2013/09/22(日)15:57
昨日の『めちゃいけ』と今見てる『半沢直樹』ダイジェスト
海老蔵が男の色気のある顔になってて、
白塗りの「犬」(新作「花咲かじいさん」の犬)が
おじいさま(見たことないけど)そっくりで、
荒事の迫力も失われてないみたいだし、
何より歌舞伎をなめてるのやめたみたい。
誰だか知らないけど殴ってくれた人ありがとう。
團十郎さんには生きていてほしかったですけど。
お弟子さんもつきっきりで一ヶ月近く大変だろう。
「なにがなにして〜なんとやら」、ほんとにこれで練習するんだ。
途中のチェックで、岡村が萎縮してて、
海老蔵が「自分の色がまったく出てなくてつまらない」と
言い捨てたところがおもしろかった。
伝統文化って大変なんだねぇ。
初日に特別出演だが、愛之助も海老蔵も舞台からはけず、
岡村をつんつんしてからかう。
しばらく固まってたが、さすが本職で、
「おにいさまがた、練習どおりにやってください」と言って、
笑いを取って、「岡村屋っ!」って言ってもらってた。
カーテンコールにも乱入してブレイクダンスを披露し、
すっかり緊張も解けて、舞台に上がる前とは全然違うドヤ顔、
矢部が「大衆演劇の座長でこんな人きっといますよ〜」と。
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今見てる『半沢直樹 ダイジェスト』、
よく言われていることだが、アップを多用して舞台がかった誇張されたセリフ。
舞台畑の石丸幹二とか吉田鋼太郎、それから片岡愛之助など使ってる。
まとめて見てるとこれはカブキですねぇ。
主人公の半沢直樹は歌舞伎で言う「辛抱立役」。
前半、主人公でありながら動きがとれず、受けの演技に終始する。
後半、『伊勢音頭』の福岡貢や『五大力』の源五兵衛だと
大量殺人で観客的にはすっきり発散する。
(私は『寺子屋』の源蔵も辛抱立役だと思ってるので、
必ずしも大暴れは必要条件ではないですが)
ともかく、視聴者は、前半でストレス溜めて、後半で発散。
おまけにシリーズを通すとこれ「敵討ち」の話である。
今晩の最終回楽しみにしてる。
そうそう、今やってたトヨタのCM、
いい人っぽいけど底の知れない笑顔の堺雅人の夫に
不幸な女が似合う満島ひかりの妻、
どうなるのかこちらも楽しみ。