの基軸ですが、最近の顕正会が声高に主張する「仏法史観」なるものは、いわゆる「自由主義史観」と瓜二つなのです。自由主義史観とは、東大の教育学部教授であった藤岡信勝氏が提唱した歴史観です。日本の歴史を貶めると言われている、いわゆる「自虐史観」を見直し、健全なナショナリズムにもとづく歴史観を構築しようというものです。「自由主義史観研究会」の代表作に120万部を超えるベストセラー・『教科書が教えない歴史』があります。私は顕正会に入信する以前、ある大学で日本の近代史を専攻していました。大学1年生の頃、『教科書が教えない歴史』（1巻と2巻）を読みました。その後、大学3年生の時に顕正会に入信し、浅井会長の主張する「仏法史観」に触れた時、「歴史学的に言えば自由主義史観と同じだな」と思いました。ここまで言えば、私の言いたいことがだいたい分かったと思います。つまり、顕正会の「仏法史観」とは、自由主義史観の歴史観を「素人丸出し」で「丸写し」し、顕正会流にアレンジした「エセ自由主義史観」なのです。歴史に疎い一般人や顕正会員が「仏法史観」を知れば、もっともらしく思えるかもしれません。しかし、大本の自由主義史観そのものがかなり有名になってしまったため、知識人や歴史に詳しい人が顕正会員の「仏法史観」を知れば、「自由主義史観の二番煎じ」としか思わないのです。私のように歴史学の専門教育を受けた者や歴史学者からすれば、顕正会の「仏法史観」など、低レベルで笑止千万なのです。自由主義史観研究会の『教科書が教えない歴史』が大きな反響を呼んでいた当時に、顕正会が「仏法史観」を提唱すれば、多少は新鮮さがあったかもしれません。「御遺命守護の戦い」や「国立戒壇」を宗門から破折し尽くされたことにより、顕正会は「仏法史観」を今後は前面に出していくつもりなのでしょうか？しかし、自由主義史観が世間に弘まった今となっては、「エセ自由主義史観」にしかすぎない「仏法史観」を今さら声高に主張したところで全く新鮮さはありません。それから、自由主義史観についてウィキペディアの記述を調べると面白い記事がありました。「保守的傾向が強い宗教団体が強く推奨し、産経新聞もこの歴史観を推奨している。」↓「保守的傾向が強い宗教団体」とは、ズバリ顕正会のことでしょう。「『自由主義史観』を提唱する人や支持する人たちには、歴史学の専門教育を受けた者は少数派であり、歴史学の専門家からは広範な支持は受けていない」↓自由主義史観を提唱した藤岡信勝氏の専門は教育学です。そして、教育学が専門の藤岡信勝氏が提唱した自由主義史観のマネをしたのが、「素人丸出し」の浅井会長の「仏法史観」なのです。また、自由主義史観の提唱者や支持者には、右翼などが含まれていることも指摘されています。浅井会長は「確固たる歴史認識を持て」と平成18年の男子部臨時幹部大会で主張しましたが、歴史認識について私の考えを述べたいと思います。私は歴史に「正義」と「悪」の概念を持ち込むこと自体が間違っていると考えます。戦争に「正義」も「悪」もないように、歴史に「正義」も「悪」もありません。歴史とは、戦争の歴史でもあり、人類は有史以来、戦争を繰り返すことで歴史を創ってきました。そして、戦争の勝者が歴史を書いて後世に伝えました。これが歴史の「本質」であり、歴史の「鉄則」、そして歴史の厳しい「現実」なのです。これでは、「正義」も「悪」もあったものではありません。よって、明治維新から太平洋戦争までの日本の歴史を全面的に肯定し、「正義」と主張する顕正会の「仏法史観」も誤りです。戦後の日本の歴史学界や学校教育の現場では、「唯物史観（自虐史観）」が主流となりました。唯物史観とは一言で言えば、マルクス主義の歴史観です。唯物史観は、明治維新から太平洋戦争までの日本を否定し「悪玉」とする傾向が強いので、これも問題があります。では、「確固たる歴史認識」とは、どのようなものなのでしょうか？それは、「自分で歴史を学び、自分で歴史を考え、自分で歴史を判断する」ことです。これが「確固たる歴史認識」です。『顕正新聞』（平成21年9月5日号）の１面には、「すなわちアメリカは日本を弱体化するために、（1）自虐史観を日本国民に植えつけ、」と書いてあります。しかし、「アメリカが自虐史観を日本国民に植え付けた」と言うのなら、顕正会は「エセ自由主義史観」である「仏法史観」を顕正会員に植え付けようとしていませんか？「確固たる歴史認識」とは、顕正会の「仏法史観」ではなく、「自分で歴史を学び、自分で歴史を考え、自分で歴史を判断する。」ということなのです。そして、男子3万結集に大失敗し崩壊しつつある現在の顕正会において、顕正会員一人一人に求められるのは、「自分で顕正会のことを学び、自分で顕正会のことを考え、そして自分で判断し行動する」ことではないでしょうか？浅井会長や幹部の言うとおりに盲目的に従うのではなく、自ら顕正会の歴史や教義を学び、自分の頭で顕正会の問題点や教義の矛盾について深く考え、そしてこのまま顕正会で信心を続けていてもいいのかどうか自分で判断する、これが今後の顕正会員に必要なのです。※ちなみに顕正会では「階級闘争史観」なる用語が用いられていますが、厳密に言えば「唯物史観」と言うのが正しいでしょう。そして、いわゆる「自虐史観」とは、唯物史観のことを指します。【参考】自由主義史観http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E5%8F%B2%E8%A6%B3藤岡信勝http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E5%B2%A1%E4%BF%A1%E5%8B%9D唯物史観http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%94%AF%E7%89%A9%E5%8F%B2%E8%A6%B3

2009年09月23日

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元顕正会幹部の法華講員の体験発表‐2

（前回からの続き）しかし､法華講員と対論をすると､いつも釈然としない気持ちが残るのです｡いくら一方的に顕正会の正当性を訴えても､客観性がなければ破折もできないと思い､今まで浅井会長を中心として法門を見ていましたが､初めてそのﾌｨﾙﾀｰを外して､客観的に見てみようと思いました｡ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ等を通じていろいろと調べたところ､御本尊の件や戒壇論も含め､顕正会の理論はもう破綻していると認めざるをえませんでした｡｢時間の無駄だから法論は回避せよ｣との幹部からの指示の理由が判り､それまでの疑問が氷解し､顕正会はただの新興宗教でしかないことが判明していきました｡そして､顕正会はもう日蓮正宗には戻れないだろうと思わざるをえませんでした｡　国立戒壇論と12年間やっていた固執により､なかなか踏ん切りがつきませんでしたが､法義上の誤りを知りながら支隊長として指揮を執ることに､ついに耐え切れなくなり､ようやく観念してＥさんに電話をしました｡今までの非礼を詫びて素直に話を聞こうと､妻と共に大宣寺に何度か連れて行ってもらいました｡お寺の方々の様子や､御住職･菅野日龍御尊能化､Ｏ副講頭からお話を伺う中､浅井会長に植え付けられてきた誤解や偏見がなくなりました｡そして､意を決して顕正会での役職の辞退を上長に申し出ましたが､｢役職を降ろしたら退転するのだろう｣と断られました｡ならば強行突破との思いで､一切の連絡を遮断しました｡非礼だとは思いましたが､独裁国家からの亡命にも似た気持ちでした｡　その中､私を心配して､支隊員であり班長だったＨさんとその班員のＭさんが訪ねてくれました｡私が顕正会の誤りを破折していくと､たちまちに動執生疑を起こし､その晩二人は眠れなかったそうです｡そして妻とＨさんとＭさんをお寺にお連れして､御住職様に折伏していただいたところ､素直に決心し､私を含めた全員で御授戒を受けることが叶いました｡ようやくの思いで正法に縁することができ､長年心を覆い尽くしていた雲が､一気に晴れる思いでした｡その後､上長と話しましたが法義上の話はほとんどできず､学会による宗門誹誘を踏襲しただけの浅井会長の受け売り宗門誹謗や､｢貴様は無間地獄へ堕ちる｣と連発され､情けなくなりました｡　そしてたった一本の電話により除名が告げられました｡上長から､これで貴様は無間地獄確定だと言われ､一方的に電話を切られました｡除名の理由は､｢広宣流布の暁に建立する御遺命の本門寺の戒壇に対して､義はともかくとして何故『国立戒壇』の名称の用否に拘（こだわ）る必要があるのか｣と私が述べ､｢国立戒壇｣という言葉の要否だけを論じたことに対して､なぜかそれが御遺命否定とみなされました｡これが顕正会の実態でした｡国家を救うなどと表では嘯（うそぶ）きながら､無慈悲な組織の実態を最後に見せてもらい､長かった顕正会の呪縛がようやく解けました｡このことを御住職様にご報告申し上げたところ､｢除名になったのか｡よかったじゃないか｣と喜んでくださいました｡　そして12年間､夢にまで見た登山が叶いました｡大石寺に足を踏み入れ､山内に一歩一歩足を進めると､ようやく正法にたどり着いた感激は､言葉に尽くせませんでした｡すばらしい山内を見学させていただいた後､御開扉を受け､本門戒壇の大御本尊様と御法主上人猊下を直に拝したときには､いろいろな思いが一気にこみ上げ､有り難さと申し訳なさで胸が一杯となりました｡そして帰りに書籍類をたくさん買い込みました｡比べるのも恐れ多いのですが､書籍類の内容の充実､深さ､判り易さは､顕正会のそれとは､当たり前ながら全く比較にならず､初歩的なことや基本的な事柄も､法華講に入って初めて知ったことが多々あります｡　今は､かつての苦悩に沈んだ生活から開放され､妻共々､正法に浴せる生活に感謝の思いで一杯です｡以前は､朝が来ることがとても重く苦しく､なかなか布団から出られませんでしたが､御授戒を受けてからは､平日は五時きっかりに起きることができ､御給仕を申し上げ､歓喜の中､五座の勤行を申し上げ､御書の数ﾍﾟｰｼﾞを拝読してから出勤しています｡以前は､朝は定時ｷﾞﾘｷﾞﾘに会社に駆け込み､｢朝は遅く､帰りは早い｣などと椰揄され､仕事上のﾐｽを連発していました｡しかし､今は30分前には出社し､落ち着いて意欲的に仕事に取り組めるようになりました｡そして､常にｲﾗｲﾗしっ放しだった気持ちも､驚く程､穏やかになった気がします｡回り道をしましたが､正法に巡り合えた感激は言葉に尽くせぬ有り難さです｡　また､肝心の折伏ですが､Ｈさんと共に顕正会時代の同志を折伏していたとき､今は私やＨさんと会うだけで､何らかの処分があると脅されていることを聞きました｡しかし､例え何年かかろうと正法に縁させるべく御祈念申し上げ､かつての同志を折伏しきらんと決意しています｡申し訳なくもたいへんな罪障を積んでしまいましたが､下種三宝様に心から懺悔申し上げ､自身の罪障消滅をかけて折伏の列に連なり､｢破邪顕正の年｣の決意とさせていただきます｡　（終わり）　※原文では、体験発表の作者や登場人物の名前が本名で書いてありますが、当ブログに転載するにあたって、個人名はイニシャルで記載させて頂きました。

2009年09月08日

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元顕正会幹部の法華講員の体験発表‐1

ネット上に、元顕正会幹部の法華講員の体験発表（『大白法』平成16年3月16日号に掲載）が転載されています。非常に優れた体験発表であるので、私のブログにも転載させて頂きました。　この体験発表を読めば、｢御遺命守護完結｣を宣言したのに宗門に復帰できない顕正会､御本尊や血脈の問題、『顕正新聞』の多重購読､ずさんな入信手続きなど、現在の顕正会の抱える様々な問題が実感を持って理解できると思います。／／／／／／／／／／／　体験発表『顕正会12年間の呪縛が解けて』大宣寺支部･Ｏさん私は､昨年の10月18日に御授戒を受けました｡それまでは､かって日蓮正宗の一法華講でありながら総本山から解散除名処分を受けた妙信講が､後に改称した顕正会に､12年間籍を置き､活動していました｡私の家では､祖父が昭和28年に日蓮正宗に入信し､昭和50年に他界するまで創価学会で活躍していたそうです｡両親は入信していたものの､あまり熱心ではなく､祖父の死を機に創価学会をやめ､日蓮正宗の信仰とは全く無縁の状態となりました｡そして平成3年4月に私は再び御本尊様と縁をすることとなりましたが､それは顕正会だったのです｡ 6年ぶりに会ったかつての同級生の熱心な勧めにより､日蓮大聖人の崇高なるお振る舞いと仏法の透徹した道理に感嘆し､また｢お金は一切かからない｡功徳の体験がなければいつやめてもよい｣という甘い言葉を信用して､素直に顕正会に入信してしまいました｡最初は違和感を覚えた会合や活動も､しばらくすると染まってくるもので､浅井会長のｱｼﾞ演説と先輩に後押しされ､21歳という多感な青年期と相侯って､顕正会こそ宗祖の御遺命を守る唯一正しい団体と信じ込み､活動に没頭するようになりました｡やがて､男子部の班長､支隊長､総支隊副長と役職を与えられ､広宣流布に戦うのは顕正会しかないとの誇りと使命感のもと､｢誓願｣と称する勧誘ﾉﾙﾏを見つめ､毎日のように深夜まで活動しました｡時には明け方まで及ぶこともあり､多くの人を巻き込んで､多大な迷惑をかけてしまいました｡そのような中､以前同僚だった大宣寺の法華講員･Ｅさんをしつこく勧誘し､入会させてしまったのでした｡しかし､幸いにもＥさんは､かの独裁国家を彷彿とさせる｢総幹部会｣という会合に嫌悪感を示し､顕正会の経文に諸天供養がないことや大幅に簡略化された顕正会式勤行に疑問を述べ､また､ﾉﾙﾏ本位の強引な布教方法に呆れ果てすぐさま､顕正会を辞めていきました｡このときの縁が､後に私を正法へ導く縁となったのでした｡そして平成10年､本門戒壇の大御本尊様が正本堂より奉安殿に御遷座されると､顕正会では｢御遺命守護完結｣として歓喜に沸きました｡ちなみに当初､｢御遺命守護完結｣とは､大御本尊御遷座の他､宗門に国立戒壇論が蘇り顕正会が宗門復帰することを意味し､晴れて御登山が叶うとされていました｡しかしこれら会員の夢だったことが反故にされたのは申すまでもなく､釈然としない気持ちが残りました｡そのようなときに､Ｅさんと再会しました｡Ｅさんは､元顕正会員で現在､法華講妙観講支部の渡辺雄二氏の著書『顕正会からの脱出』を元に､顕正会の誤りを破折してきたのですが､私は話を全く聞こうとせず猛反発し､顕正会の自説を一方的にまくしたて､勝ち鬨（どき）をあげるといった始末でした｡不可能だと思っていた大御本尊御遷座が本当になってしまうと､浅井会長は宗門復帰を全く口にしなくなり､もう宗門に望むものは何もないと言いながら､かえって宗門や御法主上人に対する誹謗は激しくなり､顕正会はますますおかしな方向に走っていきました｡さらに｢御遺命守護完結｣の暁には､今までただの管長呼ばわりしてきた御法主上人を｢『日達上人･日顕上人』とお呼びさせていただく｣と言っていた会長が､突如｢66･67代の御相承は断絶した｡しかし､血脈は断絶せず｣と意味不明な事を言い出し､66､7代は歴代上人から削除せよと､それまでの自説を翻しました｡そして､次々と会館が建設され､そこには元日蓮正宗僧侶から受け取ったとされる､まだ真新しく見える大幅の日布上人御書写の御形木本尊が安置されていきました｡また自宅拠点に安置されていた､日達上人･日顕上人猊下御書写の本尊は､出所も真偽も不明の日寛上人の本尊に懸け替えられ､｢本当に正しい御本尊なのか｡なんで顕正会はこれほど御本尊を持っているのだ｣と大いに不安な気持ちになりました｡それから御書講義の回数がめっきり減り､教学誌は廃刊となり､近年中に発刊予定だった御書全集も一向に発刊されず､会長ばかりが賛嘆されるようになりました｡その後､Ｅさんには顕正新聞を送り続けていましたが､Ｅさんのほうも『大白法』を送ってくるようになり､宗門動向が知りたかったので､情報として『大白法』を活用しようと読んでいました｡読んで思ったことですが､浅井会長は､宗門や学会の動向について､発表の時期を遅らせたり､都合の悪い部分は知らせなかったりと､巧みに情報操作していることが判り､複雑な気持ちになりました｡しかも冷静な目で両紙を比べると､顕正新聞からは大聖人様の伝統法義は薄れ､会長の絶対化ばかりが強調されるような印象を覚え､『大白法』の紙面のほうが充実しているように見え､悔しいことにかなりｼｮｯｸを覚えました｡ちなみに顕正新聞は顕正会唯一の機関紙ですが､値段は『大白法』の倍の200円､郵送による1年間の定期購読をほぼ義務付けられています｡幹部には購読部数のﾉﾙﾏが課せられ､前年度の1割増しのﾉﾙﾏが設定されているのです｡しかし､どこも退転者だらけなのに目標は下がらないので､結果として幹部が自腹を切って目標部数の辻褄合わせをしていました｡入会歴の長い会員になると､1人で50部あるいは100部と､負担する部数が多く､年間1部8500円は結構な出費で､定期預金や保険を解約したり､ｻﾗ金に駆け込む人も珍しくありません｡私も､入信して1年経った頃､所属していた支隊が目標部数に届かなかったため10数部も負担することとなり､それ以来着実に負担部数が増え､部屋は顕正新聞で埋もれていきました｡顕正会の活動のことですが､多くの組織が､以前にも増して成果だけが目的とといった傾向に走り､その場だけ試しに勤行に参加した人も､｢入信報告書｣という書類に勝手に名前を記入され､入信者扱いされます｡入信者が育とうが育つまいが､あくまで成果第一主義でしたので､相手の納得など二の次で､｢とにかくやればわかる｣｢まず試してみろ｣｢やり方を覚えてみよう｣と一度でも勤行させることに執着します｡私の家は自宅拠点といって､顕正会の入信勤行を行う場になっていました｡私の家は､他の組織もよく利用していたため､いろいろな現場を目の当たりにしました｡｢これより入信勤行を始めます｣と言った瞬間､｢試そうと言われただけです｡なんで入信なんですか｣と困惑する人や､入信勤行が終わった途端数珠をつき返す人も少なくなく､また､玄関の表に｢お守り｣を置き､勤行が終わった途端に｢お守り｣を返してと言う人､強引に連れてこられたのか隙を見て逃げ出す人などなど､どこの組織もほとんどが､｢入信報告書｣を隠して入信勤行を行っていました｡顕正会は､死亡しても脱会のないｼｽﾃﾑなので､会員数に引き算がなく､実態のない会員が増え続けていきます｡成果に追われているため､深夜や明け方に｢入信勤行をやらせてください｣と頼まれることもありました｡活動している人の気持ちは痛いほど判るので断れず､日頃の勧誘活動と相侯って､慢性の睡眠不足に悩まされました｡会社に遅刻や突然の有休を取ったりと､やればやるほど経済的にも肉体的にも支障をきたしていきましたが､邪教の洗脳とは恐ろしいもので､これもすべて広宣流布のため､成仏のためなのだと耐えていました｡他の拠点責任者の中に､相次ぐ深夜の入信勤行の攻勢に夜逃げ同然に去ってしまった人が､私の知る限りでも3人程いました｡今思えば､どれも血脈の切れた本尊の害毒が原因だったと思います｡魔の入った本尊は､正常な感覚を失わせます｡勧誘のためならすべてを犠牲にし､無理な活動から組織ぐるみで借金を重ねる組織もありました｡このような状態でも､罰や無間地獄という呪縛に縛られ､生活はすべて顕正会一色とされ､会に対して疑問を抱けないようにﾏｲﾝﾄﾞｺﾝﾄﾛｰﾙされていきます｡（続く）

2009年09月07日

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男子３（２）万結集の実態

23日の顕正会の男子３（２）万結集（男子部大会）が大失敗に終わったのは、前回の日記で書きました。今日は大会に参加した人の証言を紹介します。　「3万人男子部大会、エムウェーブ参加してきました。舞台を正面とみたときの、左側2階席の下段は全席空席で、カメラ撮影もその部分を隠すように、撮影していました。そして一階アリーナ席の後方の席も人数が足らずにかなり余りましたが、その空席を隠すために、椅子を撤去するというようなこともやっていました。3万人居るとすれば、満席で尚且つ立ち見の人も居なくてはならないのに…ということで、3万人結集がなされたと浅井さんは言っておりましたが、確実に、3万人結集はなされていなかったです。多く見積もっても2万人とちょっとといった感じでした。　それにエムウェーブは3万人も会場内に入場させれば、消防法違反になるということでした。それと、10万人結集の時期が決まり、浅井さんの口から12年後の2021年にやると仰られました。」　次に、長野に住む某顕正会員が「あっつぁブログ」で以下のようなコメントをしていました。　「本日、顕正会本部が長野市の各機関に発表したＭウェーブの大会人数は２万３千人だそうです。警察関係、交通機関関係、市役所関係のバックルームに張り出してあります。」　また次に、「あっつぁブログ」に掲載された某衛護隊員の暴露証言を紹介します。　「会場の椅子は３万席も用意していません。詳しく述べることはできませんが３万人は入っておりません。座席にしましてもごっそり空いてるスペースがあり、それらを全て埋めたとしても２万３千前後になるはずです。確かに会場外にも、参加券だけだして芝生で寝ている者、タバコをふかしている者、帰る者など多数おりましたが、それらですらわずか数百名ですから、足したとしてもわずかなものです。」　会場は空席がかなり多かった模様です。　そして、「あっつぁブログ」で法華講員と法論するほどの某顕正会員が、男子３（２）万結集に参加してこんな悲壮なコメントをしていました。　「今日初めて顕正会に落胆したやはり宗門の意見が正しいのだろうか？頭が割れそうになった浅井先生に心から拍手ができなかった」　また、聞くところによれば、ある３隊員は「１２年後に１０万結集は正直きびしいよ」と言っていたそうです。　男子部３隊には、失望・落胆・不信・不安などが渦巻いているようです。もはや顕正会男子部は崩壊するでしょう。　　最近、私は「あっつぁブログ」をよく見ていますが、このブログは今一番熱い顕正会批判サイトです。顕正会関係者は必見です！　「あっつぁの顕正会体験記」http://kensyokameido9.blog50.fc2.com

2009年08月27日

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大失敗！顕正会の男子３万結集

23日に長野のＭウェーブで開催された顕正会の男子３万結集（男子部大会）ですが、各方面から大失敗に終わったとの報が伝わっています。　様々な情報をふまえて考えると、推定で会場のＭウェーブには２万人前後しか集まっていないと思います。　私は一年前まで顕正会の男子部班長でしたが、一年前の男子部の結集能力を考えると、２万人という結果でも男子部はかなり健闘したと感じました。　最初から「男子２万結集」としていれば、大会は成功となり、そこそこは盛り上がったでしょう。そもそも男子３万結集など、今の顕正会の実力では「無謀」なのです。　私は浅井会長がなぜ無謀な男子３万結集を打ち出したのか、よくわかりません。男子３万結集実現のため、浅井会長は男子部員に無理な活動を強いましたが、結果は男子部の組織を疲弊させただけではないでしょうか？　実際には２万人しか集まってないことを、なぜ浅井会長は正直に発表しないのですか？「内部情報」を知り得る立場にある男子部の幹部は、男子３万結集が大失敗に終わったことは理解できているでしょう。　浅井男子部長が、「男子3万結集の成功」を宣言したと聞きましたが、実際に3万結集を戦った男子部幹部は内心シラケていたのではないですか？　実際に２万しか集まってないのに、ぬけぬけと「男子３万結集の成功」を宣言したことが、顕正会の粉飾に満ちた体質をよく表しています。　男子３万結集の大失敗で、顕正会の男子部は崩壊に向かうでしょう。女子部や婦人部にも波及する可能性もあります。　この平成21年8月の男子３万結集の大失敗は、顕正会大崩壊の大きなきっかけとなるでしょう。

2009年08月25日

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法華講から顕正会に入会する人の共通点

顕正会では法華講から入会した人がよく登壇（「正義に目覚めて」など）していますが、ほとんど場合は全く信心がない法華講員です。　顕正会に入会した法華講員の登壇を聞いたり読んだりしていると、ある共通点があるのに気が付きます。その共通点とは、以下の通りです。　１.法華講では勤行をやっていなかった。　２.教学がない。　３.お寺や富士大石寺に行かない。　私が知る限り、ほとんど全ての元法華講員にはこれらの共通点があてはまります。勤行もやっていない、教学もない、お寺や総本山にも行かない、つまり、彼らには全く信心がないのです。　逆に顕正会から法華講に入信する人は、活動家で教学もある人が多いと思います。　知り合いのある顕正会員にこの話をしたところ、「全く、その通りだ」と深くうなずいていました（苦笑）　皆さんは、どう思いますか？

2009年08月19日

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大成功！「７万５千名大結集総会」

昨日､｢7万5千名大結集総会｣が富士大石寺で開催されました｡結集目標を大きく上回る7万8千名余りもの法華講員が参加し､大成功に終わりました｡顕正会の浅井会長は｢法華講員は実数わずか数万｣と発言し､法華講の組織が貧弱であるというｲﾒｰｼﾞを顕正会員に植え付けようとしていますが､今回の総会で法華講員が実際には少なくとも7万8千人はいることが証明されましたね｡一方､顕正会では3万人を超える大会は開催されていませんよね？この事実は､顕正会員の実数が3万人以下であることの何よりの証拠です｡単にたくさんの人を集めればいいというわけではないと思いますが､富士大石寺に法華講員が7万5千人も集まったということは､それはそれで大きな意義を持つと思います｡私は前日の25日の23時に出発し､7万5千大結集に向かいました｡ﾊﾞｽに乗り､翌日26日の早朝に富士大石寺に着きました｡私は病気持ちなので､車中泊は体力的にきついはずなのですが､今回の7万5千大結集はあまり疲れを感じませんでした｡疲れを感じるどころか､大石寺に着くと感動と力が体にみなぎってくるのを感じました｡大石寺に着いてからもあちこちに移動しかなり歩いたのですが､不思議と疲れはあまり感じませんでした｡私が今回の7万5千大結集で一番不安だったのが､翌日の体調でした｡案の定､自宅に帰ったのは夜12時ぐらいでしたが､今日の朝は気持ちよく目覚めることができ､疲れも残りませんでした｡今回の7万5千大結集は直前に体調を崩していたこともあり､不安を抱えての参加でしたが､大きな御守護を実感した登山となりました(^^)

2009年07月27日

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『大白法』と『顕正新聞』

顕正会を脱会し法華講に入信してから、早いもので一年が過ぎました。　私は顕正会を破折する文書を大量に配布したため顕正会から除名になりましたが、その後も『顕正新聞』が送られて来た（顕正会にいる時に申込んだもの）ので、今まで一年近く浅井会長の指導だけは読んでいました。　法華講にも『大白法』という機関紙があり、私も『大白法』を読んでいます。　私は一年間、『大白法』と『顕正新聞』を読んでいたわけですが、両者を読み比べた感想などを書いてみたいと思います。　まず、『大白法』ですが、記事が多彩で様々な工夫がこらされていますね。御法主上人の御指南が毎回のように掲載され、「教学用語解説」・「海外広布の前線で」・「異流義破折」・「御書解説」・「日蓮正宗の基本を学ぼう」・「体験発表」などの多彩な記事で埋め尽くされています。しかも、価格はなんと一部100円！『顕正新聞』の半分ですね。　一方の『顕正新聞』ですが、主な記事は浅井会長の指導と「体験発表」・「活動報告」です。しかし、これらの記事は、総幹部会などの登壇で使われた原稿を使用したものです。新たに書き下ろされた記事は少ないですよね？これで一部200円もするのは、ちょっと高いですね。　ただし、『大白法』は教学的に難しい記事もあります。『顕正新聞』の浅井会長の指導は、教学的には易しいので分かりやすい内容も多いです。　ただ、浅井会長の指導が分かりやすいのは、大聖人の仏法を「狭く浅く」しか説いていないせいだと思います。一方の『大白法』は仏法を「広く深く」説いているので、内容は難しくなる場合が多いのだと思います。浅井会長の指導を読んでいるだけでは、大聖人の仏法を「狭く浅く」しか理解できないでしょう。　それから、『顕正新聞』は宗門誹謗のオンパレードですが、『大白法』では顕正会の話はほとんど出てきません。顕正会がいかに宗門誹謗に執念を燃やしているのか、そして一方の宗門は顕正会など眼中にないのがよくわかりますね（笑）

2009年07月14日

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お講

／／／／／／／／／／　毎月、宗祖大聖人の御報恩講が全国の本宗寺院において行われています。　本宗においては、御本仏日蓮大聖人、一閻浮提総与の戒壇の大御本尊、そして、日興上人、日目上人以来代々の法主上人、すなわち、仏法僧の三宝を恭敬供養し、御報恩のためにお講が奉修されるのです。　総本山大石寺においては、古来この御報恩講が、毎月三回－日興上人の御命日の七日、大聖人の御命日の十三日、日目上人の御命日の十五日－法主上人大導師のもとに、全山の僧侶が御影堂に出仕して、営まれています。　末寺で行われているお講も、その根本精神は全く変わりがありません。まず、御本尊、日蓮大聖人、日興上人並びに日目上人等、歴代の法主上人にそれぞれ献膳申し上げ、懇ろに読経唱題した後、僧侶の説法があります。そして、このお講を通してお互いに信行学を深め、御報恩の道である正法広布の大願達成を誓い合うのです。　（中略）　私たちは、知恩報恩の一念をもって、欠かさずお講に参詣し、自己の信心をいっそう深めるよう心掛けるべきでしょう。そして、末法の三宝尊に感謝申し上げるとともに、真の御報恩の道たる正法広布に邁進することこそ肝要なのであります。　（『続日蓮正宗の行事』から抜粋）　／／／／／／／／／／　お寺から頂いたカレンダーに、「お講」のことが書いてあったので転載してみました。お講は毎月第二日曜日に行われています。顕正会員も早く日蓮正宗に帰伏し、大聖人への御報恩のため、お講に参詣しましょう。

2009年06月05日

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私への連絡方法

私のﾌﾞﾛｸﾞのﾄｯﾌﾟﾍﾟｰｼﾞの｢ﾒｰﾙ｣欄に｢ﾒｯｾｰｼﾞを送る｣という項目があります｡この｢ﾒｯｾｰｼﾞを送る｣をｸﾘｯｸすれば､私の私書箱へ非公開ﾒｯｾｰｼﾞを送れます｡ただし､今までの設定では楽天会員でなければ､私に非公開ﾒｯｾｰｼﾞを送れませんでした｡私がこのﾌﾞﾛｸﾞのｼｽﾃﾑをよく理解していなかったためです｡設定を変えたので､｢ﾒｯｾｰｼﾞを送る｣をｸﾘｯｸすれば､今後は誰でも非公開ﾒｯｾｰｼﾞを送れるようになりました｡（ただし､携帯専用ｻｲﾄからは楽天会員でないと送れないようです）今までに私に連絡を取ろうとしたものの､ﾒｯｾｰｼﾞが送れず落胆した方もいたかもしれません｡どうもすみませんでした｡

2009年05月26日

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顕正会の血脈否定－4

（4）なぜ浅井会長は血脈を否定したのか？　唯授一人の血脈を相承される御法主上人に師弟相対することによって､私達凡夫に信心の血脈が流れ､成仏が叶うことは､これまで述べてきた通りです｡唯授一人の血脈を否定することは､大謗法であり一切衆生の成仏を否定する行為です｡よって､顕正会も元々は仏法の根本である唯授一人の血脈は否定せず､日達上人から日顕上人への血脈相承も否定していなかったのです｡では､なぜ浅井会長は唯授一人の血脈を否定したのでしょうか？　それは､正本堂が撤去され顕正会の存在意義が失われたからです｡顕正会では､正本堂は国立戒壇を否定するための建物であり､その正本堂に戒壇の大御本尊が御安置されているということは､戒壇の大御本尊に対する不敬であると主張していました｡正本堂から戒壇の大御本尊が御遷座され､正本堂が撤去されることを顕正会では｢御遺命守護｣と呼び､｢御遺命守護｣が完結すれば顕正会は宗門に復帰すると表明していました｡宗門に復帰した暁には､法華講員として再び信心するわけですから､信心の根本である血脈は否定しなかったというわけです｡　顕正会が願望していたその｢御遺命守護｣は､平成10年4月に｢実現｣し｢完結｣しました｡　｢平成十年四月五日夕刻､突如として本門戒壇の大御本尊は､誑惑不浄の正本堂から元の奉安殿に還御あそばされた｡（中略）還御の五日後､顕正会は御遺命守護完結奉告式を奉修した｡｣（『日蓮大聖人の仏法改訂版』280～281ﾍﾟｰｼﾞ）　この時､顕正会は｢御遺命守護の完結｣を明確に宣言したのです｡　ところで､かつて浅井会長は､　｢やがて御遺命守護完結のその日には､顕正会員こそこの捨身の御奉公によって､時の御法主上人より､晴れて御本尊の授与を賜わる資格を得るのである｡｣（『日蓮大聖人の仏法初版』66ﾍﾟｰｼﾞ）　と述べ､｢御遺命守護｣が完結すれば顕正会員は宗門に復帰できると約束していました｡　しかし､顕正会はこの｢御遺命守護完結｣の直後､宗門に復帰できないという厳しい現実に直面したのです｡なぜなら､日顕上人は｢正本堂は本門の戒壇である｣と主張する創価学会の謗法を破折するために､戒壇の大御本尊の御遷座と正本堂の撤去を御決断されたからです｡決して顕正会の｢諌暁｣を用いられたわけではありません｡よって､正本堂の撤去後も､日顕上人は浅井会長の固執する｢国立戒壇｣を一貫して認められていないのです｡　そして､この状況に浅井会長は危機を感じたのです｡すなわち､これまで｢御遺命守護｣が完結した日には､晴れて御法主上人より顕正会の御奉公が認められると顕正会員に約束をしてきた以上､今更訂正はできません｡｢これでは顕正会の存在意義が失われる｣と危機を感じた浅井会長は､顕正会の存続を謀るため､一転して日顕上人への血脈相承を否定したのです｡つまり､顕正会が日顕上人への血脈相承を否定したのは､正本堂が撤去されて顕正会の存在意義が失われたからなのです｡　　これまで述べてきたように､唯授一人の血脈を相承される御法主上人に師弟相対することにより､私達凡夫に信心の血脈が流れ成仏することが叶うのです｡よって､唯授一人の血脈を否定することは､大謗法であり一切衆生の成仏を否定する行為です｡　それゆえ､顕正会もかつては仏法の根本である唯授一人の血脈は否定せず､日達上人から日顕上人への血脈相承も否定していなかったのです｡ところが､平成10年に正本堂が撤去され｢御遺命守護｣が完結すると､顕正会の存在意義は失われました｡これに危機を感じた浅井会長は､顕正会の存続を謀るため､それまで一貫して全面的に認めていた日顕上人への血脈相承を否定したのです｡こうして､現在の顕正会は血脈を否定する大謗法団体に成り下がったのです｡

2009年05月18日

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記念支部総登山

29日の日曜日は記念支部総登山でした。富士大石寺に行って御開扉を受けてきました。　富士大石寺はとても空気が清浄で、周囲の景色もすっごくいいです。「霊山浄土に似たらん最勝の地」とはまさしく富士大石寺のことです。富士大石寺に行くと自然と心が弾んできます。　御開扉中は母親の胎内にいるかのような不思議な安堵感に包まれ、有り難いという想いで勤行させて頂きました。　このような大変有り難い御開扉を、顕正会は営利目的だと誹謗しますが、実は御開扉料は2,000円なのです。　そもそも御開扉料は仏法僧の三宝に対する御供養です。顕正会も広布御供養を、１人当たり最低１万円は集めますよね？宗門の御開扉料が営利目的だと言うのなら、顕正会の広布御供養も営利目的ではありませんか？　今年は「立正安国論正義顕揚750年」の節目に当たる記念すべき年です。今年、御開扉を受ける法華講員は、もれなく記念弁当（昼食）と記念品（袱紗）が無料で頂けます。さらに、宝物殿で展示される立正安国論記念展を無料で拝観できます。このように、宗門の行う御開扉はもったいないぐらい有り難いものなのです。　現在の顕正会は御開扉が営利目的で「不敬冒涜」だと誹謗していますが、実際に御開扉を受ければ顕正会のそのような主張こそが「不敬冒涜」以外の何物でもないことがはっきりとわかります。

2009年04月01日

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顕正会の血脈否定－3

（３）日顕上人への血脈相承を認めていた浅井会長そもそも、顕正会では正信会や学会のように日顕上人への血脈相承を否定せず、一貫して日顕上人への血脈相承を全面的に認めていたことは、平成11年4月の「本部指導会」以前に入信した顕正会員ならよく覚えていることでしょう。この「本部指導会」の後から入信した顕正会員は何の抵抗もなく血脈を否定し日顕上人を誹謗しますが、血脈否定は大謗法であり一切衆生の成仏を否定する行為であることは先に示した通りです。したがって、「本部指導会」以前の顕正会が血脈を否定する正信会や学会を「大謗法」と非難していたことは、古参の顕正会員であったら覚えていると思います。平成11年4月の「本部指導会」以後に入信した顕正会員は、それ以前の浅井会長の指導は知らないはずですから、今から紹介したいと思います。これから紹介する「文証」は、全て顕正会の過去の書籍や新聞などから引用したものです。これが現在、血脈を否定する大謗法発言を行っている浅井会長の同じ口から出た言葉であることをしっかりと見て下さい。そして、血脈否定の大謗法を平然と犯している浅井会長はいかなる人間なのかをよく考えて下さい。浅井会長は、平成元年発行の『日蓮大聖人の仏法　初版』の中で「日蓮正宗の宿願」として、「日蓮正宗が正しい理由は三つある。一には戒壇の大御本尊がましますこと、二には血脈相承、三には国立戒壇の御遺命を使命としていること、である。」（『日蓮大聖人の仏法　初版』156ページ）と記し、「血脈相承」を「日蓮正宗が正しい理由」として挙げているのです。また平成5年発行の『顕正会の歴史と使命』では、「第一章　日蓮正宗が正系門家である三つの理由」として、「末法の御本仏・日蓮大聖人の仏法を正しく伝承している正系門家は、日蓮正宗以外には絶対にありません。そのゆえんは、日蓮正宗には『本門戒壇の大御本尊』と『血脈』と『国立戒壇建立の御遺命』が存するからであります。」（『顕正会の歴史と使命』11ページ）と記されています。しかるに、卑劣にも浅井会長は、平成11年に『日蓮大聖人の仏法』の改訂版を発行する際、「日蓮正宗の宿願」の項を削除し、また現在では『顕正会の歴史と使命』を絶版にしているのです。これらは、かつて顕正会が「血脈相承」を認めていたことをひた隠しにしようとする欺瞞であります。また平成3年発行の『「学会・宗門」抗争の根本原因』では、「本宗の血脈について」という項があり、浅井会長は次のように述べていています。「ここで、正信会が問題にした阿部管長（日顕上人）の相承疑義について触れておく。（中略）では、もしこの付嘱相承の儀が省略されるようなことがあったらどうなるのか－。そのような非常事態が万一あったとしても、血脈が断絶するようなことは断じてあり得ない。御本仏の下種仏法は金剛不壊である。法体たる戒壇の大御本尊は厳然とましまし、金口の相承（御大事）また厳然である。万一相承の儀式が省略されたとしても、大聖人の御意に叶う法器だにあれば、法水また不断である。（中略）考えてもみよ、御本仏が下種仏法を万年の外尽未来際まで久住せしむるのに、どうして途中で断絶するような方法をお用いあそばすであろうか。甚深の御仏智に深く信を取らなければならぬ。いかなる事態があろうとも、本宗の血脈は絶対に断絶するものではないのである。（中略）ただし重ねていう。六十六・六十七代のいかんに関わらず、御本仏の三大秘法は金剛不壊であり、金口の相承・血脈はまた不断である。ちなみに、現在正信会に籍を置いているか否かは知らぬが、久保川法章の戒壇の大御本尊と血脈についての所論のごときは、いまだ初学の慢心者が、学会憎しのあまりに血迷って吐いた大謗法の邪説に過ぎない。」（『「学会・宗門」抗争の根本原因』224～226ページ）この『「学会・宗門」抗争の根本原因』は、現在の顕正会でもまだ購入することができるので、顕正会員はぜひとも入手して確認して下さい。さらに、第67世日顕上人への血脈相承を全面的に肯定した浅井会長の指導を紹介します。「かくて日道上人・日行上人・日時上人・日阿上人・日影上人・日有上人と、『本門戒壇の大御本尊』を付嘱の法体として代を重ねること六十七、清浄の法水はいささかも断絶することなく今日に至っている。これが正系門家・富士大石寺の伝統である。」（『富士』昭和61年11月号「叱呵痴犬抄」2ページ）「『本門戒壇の大御本尊』を付嘱の法体として代を重ねる」とは血脈相承のことであり、この血脈相承が「六十七」まで「代を重ね」、「清浄の法水はいささかも断絶することなく今日に至っている」と浅井会長は断言しています。「六十七」とは、第67世日顕上人のことであるのは言うまでもありません。「戒壇の大御本尊は一日として付嘱の人の空白ということがない。またこの付嘱に付随して『金口の血脈』もなくなることはない。」（『顕正新聞』平成5年1月5日号）浅井会長は、「『血脈』とは、この戒壇の大御本尊の付嘱相承の法脈です。」（『顕正会の歴史と使命』12ページ）と述べているので、「戒壇の大御本尊は一日として付嘱の人の空白ということがない。」との指導は、日顕上人への血脈相承を全面的に認めているのです。「何代・代を重ねようとも、また面授の儀式があろうとなかろうと、断絶もせず、色も替わらず、伝わるように出来ているんだ。これが御本仏の御仏智なのです。だから御相承の儀式のあるなしは、本質的には全く問題ない。断絶などはあり得ないのです。」（『顕正新聞』平成5年1月5日号）この浅井会長の指導も、日顕上人への血脈相承を全面的に肯定し、しかも「御相承の儀式のあるなしは、本質的には全く問題ない」とまで述べているではありませんか。最後に、浅井会長が学会の血脈否定を「仏法破壊」「大謗法」であると断じた指導を紹介します。「（創価学会の行っている）『血脈相承の否定』について少し説明します。最近、学会では、盛んにこんなことを繰り返していうようになった。教学誌『大白蓮華』四月号にはこのような記事を載せております。『血脈相承といえば、高僧から高僧へと神秘的な儀式を踏まえて受け継がれるものだとされてきたが、そうではない。……血脈相承といっても特別の儀式の中になされるものではなく、信心の中に受け継がれるものであり、日蓮大聖人の御遺命である広宣流布に向かって異体同心の実践に励む一人一人の胸中において血脈相承があるのである』と。すなわち『歴代の御法主から御法主へと血脈相承がなされるというのは嘘なのだ、一人ひとりの学会員の信心の中に血脈があるのだ』と云っているのです。これでは明らかに、大聖人から日興上人、日興上人から日目上人へと、歴代御法主に伝わる唯授一人の血脈相承そのものの完全否定ではないか。阿部管長（日顕上人）憎しのあまり、そして池田大作を偉く見せるために、ついに下種仏法の命脈たる金口の相承までも学会は完全否定してしまったのであります。（中略）これを仏法破壊といわずして、何を仏法破壊というのか。これを大謗法といわずして、何がいったい大謗法でありましょうか。」（『顕正新聞』平成4年6月5日号）以上のように、浅井会長は血脈を否定する学会を「仏法破壊」「大謗法」と断じていたのです。しかるに、浅井会長は都合が悪くなると手のひらを反すように血脈を否定したのです。このように、顕正会の血脈否定の大謗法は、浅井会長自ら「仏法破壊」「大謗法」と断じた学会の血脈否定の「二番煎じ」なのです。

2009年03月20日

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顕正会の血脈否定－2

（２）そもそも血脈とは何か？現在の顕正会では血脈について学ぶ機会が無く、顕正会員は血脈がどのようなものなのかが理解できなくなっています。それでは、そもそも血脈とは一体どのようなものなのでしょうか？血脈には「唯授一人の血脈」と「信心の血脈」の二つの立て分けがあります。「唯授一人の血脈」とは、一切衆生救済の大法を未来万年まで正しく伝えるために、ただ一人の大導師を定め、師弟相対して師の大法を弟子へ相承することです。日蓮大聖人から日興上人へと相承された本門戒壇の大御本尊をはじめとする一切の法義・化儀・広宣流布の大誓願・本門寺の戒壇建立の御遺命は、日興上人から日目上人、日目上人から日道上人へと、唯授一人の血脈相承によって代々の御法主上人に受け継がれ、今日まで絶えることなく伝えられているのであります。そして「信心の血脈」とは、大聖人以来の唯授一人の血脈を相承される御法主上人に信順し信心修行するところに流れる血脈のことをいい、御本尊の仏の命が私達の中に流れ込んでくることを、血液の流れに譬えたものなのです。血液が心臓から全身へと流れていくように、仏の命が、仏を信ずる弟子にも流れ通うことを血脈というのです。この譬えでは、心臓にあたるのが人法一箇（人法体一）の御本尊であり、大動脈にあたるのが大聖人から日興上人・日目上人等の御歴代上人に伝わる唯授一人の血脈です。そして、毛細血管にあたるのが、その時々の御法主上人に師弟相対する御僧侶や信徒です。この譬えに則って考えてみると、血液は必ず心臓から大動脈へと流れ、そして毛細血管へと流れていくのです。それと同じように、信心の血脈も「大動脈」である御法主上人に師弟相対しなければ、「毛細血管」である僧俗大衆に流れないのです。この信心の筋目を違えないところに、はじめて信心の血脈が流れ、私達凡夫が成仏できるのです。また一方で、血液が大動脈を経由せずに、心臓からいきなり毛細血管に直接流れるということは絶対にありません。したがって、顕正会員のように、「大動脈」である御法主上人に師弟相対することなく「心臓」である御本尊を信じても、「毛細血管」にあたる顕正会員に信心の血脈が御本尊から直接流れるということは絶対に無いのです。さらに、現在の顕正会は日達上人から日顕上人への血脈相承を否定していますが、これは大動脈（唯授一人の血脈）が断裂したと言っているようなものです。「日顕上人は血脈相承を受けられていないが、唯授一人の血脈そのものは断絶していない。」と浅井会長は主張していますが、それでは信心の血脈の「大動脈」である唯授一人の血脈は現在どこに存在するというのでしょうか？「大動脈」（唯授一人の血脈）が断裂したのなら、「毛細血管」である僧俗大衆に信心の血脈は流れず、一切衆生の成仏は無くなるのです。日蓮大聖人は『生死一大事血脈抄』において、「信心の血脈なくんば法華経を持つとも無益なり。」と仰せられ、「信心の血脈がなければ信心をしても功徳はない」とご教示下されました。この大聖人の御金言に反し、御法主上人に師弟相対しない顕正会は、信心の血脈が流れない謗法団体であり、顕正会で信心をしても成仏はできないのです。さて、富士大石寺には昔から、信仰のあり方を細かく規定した「山法山規」という規則があります。この山法山規のもとは、第二祖日興上人の『日興遺誡置文』と第9世日有上人の『化儀抄』にあるのです。日有上人は『化儀抄』の第二十七条で、信心の血脈について次のように御指南されています。「一、信と云い血脈と云い法水と云う事は同じ事なり。信が動ぜざれば、其の筋目違うべからざるなり。違わずんば、血脈法水は違うべからず。夫れとは、世間には親の心を違えず、出世には師匠の心中を違えざるが血脈法水の直しきなり。高祖已来の信心を違えざる時は、我等が色心・妙法蓮華経の色心なり。この信心が違う時は、我等が色心凡夫なり。凡夫なるが故に即身成仏の血脈なるべからず。一人一日中・八億四千の念あり、念念中の所作皆是れ三途の業因と文。」（『化儀抄のやさしい解説』76ページ）まず、「信が動ぜざれば、其の筋目違うべからざるなり。違わずんば、血脈法水は違うべからず。」との御文は、信心がぐらつかなければ、信心の筋目は間違えることはない、信心の筋目を間違わなければ、血脈法水が流れて通ってくる、という道理を示されています。では、「信心の筋目を間違わなければ、血脈法水が流れて通ってくる」とは、どういうことなのかといえば、「夫れとは、世間には親の心を違えず、出世には師匠の心中を違えざるが血脈法水の直しきなり。高祖已来の信心を違えざる時は、我等が色心・妙法蓮華経の色心なり。」との御文がそれを説明しています。すなわち、世間では子供が親の心・教えに背かなければ、その家の家訓が伝わっていくように、仏法（出世間）では、弟子が師匠の心・教えに背かず師弟相対していくところに、血脈法水が真っ直ぐに流れていくことになるのです。そして、日蓮大聖人（高祖）・日興上人・日目上人以来の伝統的な信心を違えなければ、私達の心身は妙法蓮華経の当体となると日有上人は仰せられています。しかし、「この信心が違う時は、我等が色心凡夫なり。凡夫なるが故に即身成仏の血脈なるべからず。」と示されているように、この日蓮大聖人以来の伝統的な信心に背く時は、私達の心身は単なる凡夫の命であり、即身成仏の血脈はそこには流れないのです。この『化儀抄』の第二十七条を拝読すれば、信心の血脈が流れていないと成仏は叶わないということがよく理解できるはずです。

2009年03月10日

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顕正会の血脈否定－1

現在の顕正会は日達上人から日顕上人への血脈相承を否定し、血脈を否定する大謗法団体と化しています。しかし、そもそも顕正会は日達上人から日顕上人への血脈相承を否定していなかったのです。血脈を否定する大謗法発言は、平成11年4月12日の「本部指導会」において言い出されたことであり、浅井会長はそれまでは一貫して日顕上人への血脈相承を全面的に認めていました。むしろ血脈を否定する正信会や学会を「大謗法」と非難していたことは、古参の顕正会員であったら覚えていると思います。血脈を否定するようになった顕正会は大謗法団体に成り下がり、顕正会で信心をしても成仏は叶わないのです。　　（１）顕正会の現在の血脈論平成11年4月、浅井会長はそれまで一貫して認めていた日達上人から日顕上人への血脈相承を否定し、この月の「本部指導会」において次のように指導しました。「細井管長（日達上人）は昭和五十四年七月二十二日、入院していたフジヤマ病院で、臨終思うようにならず急死を遂げた。貫首の立場にある人が、誰もそばにいないとき、一人で急死してしまった。よって御相承をすることができなかったのであります。まさしく御遺命に背いたゆえに、細井管長は御相承を『授ける』ことができず、阿部管長（日顕上人）また御遺命違背の科によって『受ける』ことができなかった。『授』なく『受』なしであります。」（『顕正新聞』平成11年4月25日号）また、平成11年11月に出版された『日蓮大聖人の仏法改訂版』の中で、浅井会長は次のように述べています。「ただし、たとえ御相承授受の儀が一時的に欠けたとしても、日蓮大聖人・日興上人・日目上人以来の血脈は絶対に断絶することはない。御相承の法体たる戒壇の大御本尊は厳然とましまし、その御内証を伝える『金口の相承』も微動もしない。金剛不壊である。ゆえにもし御遺命を堅持して大聖人の御心に叶う貫首上人が出現されれば、たちまちに血脈は蘇る。」（『日蓮大聖人の仏法改訂版』266～267ページ）つまり、現在の顕正会では日達上人から日顕上人への血脈相承は否定するものの、唯授一人の血脈そのものは断絶していないとし、国立戒壇の御遺命を堅持する貫首上人が出現されれば血脈は蘇ると主張しています。しかし、この欺瞞と矛盾に満ちた顕正会の現在の血脈論を聞いて、すぐに理解できる人が果しているでしょうか？まず、「日顕上人は血脈相承を受けられていないが、唯授一人の血脈そのものは断絶していない。」と言うのなら、「断絶していない」唯授一人の血脈は現在どこに存在するというのでしょうか？また、「国立戒壇の御遺命を堅持する貫首上人が出現されれば、血脈は蘇る。」と顕正会は主張しますが、「蘇る」という言葉は、「いったん死んだ（ようになった）ものが、生きかえる。」という意味です。つまり、顕正会が用いる「血脈は蘇る」という言葉には、「現在は血脈がいったん断絶している」という意味があるのです。しかし、「いったん断絶した血脈」は具体的にどのようにして「蘇る」のでしょうか？日蓮大聖人は『生死一大事血脈抄』において、「信心の血脈なくんば法華経を持つとも無益なり。」（『平成新編御書』515ページ）と仰せられ、「血脈がなければ信心をしても功徳はない」とご教示下されました。この大聖人の御金言に反し、血脈を否定する顕正会は大謗法団体であり、顕正会で信心をしても全く功徳は生じないのです。

2009年02月28日

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顕正会員専用掲示板

｢自由な茶寮掲示板1F｣という掲示板があります｡｢顕正会員の為の自由闊達なる論議の場｣として顕正会員が運営しています｡顕正会員が会の内部の問題について議論する掲示板です｡　しかし､実際には元顕正会員の法華講員が顕正会破折のために投稿するｹｰｽが多かったのですが､ここに来て顕正会員と思われる人物の投稿が多発しています｡しかも､その内容は顕正会の組織や活動について疑問を呈する投稿が多いのです｡　顕正会員も内心は顕正会に疑問を感じているのでしょうか？内心は疑問を感じていても､直接上の幹部に打ち明けれないのでしょうか？　自由な茶寮掲示板1Fhttp://mt.advenbbs.net/bbs/kensho.htm

2009年01月05日

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謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。さて、今年は宗門では「立正安国論正義顕揚750年」の年を迎え、「50万記念総登山」と「7万5千名大結集総会」が予定されています。一方、顕正会では男子3万結集が8月に予定されています。宗門・顕正会ともに今年は大きな節目になるでしょう。顕正会の男子3万結集はかなり難しいと思います。しかし、誓願達成が当たり前となっている顕正会において、3万結集が誓願の3万に対して明らかに少ないようであれば、浅井会長の求心力は低下し組織は動揺するでしょう。近年、宗門に帰伏する顕正会員が増えていますが、今年もその傾向に拍車がかかると思われます。男子3万結集が明らかな失敗に終われば、宗門に帰伏する顕正会員もさらに増えるのではないでしょうか？いづれにしても顕正会は正念場を迎えたというべきでしょう。今年も顕正会の動向からは目が離せませんね。

2009年01月02日

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顕正会の敗訴と宗門誹謗

本年10月30日、東京高裁は妙観講講頭・大草一男氏が顕正会と『顕正新聞』を訴えていた事件で、一審に続き顕正会側に、名誉毀損による損害賠償金の支払いを命ずる判決を言い渡しました。顕正会は上告を断念すると表明し、この事件は妙観講・大草講頭の勝利となりました。　この事件は顕正会が『顕正新聞』（平成17年5月15日号）において、妙観講講頭・大草一男氏の女性スキャンダルなるものを書き立て、大草氏から名誉毀損で訴えられていたものです。　その女性スキャンダルとは、学会怪文書が取り上げた出処不明の「Ｊ子の日記」の内容を流用したものです。　顕正会と対立関係にある学会の怪文書を利用して妙観講を攻撃するとは、浅井会長は無節操極まりない人ですね。　顕正会にとって都合のよい内容なら、学会の怪文書ですら利用するのですか？浅井会長は妙観講を陥れるためなら、謀略をも用いるのですか？　浅井会長は今年の11月度総幹部会で、「御遺命違背の大罪を刮目して見よ」と、大々的に宗門誹謗を行いました。しかし、この総幹の内容は、10月末の顕正会敗訴（二審）から顕正会員の目をそらすためのパフォーマンスにすぎないでしょう。　では、一審で顕正会が敗訴した時、浅井会長はどういう内容の発言をしてたのでしょうか？　一審で顕正会が敗訴したのが今年の4月14日でした。そして、実はこの直後の4月下旬に浅井会長は御法主上人に『諌告書』を送りつけ、その全文を4月度総幹部会で発表していたのです。つまり、浅井会長の『諌告書』は、顕正会の敗訴を覆い隠すための会員向けのパフォーマンスにすぎなかったのです。

2008年12月17日

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浅井会長の偽本尊作成－5

これまで顕正会の大幅の日布上人の御形木御本尊、それから葬儀用の御形木導師曼陀羅について述べてきました。では、顕正会の各自宅拠点に安置されている日寛上人の御形木御本尊は本物なのでしょうか？　日寛上人の御形木御本尊は昭和40年まで宗門で下附されていた実績があります。しかしだからといって、顕正会の日寛上人の御形木御本尊が本物とは限らないのです。なぜなら、顕正会の日寛上人の御形木御本尊は異常なまでに数が多いからです。　浅井会長は顕正会の日寛上人の御形木御本尊について、昭和60年2月の本部会議で次のように述べました。　「妙信講に解散処分が下された時、私は松本尊能師に将来の広布推進のため、御本尊を大量に御下げ渡し下さるよう願い出た。松本尊能師には私の意をよくお聞き下され、自ら護持されていた大幅の常住御本尊七幅と、日寛上人書写の御形木御本尊数百幅を私に託して下さった」（『顕正新聞』昭和60年3月15日号）　昭和60年の時点で浅井会長は、松本元住職から日寛上人の御形木御本尊数百幅を授与されたと述べています。しかし、顕正会の各自宅拠点は推定で1000ヶ所前後はあると思われます。よって、顕正会の日寛上人の御形木御本尊も1000幅以上は存在することになります。　では、日寛上人の御形木御本尊数百幅を授与されたという浅井会長の発言は、単純に御本尊の数を言い間違えたのでしょうか？　妙信講に解散処分が下った昭和49年は、日寛上人の御形木御本尊が下附されなくなって10年近く経っています。それなのに、松本元住職が日寛上人の御形木御本尊を1000幅以上も保管していたことは考えにくいのです。　顕正会の日寛上人の御形木御本尊は、中には本物もあるでしょう。しかし、その多くは顕正会が勝手に作成した「偽本尊」であると私は思います。　顕正会の大幅の日布上人の御形木御本尊と御形木導師曼陀羅は、日蓮正宗には存在しない偽本尊です。また、顕正会の日寛上人の御形木御本尊も多くは偽本尊でしょう。　顕正会は唯授一人の血脈を否定し、偽本尊を作成する謗法団体です。例え本物の御本尊に御祈念したところで、謗法を犯す顕正会では全く功徳は生じないのです。　そして、偽本尊は鬼神が宿る札となり、拝む者に大いなる災いをもたらすことは必至なのであります。

2008年11月25日

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浅井会長の偽本尊作成－4

顕正会が葬儀で使用する御形木導師曼陀羅は日蓮正宗には存在しない偽本尊です。　導師曼陀羅というのは葬儀の時に御安置される御本尊のことです。死者を霊山浄土に導く師、即身成仏の導師となる御本尊という意味です。　しかし、顕正会が所持する「御形木導師曼荼羅」なる珍妙な御本尊はこの世には存在しません。　なぜなら、導師曼荼羅は末寺御住職の申請によって御法主上人が顕わされるのですが、全て直筆の御本尊であるからです。御形木の導師曼荼羅など日蓮正宗には存在しないのです。　では、この珍妙な「御形木導師曼荼羅」を顕正会はどうやって入手したのでしょうか？浅井会長は平成19年9月度総幹部会で次のように述べています。　「このときさらに松本尊能化は、『葬儀のときに困るでしょう』とおっしゃって、日布上人御書写の『大日蓮華山大石寺』の脇書がある導師曼陀羅の御形木御本尊まで、六幅授与して下さったのであります」（『顕正新聞』平成19年10月5日号）　つまり、妙信講の解散処分後に松本元住職から御形木導師曼荼羅を授与されたと述べているのです。しかし、先程も説明しましたが、導師曼荼羅の御形木御本尊など日蓮正宗には存在しないのです。　すなわち、顕正会が葬儀で使用する御形木導師曼荼羅は、解散処分後に御法主上人の允可も無く顕正会で勝手に印刷された、大謗法の「ニセ本尊」なのです。

2008年11月12日

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日淳上人50回遠忌

久しぶりの更新です｡いろいろあって更新を怠けていました｡総本山で日淳上人50回遠忌の法要に参加してきました｡日淳上人と言えば､妙信講（顕正会）の結成を御認可して下さった御法主上人です｡浅井会長は日淳上人に対して、「妙信講のことを宗門でただお一人理解して下さった」と感謝をしているようです。また、妙信講に解散処分が下った時、宗門で唯一妙信講に付き従った松本日仁能化に対しても、格別の想いがあるようです。　しかし、日淳上人や松本能化に対する法要を行ったとは聞いたことがありません。本当に日淳上人や松本能化に対して感謝しているのなら、なぜ法要を行わないのでしょうか？まあ、私が知らないだけで実際は行っているかもしれませんが。

2008年11月11日

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浅井会長の偽本尊作成－3

狡猾な浅井会長は｢大幅の日布上人の御形木御本尊は御法主上人の允可がない『ﾆｾ本尊』である｣という宗門の破折をかわすために､次のような詭弁を弄しました｡｢実は御形木御本尊の下附は､昭和29年までは宗門で統一することなく､各末寺において､それぞれの縁の深い貫首上人の御形木御本尊を授与していたのです｡（中略）これは末寺住職に許された権限であり､古来からのしきたりであったのです｣（『顕正新聞』平成19年10月5日号）つまり､昭和29年までは､御形木御本尊の印刷や下附は末寺住職が許可すればそれでよいと浅井会長は発言しています｡しかし､日蓮大聖人は『本因妙抄』に､｢此の血脈並に本尊の大事は､日蓮嫡嫡座主伝法の書､塔中相承の稟承･唯授一人の血脈なり｣と仰せられています｡このように､御本尊の御事はすべて唯授一人の御法主上人の掌中にあり､他の誰人も時の御法主上人を離れて､勝手に御本尊を作成したり授与したりすることなど､絶対に許されないのです｡また、浅井会長は｢昭和29年までは､御形木御本尊の印刷や下附は末寺住職が許可すればそれでよい｣と言いましたが､｢大幅の日布上人の御形木御本尊｣の作成は､昭和49年の妙信講の解散処分以後のことであり､｢昭和29年までは…｣の詭弁は全く通用しません｡昭和29年の時点で､御本尊に御法主上人の允可が必要なのは『大日蓮』にも載っています｡昭和49年以降に作成された｢大幅の日布上人の御形木御本尊｣は､御法主上人の允可も無く顕正会が勝手に印刷した､大謗法の｢ﾆｾ本尊｣なのです｡

2008年09月29日

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浅井会長の偽本尊作成－2

顕正会の各地方会館にある｢大幅の日布上人の御形木御本尊｣は､日蓮正宗には存在しない御本尊､つまり｢偽本尊｣なのです｡　この正体不明の偽本尊･大幅の日布上人の御形木御本尊について､浅井会長は平成19年9月度の総幹部会で次のように入手したと主張しております｡　｢だが入信勤行を行う自宅拠点と地方会館には､どうしても御本尊をご安置しなければいけない｡そこで私は敢えて､（松本日仁元住職に）日寛上人と日布上人の御形木御本尊を授与して下さるようお願い申し上げたのです｣（『顕正新聞』平成19年10月5日号）　｢私は､将来の大規模な広宣流布の戦いに備えて､地方会館に安置し奉る大幅の日布上人の御形木御本尊と､自宅拠点に懸け奉るべき日寛上人の御形木御本尊を､松本尊能化にぜひ用意して下さるよう敢えて願い出て､これを授与して頂いたのであります｣（『顕正新聞』平成19年10月5日号）　つまり､浅井会長は｢大幅の日布上人の御形木御本尊｣を､妙信講の解散処分後に､松本日仁元住職にあえて願い出て特別に用意してもらったと主張しているのです｡　しかし､妙信講（顕正会）に解散処分が下った後､宗門が松本元住職に対して､妙信講に授与した御本尊の回収を命じていることを､浅井会長は平成19年9月度の総幹部会で明かしています｡　｢まず細井管長は松本能化に対し､『（妙信講）本部会館の御本尊を取り上げろ』と命じて来た｣（『顕正新聞』平成19年10月5日号）　このような状況下で､妙信講のための新たな御形木御本尊を､宗門が松本元住職に下附されるはずがないのです｡また､｢大幅の日布上人の御形木御本尊｣なる物は､日蓮正宗には存在しない御本尊なのであります｡　つまり､｢大幅の日布上人の御形木御本尊｣とは御法主上人の允可（いんか）がないまま､顕正会が勝手に作成した｢ﾆｾ本尊｣なのです｡

2008年09月27日

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浅井会長の偽本尊作成－1

皆さんは浅井会長が偽本尊を作成しているかもしれないことを知っていますか？顕正会の御形木本尊を詳しく調査していくと、地方会館にある大幅の日布上人の御形木本尊、それから葬儀用の御形木導師曼陀羅はほぼ偽本尊であると断定できます。　顕正会の御本尊が偽本尊であることを立証する前に、注意して頂きたいことがあります。　それは大聖人の御心に背く団体に籍をおいていれば、そこの御本尊が例え本物の御本尊であっても、功徳は一切生じないということであります。　例えば、身延には大聖人の御真筆の御本尊があります。しかし、身延の檀家がいくら御真筆の御本尊に御祈念したところで功徳は全く出ません。　また、偽本尊の作成と配布を堂々と行う大謗法団体・創価学会でも、中には本物の御本尊を持っている方もおります。しかし、大聖人に背く創価学会で本物の御本尊に対して御祈念しても、功徳は一切出ないのです。　そして、顕正会も今では創価学会と同じく、唯授一人の血脈を否定し、偽本尊を作成する謗法団体なのです。謗法を犯し大聖人に背く顕正会で、例え本物の御本尊に御祈念したところで全く功徳は生じないのです。

2008年09月10日

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浅井会長の予言－2

先に書いたように浅井会長は核戦争による人類滅亡の予言を見事に外しました。しかし、浅井会長の予言はこれだけではありません。第三次世界大戦、大飢饉、経済崩壊、ソ連・中国の日本侵略、巨大地震など数々の「破局」を過去に予言しては外し続けているのです。　浅井会長は昭和40年代には次のように予言していました。　「第三次世界大戦の序幕はすでにはじまっている」（『富士』昭和42年6月号）　「大飢饉、早ければ来年から、遅くとも70年代のうちには世界的な規模で、ことに日本において強く現れる」（『顕正新聞』昭和49年8月10日号）　「80年代こそ恐らくは世界大動乱の時代となる」（『富士』昭和49年8月号）　しかし、第三次世界大戦も大飢饉も起こらなかったのでした。浅井会長はそれでも懲りずに昭和50年代に、次のような予言をしました。　「まず第一の経済崩壊でありますが、（中略）このままいけば、あと数年で、国家機能そのものが麻痺するといわれております。（中略）次に食糧危機でありますが、（中略）日本が食糧危機に襲われるのは、時間の問題と云わざるを得ません。（中略）破局の第三は、最も恐るべき世界動乱であります。（中略）いま事の広布の前夜には、ソ連という修羅の大国が全世界に脅威を与え、第三次世界大戦がまさに起こらんとしていることは、御金言の寸分も違わざることに驚きを感ずるものであります」（『富士』昭和57年10月号）　しかし、浅井会長が全世界に脅威を与え、第三次世界大戦を引き起こすとしたソ連は皆さんが御存じのように崩壊しました。また、経済崩壊も食糧危機も結局は起きませんでした。　浅井会長はまだ懲りずに、平成になってからも次のような予言を繰り返していきました。　「日本にとって重大な脅威は、中国の軍拡である。中国は『20年後の主要敵は日本』と決め、それに基づいて核戦争の強化を進めている」（『富士』平成6年12月号）　「小田原地震、おそらく今年、これはもう間違いないでしょう。（中略）私はそれを知るゆえに、昨年12月から心を休めたことがない」（『顕正新聞』平成10年1月5号）　日本に攻めてくるはずのソ連はいつの間にか中国にすり替えられました。また、平成10年に間違いなく起こるとした小田原地震は現在に至っても起こっていません。　しかし、浅井会長はその後も中国が攻めてくるとか、東海大地震が起こるなどと予言をし続けています。なぜ、浅井会長が予言を続けるかというと、大地震や戦争などを口にし続けていれば、いづれ実際にそれらが起こった時に、「そらみろ、予言が当たった！」と主張できるからです。　事実、地震や戦争もいつかは必ず起きるでしょう。だから、浅井会長が期限を延ばしながら地震や戦争を予言し続けていれば、いずれは予言が「当たる」のです。　しかし、このような形で起きた災難を「予言が当たった」などといえるのでしょうか？　日蓮大聖人は真言宗の弘法（空海）の祈雨を指して『種々御振舞御書』に、「弘法は三七日すぎて雨をふらしたり。此等は雨ふらさぬがごとし。三七二十一日にふらぬ雨やあるべき。設ひふりたりともなんの不思議かあるべき」と仰せであります。　つまり、祈雨というのは雨を降らせると「予言」しておいて祈るものであるから、祈り始めて七日が過ぎ、二七日（14日間）が過ぎ、三七日（21日間）が過ぎてようやく雨が降ったとしても、それは「予言が当たった」とか「祈雨が通じた」とはいえないし、不思議でも何でもない現象であると喝破されているのです。この御金言からすれば、浅井会長の予言は真言宗の弘法の祈雨と同レベルなのです。

2008年08月28日

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浅井会長の予言－1

顕正会員の皆さんは、浅井会長が人類滅亡を予言して見事に外れたのを知っていますか？　「あと25年で広宣流布ができなければ、核戦争によって人類は絶滅する」（第23回総会・昭和57年10月9日）　昭和57年から数えて25年後にあたるのが、昨年の平成19年だったのです。当然、広宣流布など達成できていません。しかし、日本も人類も絶滅などしてはいないのは明白です。　日蓮大聖人は『蒙古使御書』に、「時に当たりて我が為国の為大事なる事を、少しも勘へ違へざるが智者にては候なり」と仰せられています。つまり、国の為に重大な予言をなして、それが外れないことをもって「智者」というのだと示されているのです。この御金言に照らせば、国の為に重大な予言をなして、予言が外れた浅井会長は「智者」ではないということなのです。　さらに大聖人は『顕立正意抄』に、「設ひ日蓮富楼那の弁を得て目連の通を現ずとも、勘ふる所当たらずんば誰か之を信ぜん」と仰せであります。　人類滅亡の予言を見事に外した浅井会長はこの件にはまったく触れず、昨年の50周年記念幹部大会で性懲りもなく次のように述べました。「私は、広宣流布を『第二の50年の前半にも』と熱願しているのであります」（『顕正新聞平成19年9月5日号』）　しかし、よく考えて下さい。日蓮大聖人は広宣流布は「何年何月に達成する」と御書にお書きになってますか？大聖人様ですら広宣流布がいつ達成するかは言及されていないのに、「あと25年で広宣流布を達成しないと人類が滅亡する」とか、「広宣流布を第二の50年の前半にもと熱願している」などと言うのは大変恐れ多いことなのです。　浅井会長は「広宣流布」を大義名分に掲げ、終末思想で顕正会員を扇動し折伏に駆り立てているだけではないでしょうか？しかし、顕正会員がいくら増えようが顕正会の勢力拡大になるだけで広宣流布にはつながりません。富士大石寺の伝統から外れた勤行を実践し、正体不明の御本尊を流布する異流義・顕正会がいくら勢力を拡大しても広宣流布とは全く関係ないのです。

2008年08月21日

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顕正会の功徳－2

顕正会では体験発表などを通じて、難病が治った、大金を得た、仕事で大成功したなどの派手な大功徳が強調されます。しかし、末法における功徳の現れ方は「冥益」が中心となるのです。　冥益とは、長年にわたり信心をしていって、振り返ってみたら、その人の人格が大きく向上していたとか、病弱だったけどいつの間にか健康になっていただとか、家庭不和が解消して和楽の状態になっていたというように、日々積み重ねた功徳がいつしか大きな変化をもたらしたという功徳の現れ方をいいます。　例えば、毎日自分の顔を鏡で見ていても、変化していることには気が付きませんが、何年も前の写真と現在の顔を見比べてみると、「ずいぶんと歳をとったな」と気が付くものです。　御本尊の功徳もそれと同じで、「今日は功徳が出たか？」などと、毎日のように確認してもほとんど気が付かないかもしれませんが、長年経った段階で振り返ると、明らかに大きな実証が現れているのです。　もちろん、「難病が治った」という功徳も時にはあります。だからといって、難病を抱える人の皆が皆、入信したら直ぐに難病が治るということではありません。　やはり、1年、3年、7年と功徳を積み重ねていって、「こんなにも自分の身体が良くなっていた」という状態になるのが、末法における功徳の現れ方の中心なのです。

2008年08月12日

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顕正会の功徳－1

よく顕正会員は、功徳が頂けるから顕正会は正しいと言います。しかし、功徳が頂けたら、それだけで顕正会が正しいと言えるのでしょうか？　宗教の正邪を判定するには、客観的な証拠に基づかなくてはならないのです。その証拠とは道理（理証）と文証と現証です。三三蔵祈雨事には「日蓮仏法をこころみるに、道理と証文とにはすぎず、又道理・証文よりも現証にはすぎず」とあります。このように三証が宗教批判の基本的観点なのであり、この三方面から検討を加えなければ、何が正しい宗教なのかわかりません。　それをふまえると、「功徳が頂けるから顕正会は正しい」というのは間違いなのです。功徳とは現証であり、現証だけで宗教の正邪を判断するのは危険です。　なぜなら邪教においても信仰すれば、功徳のような体験をすることがあるからです。しかし、このような通力は全く仏法の正邪と関係ないのです。しょせん、正しい道理と文証に裏付けられない現証はごまかしにすぎません。　顕正会は道理・文証の点では大聖人の仏法に背く謗法団体です。道理・文証の裏付けのない顕正会の功徳（現証）は魔の通力なのです。

2008年08月08日

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顕正新聞を振り返って－3

平成20年4月､顕正会は妙観講との裁判に敗れました｡東京地裁において､顕正会と顕正新聞発行人･小峰勝彦理事に対し､名誉毀損による損害賠償金･計二百万円を支払え､との判決が言い渡されました｡　この訴訟は､『顕正新聞』（平成17年5月15日号）が、妙観講講頭･大草一男氏の女性ｽｷｬﾝﾀﾞﾙなるものを書き立て､名誉毀損で東京地裁に訴えられていたものでした｡　こうして顕正会の威信は大きく失墜し､この不祥事から顕正会員の目をそらすべく､浅井会長は4月度総幹部会で日如上人猊下に対して『諌告書』なるものを叩きつけたのでした｡　つまり､浅井会長の『諌告書』は会員向けのﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽに過ぎなかったのです｡

2008年08月03日

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顕正新聞を振り返って－2

平成17年､浅井会長は日顕上人への直接対決を申し入れました｡しかし､これは顕正会員へ向けたﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽにすぎません｡妙観講の顕正会への破折活動が活発化し顕正会と衝突した時に､顕正会員から浅井会長を連れてくるから妙観講の大草講頭との法論を実現して欲しいとの申し入れがあったそうです｡しかし､浅井会長は臆病にもこれに応じず､妙観講との法論を回避する裏技として日顕上人への直接対決を申し入れたそうです｡日顕上人は立場上､絶対に顕正会との直接対決は応じないと計算してでのことです｡浅井会長の思惑どおり日顕上人は直接対決はお受けなさらず､破折を日蓮正宗青年僧侶邪義破折班に任せられたのです｡浅井会長は日顕上人が対決から逃げ､邪義破折班は虚言と悪口をくり返すだけだったと言いますが､邪義破折班は浅井会長の｢三大謗法論｣を完全に破折しています｡邪義破折班は｢最後に申すべき事｣も完全に粉砕しており､これらの一連の経緯を邪義破折班のﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞで公開しているので､顕正会員はぜひ一度目を通して下さい｡･日蓮正宗青年僧侶邪義破折班HPhttp://jagihashaku.main.jp/ 日顕上人が直接対決をお受けなさらなかったのをよいことに､浅井会長は宗門に勝った！勝った！と大宣伝しました｡そして､17年12月に日顕上人が退座したことに気をよくしたのか､浅井会長はしばらく宗門誹謗もあまりしていませんでした｡浅井会長の宗門誹謗が再開されるのは平成19年の夏です｡この背景としては､S県の顕正会自宅拠点の方が一家で宗門に帰伏したことがあるのではないでしょうか？そして､19年冬に精神科医･S藤元16隊長が宗門に帰伏したのです｡これに危機感を覚えた浅井会長は顕正会の崩壊を防ぐべく､今年の1月度総幹部会で戒壇の大御本尊様が至近距離で撮影されたとでっちあげたのです｡この写真は犀角独歩が入手したものですが､ﾄﾁﾛ～氏の調査により合成であることが判明しています｡

2008年08月03日

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顕正新聞を振り返って－1

今日、自宅にたまっていた顕正新聞を整理してみました。家にあった新聞を一部ずつパラパラとみながら整理して気が付いた点を挙げてみます。　近年における顕正会の歴史の上で大きなターニングポイントとなったのが、平成11年4月の唯授一人の血脈否定です。　その次に大きなターニングポイントは平成16年8月の幹部大会だと私は思います。なぜなら、この大会を機に浅井会長は宗門を大々的に誹謗しはじめたからです。　時間のある顕正会員は16年の幹部大会前後の顕正新聞をザッとでいいので見てみて下さい。幹部大会の前では宗門への誹謗はそれほど激しくないはずです。しかし、幹部大会で浅井会長は日顕上人に対して、「三大謗法」なる言い掛かりをつけ、日顕上人を呼び捨てにしたのです。　その後の顕正新聞は宗門誹謗一色です。そして、平成16年10月度総幹部会で「不敬の御開扉」なる珍妙な言い掛かりを言い出したのです（それ以前にも言っていると思われますが）幹部大会から平成17年3月度総幹部会までの顕正会の公式行事で、浅井会長が宗門誹謗を言わなかったのは成人式だけです。　この尋常ならざる宗門誹謗が始まった原因は、16年夏頃にＩ井元壮年部長が宗門へ帰伏したからでしょう。Ｉ井元壮年部長にとどまらず、大量の顕正会員が宗門に帰伏することを恐れた浅井会長は宗門への激しい誹謗をはじめ、顕正会員へ宗門への憎悪の感情を植え付けました。　そして、平成17年3月、浅井会長は日顕上人へ「対決申し入れ書」を送付したのです。

2008年08月02日

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五座三座の勤行－2

さて、顕正会の勤行の誤りについてさらに詳しく指摘していきます。　まず、顕正会の勤行では諸天供養を行いません。（会館や自宅拠点での早朝勤行では行う）経本に諸天供養の御観念文自体が載っていないのです。　宗門では初座において諸天供養は毎日きちんと行います。諸天善神は正法の法味、すなわち文底下種の南無妙法蓮華経を食することによって威光を盛んにし、衆生・国土を守護する力が強くなるのです。よって、初座で諸天善神に対して法味を捧げ、その威光の倍増を祈るのです。　次に、顕正会で使用する数珠は開眼供養がされていません。数珠は開眼供養によってはじめて、法具としての意義と功徳が具わるのです。　勝手に改変された経本と開眼供養されていない数珠で、いくら頑張って勤行をやったところで功徳は生じません。何の疑問も感じず、間違ったやり方で勤行を一生懸命に行う顕正会員こそ哀れです。

2008年07月30日

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五座三座の勤行－1

顕正会の勤行は一座ですが、日蓮正宗では古来より五座三座の勤行が行われています。五座とは朝の勤行において方便品と寿量品を5回読むことで、三座とは夕方の勤行で方便品と寿量品を3回読むことです。　日寛上人は勤行の形式について、金沢の信徒・福原式治氏への書状において、「若し堪えたらん人は本山の如く相勤むべし。若し爾らずんば十如、自我偈、題目なりとも五座三座の格式相守るべし」と、五座三座の形式を守るように御指南されています。古来より五座三座の勤行が行われていたことは明らかであります。　また、妙信講（顕正会）でも元来は五座三座の勤行が行われていました。浅井会長自身もかつては以下のように述べていました。「現今の五座の勤行も方便・寿量の両品を読誦して、お題目を上げるという基本は御在世から変わらなくても、…」（『富士第12号』）　しかし、いつ頃かはわかりませんが、顕正会は勤行の形式を一座に勝手に改変したのです。また、御観念文も勝手に改変しました。一在家信徒にすぎない浅井会長がなぜ勤行の形式を勝手に改変できるのでしょうか？在家信徒でも勤行の形式を勝手に改変できると言うのなら、その文証を示して欲しいものです。　また、富士大石寺第9世日有上人は次のように仰せであります。「他宗他門の法華経をば正法の人には之れを読ますべからず。謗法の経なる故に。（中略）現世・後生の為に、仏法の方にては之れを読むべからず云々」（『化儀抄』第109条）　他宗他門で書写した法華経の経本を使って勤行をしてはならない。それは謗法の経だからである、という意味です。研究資料として目を通すのはかまわないが、現世・後生の功徳を積むための仏道修行にこれを用いてはいけない、と勤行に使ってはいけないことを念押しされているのです。　このことについて第59世日亨上人は、「他宗他門の名に依りて出版せられたる法華経も此に準ずべし」と言われております。つまり、他宗他門の名で出版された経本も、まったくこれと同じことだ、と言われているのであり、今日において顕正会などで出している経本も、まさにこれに該当するのであります。　実際に私が宗門に帰伏した時、末寺の御住職に「顕正会の経本は謗法払いしておきますからね」と言われました。

2008年07月25日

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感動の御開扉！

先日、総本山にて夏期講習があり私も参加しました。　そして、初めて御開扉を受けました！顕正会に居ては絶対に受けられない御開扉です。また、顕正会で「広布の暁まで秘蔵するべし」と聞かされ続けた大御本尊様にお目通りが叶ったのです！　御導師は御法主上人猊下です。御開扉の勤行中は自然と心のそこから「有り難い」との気持ちが湧いてきて、とても穏やかな安堵感で心が満たされました。まさに「霊山浄土」に居るかのような想いになったものです。　比べるのも大変恐れ多いのですが、私は平成13年の元旦勤行にて浅井会長が導師を行った勤行に参加したことがあります。…御開扉に参加すると浅井顕正会のレベルの低さと、浅井会長の勤行の姿勢がいかにいい加減かがわかります。　こんなに有り難い御開扉を受けられない顕正会員はとても哀れです。浅井会長を盲信する故に、戒壇の大御本尊様にお目通りが叶わないのですから。だから、一人でも多くの顕正会員を救っていきたいと、決意が改まりました。　「不敬の御開扉」ならぬ、感動の御開扉でした。

2008年07月22日

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顕正会との訣別

晴れて顕正会員から法華講員になれた私でしたが、顕正会にどのタイミングで宗門に帰伏したと伝えるべきか？という問題がありました。　幸い御住職はしばらく宗門に帰伏したことを言わなくともよいとおっしゃって下さいました。私はその後の顕正会の会合等は体調不良を理由に全て欠席しました。　私が宗門に帰伏したことを顕正会側が察知する前に、自分が折伏して入信させた顕正会員に連絡を取り一連の経緯を説明しました。私が宗門に帰伏したと顕正会側が気付けば、私は組織から隔離され、顕正会員とは連絡が全く取れなくなるのは目に見えていたからです。　私が入信させてしまったある顕正会員に一連の経緯を説明すると次のように言われました。「まあでも、ありの君は顕正会に入信して結果的にはよかったんじゃない？顕正会に入ったおかげで宗門に行けたんだから」　私も実はその顕正会員の考えに深く同感します。顕正会に入信したからこそ、宗門のことを知り、宗門に帰伏が叶ったのですから。だから、私は顕正会に在籍していたことを決して後悔はしていません。　顕正会の幹部の一人一人は本気で国を救い、人を救おうとしています。顕正会の多くの幹部は純粋です。悪いのは、純粋な顕正会員を扇動し宗門を誹謗する浅井会長なのです。　私は意を決し、浅井会長の仏法違背を全顕正会員に知らしめるべく、筆を執り『顕正会員は宗門へ帰伏するべし』を書きました。　そしてこの書を浅井会長の自宅と浅井男子部長の自宅、顕正会の全国の会館・事務所、そして住所のわかる自宅拠点に送付しました。また、メールアドレスのわかる顕正会員にもメールで全員に送りました。　結果、中○男子第二部長からすぐに電話があり、除名処分を告げられました。しかし、私は顕正会の仏法違背を多少なりとも諌めることができ、清々しい気持ちになりました。

2008年07月18日

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顕正会への疑問－5

今年の1月度総幹部会で浅井会長は、戒壇の大御本尊様が何者かによって至近距離から撮影され、その写真が犀角独歩の手によって公開されていると発表しました。　その浅井会長の指導に触発された私は、トチロ～さんにこの件を伝えました。戒壇の大御本尊様の写真が流出しているのに宗門はなぜ抗議しないのかと。　トチロ～さんはすぐに調査してくれました。トチロ～さんは、写真は合成であるとの結論を出しました。また、トチロ～さんは私に対し直接会った時に写真が合成であることを、資料を用いて説明すると言ってくれました。前回の法論はトチロ～さんに私の地元まで来て頂いたので、今回の法論は私が富士大石寺まで行くことにしました。　しばらくして富士大石寺に行く日がやってきました。富士大石寺は私の想像を超える壮麗な大寺院でした。そして、大石寺にてトチロ～さんと法論になりました。　まず、トチロ～さんは戒壇の大御本尊様の写真が合成であることを資料を用いながら説明してくれました。私は写真が合成であることを認めざるを得ませんでした。　法論というより、トチロ～さんの私に対する折伏となりました。結果、私は顕正会より宗門のが正しいのでは？と思いました。しかし、私は勧められた御受戒（入信勤行）を断ってしまいました。まだ、宗門に対する疑問が残っていたからです。　翌日は顕正会の日曜勤行でしたが行きませんでした。もはや顕正会に対する不信は極限に達してました。私は居ても立ってもいられず、宗門末寺を訪ね折伏を受けました。　私は御住職に、宗門に対して感じる疑問を全てぶつけました。御住職は丁寧に説明して下さり、私は全ての疑問が解け、納得の上で御受戒を受けさせて頂きました。こうして私は晴れて法華講員となることができました。

2008年07月16日

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顕正会への疑問－4

私が顕正会時代に1番よく見ていた元顕正会員の法華講員のﾌﾞﾛｸﾞがﾄﾁﾛ～さんのﾌﾞﾛｸﾞでした｡ある日､ﾄﾁﾛ～さんのﾌﾞﾛｸﾞのｺﾒﾝﾄ欄に私が失礼なｺﾒﾝﾄをしたことがきっかけとなり､今年の3月にﾄﾁﾛ～さんと直接会って法論することになりました｡しかし､実際には法論というよりﾄﾁﾛ～さんの私に対する折伏となりました｡しかし､私はﾄﾁﾛ～さんの言うことを信じようとせず､顕正会が正しいとまだ思い込んでました｡それからしばらくして､元顕正会員の法華講員､けんゆう2Gさんと知り合いました｡けんゆうさんとも直接会って法論しました｡法論後､今度はけんゆうさんの所属する末寺に訪問し､御住職とも法論しました｡この時､初めて宗門末寺の中に入りました｡お寺の中に入り本堂の御本尊に御挨拶をした時､その板の御本尊の素晴らしさに大変驚きました｡顕正会では板の御本尊は存在しません｡初めて板の御本尊を拝見したというのもあり､その時の感動は筆舌に尽くしがたいものがありました｡これは戒壇の大御本尊様か！と一瞬思ったほどです｡けんゆうさんに日顕上人の御書写の御本尊と聞き､さらに驚きました｡なぜなら､浅井会長は日顕上人に対して次のように誹謗していたからです｡｢日蓮大聖人に背いた細井日達･阿部日顕に御本尊を書写する資格があるのだろうか｣（趣意、『顕正新聞平成19年10月5日号』）日顕上人に御本尊を書写する資格があるのだろうかという浅井発言に対し､この日顕上人御書写の板御本尊の素晴らしさはどうだろうか！とそのｷﾞｬｯﾌﾟに驚きました｡私は浅井会長の指導はおかしいと､この頃から少しずつ思い始めたのでした｡

2008年07月14日

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顕正会への疑問－3

今年の1月24日、大変ショッキングな事件が起こりました。それは私と同じ3隊のS谷Y雄副長（H支隊）が、男子部班長会にバイクで向かう途中車にはねられ即死したのでした。　「仏弟子は横死せず」と言いますが、なぜあんなに信心強盛だったS谷副長が事故死しなければいけないのか？と疑問を感じました。　…私が初心者のころ、大学の友人を折伏したら学会員だとわかったことがありました。その時、同席していた私の当時の上長だったI藤元班長はこう言いました。「学会は絶対におかしい！だって聖教新聞を配達中の学会員が事故って死んだりしてるもん！！『仏弟子は横死せず』っていうのにおかしいよ！」　当時、I藤元班長が言っていた学会員の事故死とS谷副長の事故死はまったく同じ構造ではありませんか！信心活動の一環で事故に巻き込まれて死んでいるのですから。（S谷副長は男子部班長会に向かう途中に事故に遭った）　この事件については浅井会長も事態を重く見たらしく、S谷副長の死に対して御書を引きコメントを発しました。結局、S谷副長は成仏したということになりました。しかし、顕正会側がS谷副長の事故死を知ったのは彼が亡くなった後のことであり、誰もS谷副長の成仏の相を確認できた顕正会員はいませんでした。　そして最近知ったのですが、活動家顕正会員の事故死や突然死はこのところ全国で起きているようなのです。顕正会員にも顕著に罰が出る時代になってきたのでしょう。

2008年07月12日

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顕正会への疑問－2

昨年の11月下旬よりモバゲーを始めました。モバゲーとはミクシィのようなSNSです。モバゲー内のサークル掲示板にて、元顕正会員の国分ひろしさんやオリジナルシンさんと知り合い法論になりました。　しかし、12月末に３隊のS野隊長に「ネット法論はしないほうがいいですか？」と聞くと、隊長は「ネット法論はよくない」「ネット（アンチ顕正会サイト）を見るのもよくない」と言われ、国分さんやオリジナルシンさんとの法論はやめることとなりました。　元顕正会員の法華講員との法論がきっかけとなり、その後に法華講員の運営するアンチ顕正会サイトをよく見るようになりました。それでもこのころはまだ顕正会が正しいと思い込んでました。　また、この頃に顕正会のI井元壮年部長、S藤元16隊長が宗門に帰伏したことを知りました。ただ、その時の私はどうせ戦いから逃げたくて宗門に行ったのだろうと思うだけでした。しかし、すでにその頃には多くの顕正会幹部が宗門に帰伏していたのです。　このブログを見た皆さん、I井元壮年部長・S藤元16隊長以外で宗門に帰伏した有名な元顕正会員を知っていたらコメント欄に書き込んで下さい。よろしくお願い申しあげますm(__)m

2008年07月10日

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顕正会への疑問－１

私は平成11年に顕正会に入信し、その後班長として活動していました。　しかし､平成19年9月度総幹部会の席上、浅井会長は次のように述べました｡｢日蓮大聖人に背いた細井日達･阿部日顕に御本尊を書写する資格があるのだろうか｡｣（趣意、『顕正新聞平成19年10月5日号』）細井日達上人･阿部日顕上人に対して呼び捨てにし､御本尊を書写する資格があるのかと発言した浅井会長の指導に私は疑問を感じました｡　なぜなら私の知っている顕正会の班長は、日顕上人御書写の御本尊で入信勤行を受けていたからです。浅井会長は日顕上人のことを口汚い言葉で誹謗しますが、実は日顕上人御書写の御本尊はかつては顕正会で入信勤行に使用されていたのです。しかし、浅井会長は「阿部日顕に御本尊を書写する資格があるのだろうか？」と大それた謗法発言をしたのです。　また、この総幹部会からでしょうか？浅井会長は日達上人のことも呼び捨てにするようになりました。私はいくらなんでも、日達上人まで呼び捨てにするのは言い過ぎじゃないかと思いました。　しかし、この頃はまだ顕正会への不信がまだ顕著ではありませんでした。

2008年07月08日

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『顕正会員は宗門へ帰伏するべし』－4

『顕正会員は宗門へ帰伏するべし』の掲載も今回が最後です。／／／／／／／／／／／【結び顕正会員は急ぎ宗門へ帰伏せよ】浅井昭衞は今年の4月度総幹部会で「不敬冒涜の御開扉を即時中止し広布の日まで秘蔵厳護し奉れ」と御法主早瀬日如上人猊下に対し、無礼にも『諌告書』なるものを送付してきましたが、実は妙信講時代に浅井昭衞自身は何度も御開扉を受けているのです。宗門から破門され御開扉を禁止されたからこそ、「不敬冒涜の御開扉」などと暴言を吐き逆恨みしているのであります。顕正会の皆さん、『顕正会「試練と忍従」の歴史』を読んだことはありますか？浅井昭衞はかつては御開扉については次のように述べていました。「御開扉を許す許さぬは、昔より血脈の御一人の為されるところにして、一般僧侶すら口にする所ではないと。」（『顕正会「試練と忍従」の歴史』30ページ下段）「およそ御開扉を断絶される事は、正宗信徒として『死ね』と云うことであります。」（『顕正会「試練と忍従」の歴史』36ページ下段）浅井昭衞は破門以前何度も御開扉を受け、「御開扉が受けられなければ死ねと云うこと」と言っているのです。それなのに破門されて30年以上たった今、御開扉を禁止されたことを根に持ち御開扉を「不敬冒涜の御開扉」などと暴言を吐いているのであります。当初は認めていた日顕上人への血脈相承を否定し、さらにはニセ本尊を作成し会員に平気で拝ませる。浅井昭衞は一体何を考えているのでしょうか？浅井昭衞は唯授一人の血脈を否定し、法水・血脈の通わないニセ本尊を顕正会員に拝ませているのです！！しかし、私が思うに多くの顕正会員はまだまだ純粋熱烈な信心を持っています。早く浅井昭衞の魔の手から逃れ、一刻も早く宗門に帰伏し総本山富士大石寺に参詣し、正しい血脈の仏法を信仰しようではありませんか。

2008年07月07日

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『顕正会員は宗門へ帰伏するべし』－3

今日掲載の分は浅井会長の偽本尊作成疑惑について取り上げた部分です｡　／／／／／／／／／／／　【2．浅井会長のﾆｾ本尊作成疑惑について】　顕正会員の皆さんは浅井会長がﾆｾ本尊を作成しているかもしれないことを知っていますか？浅井会長は19年9月度総幹部会の指導で｢浅井会長のﾆｾ本尊作成疑惑｣について以下のように発言し､ﾆｾ本尊作成を否定しました｡　｢大正末期頃から昭和29年以前は､御形木御本尊の下附については､宗門では統一制がなく､品川の妙光寺が､五十五世の日布上人の御形木御本尊｡池袋の法道院が､五十六世日応上人の御形木御本尊｡そして常在寺は､五十七世の日正上人の御本尊｡そして､白山の白蓮院（現在は江戸川区に移転）では､六十世の日開上人の御本尊を授与していた｡それぞれの末寺で有縁の貫首上人の御形木御本尊を授与していた｡これは､末寺住職に許された古来のしきたりだった｡将来の大規模な広宣流布の戦いに備え､自宅拠点に安置する日寛上人の御形木本尊ならびに地方会館に安置する大幅御形木御本尊の用意を願い出た｡松本住職の意向により､葬儀の時に必要であろうと､日布上人『大日蓮華山大石寺』の脇書きがある導師曼荼羅の御形木本尊六幅が授与された｡顕正会は日達上人と日顕上人書写御本尊に無縁であり､御高徳の日寛上人･日布上人の御本尊に縁できる故に有難い｡｣（趣意､『顕正新聞平成19年10月5日号』）　浅井会長は｢それぞれの末寺で有縁の貫首上人の御形木御本尊を授与していた｡これは､末寺住職に許された古来のしきたりだった｡｣などと言い､如何にも末寺住職が総本山の預かり知らぬところで御本尊を印刷して下附してきたかのごとき発言を行っていますが､これは全くの出鱈目です｡　日顕上人はかつて学会のﾆｾ本尊（学会版御本尊）作成に対して次の様に明確に御指南されています｡　｢総本山においては､歴代上人より現住･日顕に至るまで､こと御本尊に関する一切はことごとく､かたじけなくも諸仏成道の刻みである丑寅の勤行において､下種本因の四妙たる妙境･妙智･妙行･妙位の正義をもって､事の一念三千の御本尊に対し奉り､開眼草木成仏の深義､により､妙境妙智一体不二の御祈念を申し上げておるのであります｡この行事は､書写本尊､形木本尊その他､一切を含めていささかの例外もありません｡｣（『創価学会の偽造本尊義を破す』59ﾍﾟｰｼﾞ）　とあるように､日顕上人は御形木御本尊を含めたすべての御本尊は必ず丁重に開眼されていることを明確に仰せになられているのです｡　また､日応上人は､｢此法体相承を受くるに付き尚唯授一人金口嫡々相承なるものあり此金口嫡々相承を受けざれば決して本尊の書写をなすこと能はず｣（『弁惑観心抄』212ﾍﾟｰｼﾞ）｢金口血脈には宗祖己心の秘妙を垂示し一切衆生成仏を所期する本尊の活眼たる極意の相伝あり｣（『法の道』研教二七－474ﾍﾟｰｼﾞ）と仰せられているのであります｡　御形木御本尊を含めてすべての御本尊は､御当代御法主上人猊下が丑寅の刻みに御祈念されて､はじめてそこに本門戒壇の大御本尊からの血脈が流れ通うのであります｡　また､浅井会長は導師御本尊の存在を故意に隠しておりました｡かつて浅井会長は昭和60年2月23日の｢本部会議｣において次のように発言しています｡　｢顕正会で護持している御本尊は､すべて日蓮正宗妙縁寺住職･松本日仁尊能師より授与され､私が護持申し上げてきたものである｡（中略）妙信講に解散処分が下された時､私は松本尊能師に将来の広布推進のため､御本尊を大量に御下げ渡し下さるよう願い出た｡松本尊能師には私の意をよくお聞き下され､自ら護持されていた大幅の常住御本尊七幅と､日寛上人書写の御形木御本尊数百幅を私に託して下さった｡この七幅の常住御本尊とは､二十八代日詳上人･五十四代日胤上人･五十五代日布上人･五十六代日応上人･六十代日開上人･六十四代日昇上人等の歴代上人御書写の御本尊であり､このうちの日布上人書写の御本尊が高知会館に御安置されたのである｡また御形木御本尊については､宗門の全末寺において昭和四十年までは日寛上人の御本尊が下附されていたが､四十一年からは日達上人の御形木御本尊に替わった｡松本尊能師は四十年以降この日寛上人の御形木御本尊を妙縁寺に秘蔵しておられたが､私の願い出により､これをすべて託して下さったのである｡いま､顕正会において､地方における入信勤行の際に幹部が奉持する御本尊も､また地方拠点に御安置される御本尊も､みなこの日寛上人の御本尊様である｡｣(『顕正新聞昭和61年3月15日号』)　すなわち､｢常住御本尊七体と､日寛上人の御形木御本尊多数｣と発言していたのです｡　しかし､かつて妙信講（顕正会）と日蓮正宗における法廷闘争の和解条項には｢妙縁寺所有本尊十一幅｣とあったのです｡　そして､顕正新聞平成15年2月15日号には､同年1月30日｢儀礼室会議｣なるものが行われた際の模様が次のように報道されています｡｢顕正会で格護する日布上人･日昇上人の四幅の導師曼荼羅について等､大事な指導を長時間にわたってなされた｡｣と｡さて､顕正会員の皆さんにはここでいう｢導師曼荼羅｣とは一体どの様なものなのか分からないと思いますので､以下に詳しく説明いたします｡　私達が通常､寺院や自宅において拝する御本尊様は｢現当二世の御本尊｣とも申し上げるのです｡そのいわれは､御本尊様の右肩に｢為現当二世｣と書かれていることに由来します｡これに対して導師曼荼羅（御本尊）については､｢即身成仏の御本尊｣とも申し上げるのであります｡その故は､導師曼荼羅とは葬儀などに御僧侶が用いられるため､通常私達が礼拝する御本尊に｢為現当二世｣と書されているところに､導師曼荼羅の｢即身成仏之印文也｣とおしたためになっている脇書きが見られるのです｡また､さらにいえば､通常私達が拝する御本尊とは相貌（そうみょう）が異なり､中央首題の両脇に｢五道冥官｣｢閻魔法王｣が勧請（導きいれ）されているのであります｡現在の大宮にある本部会館完成以前､村松禎道なる僧侶もどきが存在した頃には､現在の本部会館に安置している日胤上人書写の御本尊､すなわち｢現当二世の御本尊｣を導師曼荼羅として持ち歩かせていたのです｡　しかし､顕正会では大宮の本部の仏間に日詳上人書写の御本尊を安置し､これまで隠していた四幅の導師曼荼羅を出さざるを得なくなり､｢儀礼室会議｣なる席で止む得ず発言したものと思われます｡　しかし､ここにまた矛盾が生じるのです｡前述のごとく浅井会長は｢（前略）葬儀の時に必要であろうと､日布上人『大日蓮華山大石寺』の脇書きがある導師曼荼羅の御形木本尊六幅が授与された｡｣（趣意､『顕正新聞平成19年10月5日号』）と言うのです｡　それでは､平成15年に儀礼室に開陳した四幅の導師御本尊はどこに隠してしまったのでしょうか？さらにいえば､なぜ儀礼室の重要な会議の席上で､この｢六幅｣の｢御形木導師曼荼羅｣なるものが説明されなかったのででしょうか？　結論からいえば､｢御形木導師曼荼羅｣なるものはこの世の中には存在しないのです｡なぜならば導師曼荼羅は､末寺御住職の申請によって御法主上人が顕わされるが､みな直筆の御本尊であります｡また授与書きには､御本尊が授与される寺院名及び願主の御僧侶の道号と日号が示されるのです｡｢御形木導師曼荼羅｣なる珍妙なものは､この世の中には一切存在しないのです｡　浅井会長はこうも言いました｡｢昭和30年以降日淳上人が『日寛上人書写の御形木御本尊』に統一した｡昭和41年1月以降､日達上人書写の御本尊下附に変更したのは池田に諂ったためである｡昭和41年とは池田が三百五十億円をむしり取った頂点の時期であり､その時期に変更したことを憂慮していた｡日蓮大聖人に背いた日達上人･日顕上人に御本尊を書写する資格があるのだろうか｡顕正会は日達上人と日顕上人書写御本尊に無縁であり､御高徳の日寛上人･日布上人の御本尊に縁できる故に有難い｡｣（趣意､『顕正新聞平成19年10月5日号』）などと､御本尊不敬の大謗法の大暴言をなしたのであります｡　｢日蓮大聖人に背いた日達上人･日顕上人に御本尊を書写する資格があるのだろうか｡｣については､全く意味の通らない訳のわからない発言です｡御相承をお受けあそばされた御法主上人の書写された御本尊様には一切差別（しゃべち）など存在しないのです｡　次に､｢顕正会は日達上人と日顕上人書写御本尊に無縁であり､御高徳の日寛上人･日布上人の御本尊に縁できる故に有難い｡｣についてでありますが､これこそ出鱈目も甚だしいのであります｡なぜならば元妙信講員で､日達上人書写の御形木御本尊を下附された者は多数おります｡また､創価学会から顕正会に入会してしまった人のなかでも､日顕上人書写の御形木御本尊を下附されているものも多くいたではないですか？浅井会長の妄言を正論とするのならば､これらの人に対して､いまさらどのように申し開きをするのでしょうか？　さて､表面上では､御本尊様を貴ぶかのごとき発言をする浅井会長ですが､実は｢御本尊は会員を煽動するための道具｣としか見ていないのです｡なぜならば､浅井会長の行動には決定的な弱点があるからです｡　かつて昭和52年路線といわれる創価学会の教義逸脱問題のおり､創価学会は紙幅で授与された御本尊を勝手に板に模刻しており､日達上人が大変お怒りになり､池田大作が創価学会会長を辞任するという問題が生じました｡勝手に御本尊を板に直すなどというのはとんでもない所行であります｡しかるに浅井会長は､怨敵創価学会の決定的弱点ともいえるこの御本尊模刻問題について､ただの一言も発言していないのではないでしょうか？百歩譲って顕正会が正しかったとしても､これら一連の行動は謗法与同です｡しかし､謗法与同どころではありません｡大謗法です｡全く同じことを自ら行っているからこそ､一切発言できなかったのではないでしょうか？　浅井会長よ､本尊偽造を平気で行い､右も左もわからぬ青少年をだまし､自分の妄想に付き合わせることを即刻停止してください！本尊偽造の大謗法を行った浅井昭衞の行く先はおそらく無間地獄でしょう｡心ある顕正会員の皆さん､一刻も早く浅井顕正会から脱会しましょう！

2008年07月06日

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『顕正会員は宗門へ帰伏するべし』－２

今回掲載の分は､浅井会長が唯授一人の血脈を否定したことについての部分です｡　／／／／／／／／／／／　【１．浅井会長の唯授一人の血脈否定について】浅井会長は現在、唯授一人の血脈について折伏理論書で次のように述べています。「ただし、たとえ御相承授受の儀が一時的に欠けたとしても、日蓮大聖人・日興上人・日目上人以来の血脈は絶対に断絶することはない。（中略）ゆえにもし御遺命を堅持して大聖人の御心に叶う貫首上人が出現されれば、たちまちに血脈は蘇る。」（『日蓮大聖人の仏法改訂版』266～267ページ）　しかし、そもそも顕正会では正信会や学会のような血脈否定はしていなかった事は、平成10年以前の入信である会員は皆よく覚えていることでしょう。すなわち、血脈を否定する謗法発言は、平成11年4月12日の「本部指導会」において言い出されたことであり、浅井会長はそれまでは一貫して血脈は否定していませんでした。むしろ正信会等をたしなめる指導をしていたことは古い顕正会員だったら知っているでしょう。　平成11年以後に入信した顕正会員はおそらくそれ以前の指導は知らないでしょうから、ここに紹介いたします。ここに紹介する文面は全て浅井会長の過去の書籍からの引用です。これが現在、血脈断絶との大それたことを申している人間の同じ口から出た言葉であることをしっかりと見て下さい。その上で、これらの自語相違をして何の説明も無く、また弁解も無く、平然としている浅井会長はいかなる人間なのかを判断してください。また、これらを知っているはずなのに、何の批判もしない顕正会幹部に大いなる疑問をもっていただきたいものです。　「日蓮正宗が正しい理由は三つある。一には戒壇の大御本尊がましますこと、二には血脈相承、三には国立戒壇の御遺命を使命としていること、である。」（『日蓮大聖人の仏法初版』156ページ）「ここで、正信会が問題にした阿部管長の相承疑義について触れておく。（中略）非常事態が万一あったとしても、血脈が断絶するようなことは断じてあり得ない。御本仏の下種仏法は金剛不壊である。法体たる戒壇の大御本尊は厳然としてましまし、金口の相承（御大事）また厳然である。（中略）ただし重ねていう。六十六・六十七代のいかんに関わらず、御本仏の三大秘法は金剛不壊であり、金口の相承・血脈はまた不断である。」（『学会・宗門抗争の根本原因』225～226ページ）「阿部管長憎しのあまり、そして池田大作を偉く見せるために、ついに下種仏法の命脈たる金口の相承までも学会は完全否定してしまったのであります。（中略）これを仏法破壊といわずして、何を仏法破壊というのか。これを大謗法といわずして、何がいったい大謗法でありましょうか。」（『顕正新聞平成4年6月5日号』）　若い顕正会員諸君！よく見てください！これらは浅井会長が平成11年4月12日以前に主張していた血脈観なのです。しかし、この日を境に全くの正反対の言動をするようになりました。しかし、浅井会長の口からは一言も、以前の自分の発言と現在の発言の相違に対する説明も弁解も何もありません。そして、愚かな幹部連中は頭では疑問を抱いていても、この矛盾点を上に問いただす者は皆無なのです。浅井会長も重罪ですが、何も物申さない大幹部も同罪です。この発言以後の入信者は何の抵抗もなく、血脈否定をし、御隠尊猊下を誹謗いたしますが（私もその一人でした）、この以前の浅井発言を突きつけられれば、何の言い訳も出来なくなるのです。この矛盾点をハッキリとしてからでなければ、現在の顕正会の血脈否定は何の意味も無くなるはずです。　では、なぜ顕正会は当初において血脈を否定しなかったか？ということです。その理由は、（１）将来においては宗門に復帰するつもりでいたこと。（２）正本堂が存在していたこと。であります。　（１）将来においては宗門に復帰するつもりでいたことについてこれは説明の必要は無いことでしょう。すなわち、（ア）正本堂イコール御遺命の戒壇という考えが宗門の中から一掃され、かつ（イ）正本堂から戒壇の大御本尊様を御遷座し、なおかつ（ウ）顕正会の主張する国立戒壇の意義が宗門内に蘇ったときをもって顕正会は宗門に戻るということです。その暁には勿論、正宗信徒として再び活動するわけですから、信仰の根本である血脈は否定しなかったということであります。しかしながら、ここにも浅井会長の大きな大きな顕正会員に対する誑惑（おうわく）が存在するのです。　まず、（ア）に関してですが、これは日達上人の御説法の中にも「正本堂イコール御遺命の戒壇という考え」というものは存在致しません。要は初めから御宗門において正本堂は御遺命の戒壇とは見なしていなかったのです。　次に（イ）に関しては既に平成3年より日顕上人は正本堂に関するあらゆるご説明をあそばされました。すなわち、どのような経緯で正本堂が建てられたのか、本来の御遺命の戒壇とはどうあるべきものなのか、それこそ懇切丁寧に学会や妙信講（顕正会）との関係も含めて御指南され、正本堂に対する学会員の執着を断ち切る意味もあり、御遷座および解体が行われたのです。何も顕正会の主張を認めたものではありません。（はっきり言って顕正会なぞ眼中に無い！というのが本音でしょう。）　（ウ）に関しては、未来永劫可能性はゼロでしょう。顕正会の言う国立戒壇と御歴代の御法主上人猊下の申された国立戒壇とは名前は同じでも意味は少し異なるのです。これは御歴代の御法主上人猊下の御指南を徹底的に拝していけば本来の御遺命の戒壇の意義は自然と理解出来うるものであります。しかしながら、顕正会員は御金言を読むことはあっても、自分勝手に読んで勝手に解釈をし、御歴代の御指南を拝しようとしないから、理解不能なのです。ですから、平成17年の『最後に申すべき事』でも「法主本仏論」だとか馬鹿なことを言っているのです。　（２）正本堂が存在していたことについて実はこれこそが正論を吐いていた正真正銘の理由以外の何物でもないでしょう。それではなぜ正本堂が存在している限りは血脈否定には及ばなかったのでしょうか？これは正本堂解体以前の顕正会員でしたら、誰しも理解可能でありますが、正本堂こそ御遺命破壊の象徴であり、そこに戒壇の大御本尊様が押しこめられているというだけで、これ以上の不敬は無い！と、このような考えを顕正会員全員は刷り込まれていたのです。日達上人も日顕上人も正本堂と御遺命の戒壇とは切り離して御指南されております。ですから、正本堂に戒壇の大御本尊様が御安置されていたとしてそれは御宝蔵や奉安殿の延長であったのです。　また、正本堂とは学会にとっても執着の対象であった訳ですが、顕正会員にとっても執着の対象だったわけです。日顕上人の正本堂解体のご英断は直接的には学会を考慮してのものだったのでしょうが、同時に顕正会の足下をもぐらつかせたのはまさに不思議の一言に尽きると私は思うものです。そして、顕正会は存在意義を象徴していた正本堂を失い、血脈否定という越えてはならない一線を踏み越えてしまったのです。

2008年07月05日

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『顕正会員は宗門へ帰伏するべし』－１

私が除名処分になった原因の『顕正会員は宗門へ帰伏するべし』についてですが､｢ﾈｯﾄ上で公開してほしい｣との要望を複数の方から頂いたので何回かに分け公開いたします｡　／／／／／／／／／／／　平成20年6月28日　顕正会員各位　日蓮正宗信徒有〇〇〇（元顕正会男子第二部第三隊 T中支隊班長）　『顕正会員は宗門へ帰伏するべし』　【はじめに】私は平成11年8月､T組長の縁で顕正会に入信させていただきました｡入信後は勤行･折伏を実践し平成17年1月には班長職を拝命いたしました｡しかし､昨年19年2月より｢うつ病｣にかかり､8月には病気を理由に退職を余儀なくされました｡その後､自宅療養しながらも勤行･折伏は実践いたしておりました｡しかし､平成19年9月度総幹部会の席で浅井先生は次のように述べられました｡｢日蓮大聖人に背いた細井日達･阿部日顕に御本尊を書写する資格があるのだろうか｡｣（趣意、『顕正新聞平成19年10月5日号』）細井日達上人･阿部日顕上人に対して呼び捨てにし､御本尊を書写する資格があるのかという浅井先生の指導に疑問を感じ顕正会に対して不信が募りました｡　そして､本年1月24日､大変ｼｮｯｷﾝｸﾞな事件が起こりました｡それは私と同じ3隊のS谷Y雄支隊副長（H支隊）が､男子部班長会にﾊﾞｲｸで向かう途中ﾄﾗｯｸにはねられ即死したのでした｡｢仏弟子は横死せず｣と言いますが､なぜあんなに信心強盛だったS谷副長が事故死しなければいけないのか？とますます顕正会に対して疑問を感じました｡　そして､最近知り合った法華講員の縁で富士大石寺に行ったのです｡そこで見聞きしたものは浅井先生よりお聞きした内容とは全く違ったものでした｡もしかして顕正会より宗門のほうが正しいのではないか？と思い､宗門末寺を訪ね御受戒（入信勤行）を受け､晴れて日蓮正宗信徒とならせていただきました｡現在は法華講員として日々､正しい勤行を実践し､｢やっと正しい仏法にめぐりあえた｣との感激をかみしめております｡正しいものは一つしかありません｡顕正会員の皆さんにおかれましては､一刻も早く宗門に帰伏していただきたく､ここに筆を取った次第であります｡

2008年07月04日

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日蓮正宗へ帰伏！

一週間ほど前にﾄﾁﾛ～さんと法論するべく富士大石寺に行きました｡そこで見聞きしたものは浅井会長の言うこととまるで違ったものでした｡私は顕正会と宗門のどちらが正しいかわからなくなり､後日宗門末寺を訪ねました｡ご住職より折伏を受け､ようやく愚かな私にも宗門だけが唯一正しい団体だとわかり御受戒（入信勤行）を受けました｡支隊長などに宗門に帰伏したと言うと､除名になり顕正会員とは全く連絡が取れなくなると思い､しばらくは支隊長にも何も言いませんでした｡（会合などは病気を理由に全て欠席）そして､意を決して『顕正会員は宗門に帰伏するべし』という文書を作り､全国の会館･事務所と住所のわかる自宅拠点に送付しました｡少しでも顕正会員が顕正会の誤りに気付いて欲しいとの想いからとった行動です｡今､信心ある顕正会員は続々と宗門へ帰伏しています｡この流れはこれからも加速していくことでしょう｡私のこの拙いﾌﾞﾛｸﾞをきっかけに顕正会の誤りに気付いて頂ければ幸いに存じますm(__)m

2008年06月30日

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日蓮正宗

日蓮正宗は日蓮大聖人の仏法を700年以上も正しく受け継いできた唯一正しい宗派です｡日蓮大聖人は御入滅に際して､第二祖日興上人に唯授一人の血脈を御相承あそばされました｡その日興上人が建立されたのが総本山･富士大石寺です｡現在､日蓮正宗の信徒数は約40万人です｡日蓮正宗の元信徒団体として､創価学会と顕正会があります｡また､日蓮正宗から別れた日蓮正宗正信会という元日蓮正宗の僧侶ｸﾞﾙｰﾌﾟもあります｡

2008年06月29日

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冨士大石寺顕正会

冨士大石寺顕正会という新興宗教があります｡本部はさいたま市大宮区にあります｡公称会員数は127万人です｡顕正会は昭和32年､妙信講の名前で日蓮正宗の信徒団体として発足しました｡しかし､富士大石寺66世日達上人と意見が合わず､昭和49年に日蓮正宗から破門されました｡その後は独自路線を歩みますが､日蓮正宗への復帰を前提にしているのがこの団体の特徴です｡しかし､浅井会長は最近は日蓮正宗への誹謗を強めています｡また､創価学会とも対立しており､学会の謀略により顕正会員が逮捕されるという事件が後を絶ちません｡

2008年06月27日

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