【亜】arisa no nonsense♀

7月7日(金)でﾃﾞｨｰﾗｰﾄﾚｲﾆﾝｸﾞが一通り終了した。
また再来週、他のLEVELのﾄﾚｲﾆﾝｸﾞを受けさせてもらう。

私にﾄﾚｲﾆﾝｸﾞを受けさせてくれたIさんが
冗談にも、
【ｵﾏｴもﾄﾚｲﾆﾝｸﾞで生涯のﾊﾟｰﾄﾅｰでも見つけて来い！】
なんて言うから、一応目を光らせてみた、笑。

でも、今、車に興味津々、前向きな私にとって、
車の事を教えてくれる人にはほぼ無条件でﾄｷﾒｷ♪なのである。

という事で、4日間のまとめ。

自分自身勿論、ﾄﾚｲﾆﾝｸﾞ目的第一でお勉強していても、
色々と考えて感じてしまう私は、
色々な感想がある。

私が見てきたものは、20代前半の男の子が多かったので
【新学期の男子校】といった感じだった。

皆、最初はすっごくおっとなしくって、
で、4日間の間で段々打ち解けてきて、
素が出てきている様子、
それを見ているのも楽しかった。

何が面白かったかって、
私には受講生12人の名簿が渡されていた。

な～んでか知らないけど、彼らの年齢とどこのﾃﾞｨｰﾗｰさんか解るﾘｽﾄだった。

その中で初日から、一人だけど～しても気になる人がいた。

【年齢43歳】


特別聴講生の私は彼らの輪から離れた外側にﾎﾟﾂﾝと席があって、
私の目の前にこの【43歳】の彼が居た。

初日から、毎日彼の事が気になる。
気になる。

でも、聞けない。

何がって？

この彼、とても43歳には見えないのだ。

でも、若い40代男性を何人か知っているから、
この人は、もっとｽｺﾞｲんだな、と思っていた。

もう、気になって気になって、
この人の【若さの秘訣】は何なんだろう、とか

この人は子供の頃から童顔だったのかな、とか

この人は成長がｽｺﾞｸ遅かったのかなぁ、とか、

先生にこのﾘｽﾄの訂正求めないのかなぁ～、って思ってたら、

このﾘｽﾄ、皆持ってないみたいで。

ﾎﾃﾙの責任者に提出する宿泊者ﾘｽﾄ(=受講生ﾘｽﾄ)で。

でも、どうしてもどうしても気になって、
3日目のｸﾞﾙｰﾌﾟ別の実技演習の時にやっと聞いた！

亜：【あの。。。●●さんって、43歳。。。なんですか？】

　　【あの、ﾎﾃﾙのﾘｽﾄにそう書いてあって気になってて。。。】

彼：【俺、23っすよ。。。】

亜：【ぇええええええええ！！！？全然違うじゃん。
　　　そうだよねぇ。やっぱそうだよねぇ。
　　　はぁ～！聞いてよかったぁ。ｽｯｷﾘしたぁ。。。
　　　20歳も違うよ？
　　　ｧｱ。。。この人すごく若く見えるんだなぁ、って
　　　ずっと気になっとった。。。】

と、すっきりしたの巻。
別の男の子が、なんで私がそんなﾘｽﾄを持ってるのか、
好きな子のﾎﾃﾙの部屋に行けるようか、とか
そんなんじゃありませんから～！
部屋番号書いてありませんから～！
しかも、知りませんよ、教材と一緒にもらったんだから～！
皆もらうと思ってたんだから～！
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何かああいう風に知らん子達が一同に集まる機会って、
ほんと色々観察しちゃうんだけど、
皆、ほんと大人しいのよね。

これって、日本の男の子達だから？

一人、初日から私に色々話しかけてくれた男の子が居た。

彼とは同じｸﾞﾙｰﾌﾟで、
最後まで私の色々な質問に答えてくれた。

そういうのって、やっぱりﾎﾟｲﾝﾄ高い。

他にも話しかけてくれた人とか居たけど、
やっぱりこの色々、初心者の私をさりげなく気遣ってくれた彼はﾎﾟｲﾝﾄ高かった。

ｶｯｺｲｲとかそういうのじゃなくて、
やっぱり、そういう中身って、
ああいう状況では際立つなぁ。。。と感じていた。

私は、お馬鹿な質問ばかりしていて、

【いいでしょ、こういうのも新鮮でしょ。何も知らんお客さんの立場に立てるでしょ？】

と、自分でﾌｫﾛｰしていた。笑。

でも、私は、
車の事を教えてもらう代わりに、

英語を教えてあげられた。

彼らの業界はｶﾀｶﾅ語が溢れてる。

私は車の事は解らないけど、
ｶﾀｶﾅ語から推測した英語から、その用語の意味を推測できる。

日本語のｶﾀｶﾅって、英語をかなり歪めてしまってるものがあるから、
そういうｶﾀｶﾅ用語って、ﾜｹわからん、とりあえず言葉覚えとけって感じのものが多いと思う。

私は、【ﾂｰｽﾄﾞﾍﾞﾙﾄ】って言われて、【？】
で、ｴﾝｼﾞﾝの所にある歯車にかけてあるﾍﾞﾙﾄを見ていて、

【！】と閃いて、

ぁぁぁぁぁぁああああ、
これは、

【ﾂｰｽﾄﾞ】って、【ﾄｩ～ｽﾄﾞ】だあ！って思って、
【toothed belt】だ！きっと！っていう推測に至った。

いや、絶対そうだ！と思った。

歯車に引っかかるように、ﾃﾞｺﾎﾞｺ歯のついたﾍﾞﾙﾄで、
絶対、【歯付ﾍﾞﾙﾄ】みたいな意味だ！って思って。

で、この彼に言ってみた。

彼らにとっては、
【ﾂｰｽﾄﾞ】は【ﾂｰｽﾄﾞ】で、
【歯】という意味との関連性なんて全然知らんかったみたいで、
ｳﾝｳﾝと納得して、勉強になると言っていた。

お返し出来た、って感じだった。

こういうｶﾀｶﾅ語がいっぱいある。
翻訳の時も、英語を日本語にしないで、ｶﾀｶﾅだけにする用語が多い。

私はたまたま英語解ってるけど、
このﾂｰｽﾄﾞﾍﾞﾙﾄみたいに、知らんかったらいまいち解らんら？って用語いっぱいあると思う。

だから、そういうのお互い助け合いできる勉強仲間が欲しいな～、って思ってる。

私、言葉の本来の意味や由来教えて、仕事がし易くHELPするから、
私にも車の事教えてね♪って感じ。
出来ればﾄﾞｲﾂ車希望。

で、mixiの承認制の外国車ﾃﾞｨｰﾗｰのｺﾐｭﾆﾃｨにも入会申請して入らせて頂いた。

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そして、最終日金曜日はﾃｽﾄがあった。

もう、私は不合格決定覚悟してた。

だって、全部はわかんないもん。
故障診断機の目次の番号みたいなのとか覚えてないもん。

でも、ﾃﾞｨｰﾗｰの人達は、
今迄不合格で追試になった人は【過去1名だけいました】と先生に言われ、
すんごいﾌﾟﾚｯｼｬ～だったと思う。

不合格になると、
ﾎﾃﾙのお迎えのﾊﾞｽに乗れずに、
あの僻地から自力で帰らないといかん、っていう仕打ち。

私は車だし、いざとなったら、不合格者出たらｶﾜｲｿｳだで送ってってあげよう、と思ってた。

そしたら、一人出ました！不合格者。

私と同じｸﾞﾙｰﾌﾟの男の子。

東北の方から来てる子。

まだ新卒君で、幼児の頃も今もおじさんになってもずっと同じ顔なんだろうなぁ～、という
こけしのような仏のような顔をした真面目そうな21歳の男の子。

多分、ｽｺﾞｸ恥ずかしかったと思う。
一人だけ不合格なんて、相当ｷﾂかったんじゃないかと思う。

だから、私はひたすら
【私、もっとﾀﾞﾒですよーーー！】と必死にｱﾋﾟｰﾙ。

いや、ほんと一人じゃ心細いと思う。
皆ﾎﾃﾙのﾊﾞｽに乗って帰ってくのに、一人だけ残されて、
そこに私も一緒に居るんだけど、
別に聴講生の私は居なくてもﾖｶｯﾀんだけど、
私も一緒に居た。

何かあの自分のﾃｽﾄの出来ないっぷり、
皆には簡単なのに、自分できませんって感じ、
高校生の頃、10点とか取ってた劣等時代を思い出した。

そんな私とこの不合格の男の子だけ残って、
ﾀﾞﾝﾃﾞｨなO先生に補習を受ける様子は、

何か、過疎化の山村の学校、
全校生徒2人、みたいな感じで、
ほのぼのしていた。

それも勿論私は黙ってられずに伝えちゃったんだけど、笑。

でも、この不合格になった彼はﾗｯｷｰだと思うよ。

O先生の個人ﾚｯｽﾝよ？
ｱｼｽﾀﾝﾄ【亜】付。笑。

そして、私はｻｰﾋﾞｽ精神旺盛で、この東北の男の子を豊橋駅まで送って行った。

助手席に殆ど人が乗らない私の車、
何かこう、お役に立ちたい気持ちがすごくあってさ。

だって東北から一人で来て、あんな港の僻地の、
一本だけあるﾊﾞｽｻｰﾋﾞｽのﾊﾞｽ停は遠く遠くで、
しかも何時に来るん？ってわからん感じなのにさ、
自分だったら絶対嫌だもん。

TAXI呼べって、TAXI代も馬鹿にならん距離だよ？
で、まだ21歳とかなのにさ。
ﾌﾂ～にｶﾜｲｿｳだから、ほっとけませんでした。

ﾄﾚｲﾅ～のO先生にも、同時に私の車がわかられてしまった。
彼は、いつも【これは誰のPeugeotなんだろう】と思っていたらしい。
そして、私のｱｰﾄを褒めてくれた。

O先生素敵よねぇ。
中年男性の渋さだよ、素敵です。

車の事詳しい男性は魅力的よね。

あぁ、車の博物館行きたい。

昔UKで付き合ってた男の車がよーく故障して、
やつは一人で良く直してたなぁ。

車の下側にもぐったりして。

車の事色々するのって、男らしい。

でも、私も解るようになりたい。
私も、やってみたい。

そんなﾌﾟﾛみたいにならなくていいから、
ある程度わかる女になりたい。

ちゃんと車の仕組みをわかりたい！

ちゅうか、ほんと近々ﾄﾖﾀの博物館でもいこかなぁ。

Iさんの期待にも応えたいし、
何よりも私自身がすごく車に純粋に興味を抱いている今。
また新しい知識を増やしたい。

久々に、【勉強】って感じ。
ｳﾝ、解りたい。

車を解りたい！
だから、いつでも協力者募集中。